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道具のおはなし(タックルハウス オルガリップレス50)

こんにちはちゅにてぃーです!


久しぶりに「道具のおはなし」したいと思います!


今回おはなしするのはこちら!










タックルハウス オルガリップレス50


私も三浦エリアでは愛用しているルアーの1つです!
今回はこのオルガリップレス50について語りたいと思います!


スペック

長さ 50mm
重さ 3.3g
フック #14
リング #1

となります!


タックルハウスさんのHPの説明によると…

重心移動を採用していてめっちゃ飛ぶ!
スローフローティングだから表層ゆっくり引ける!
ただ巻きで表層をローリングするからそこら辺のフィッシュイーターほとんど釣れてくる!
特にメバルにはめっちゃオススメ!

超絶ざっくり要約するとこんな感じです笑笑



では実際どうなの?って事ですね!





キャストに関して!


大きめのウェイトボールが1つだけ入っている落ち込み式の重心移動が採用されています!


おそらく私が知る限りの5センチ3gちょっとのミノーではトップクラスのキャスタビリティーです!


ロッドとの相性を選定する必要もありません、メバル用のロッドと適正な太さのラインであれば問題無くぶっ飛びます!


そして特筆すべきは飛行姿勢の良さ!


横風、向かい風問わず姿勢が全く崩れることなくキレイに真っ直ぐ飛んで行ってくれます!


べた凪のメバル日和、磯場の波風などいろいろなシチュエーションがありますが、メバリングが普通に出来る環境であればどんな状況でもストレス無く狙い通りのキャストが出来ます!


もちろん5センチ5gクラスのメバル用ぶっ飛びシンペン並みに飛ぶとかはありませんが、このサイズのミノーでよくぞここまで磨き抜いたなと思います!


キャストに関しては全く不満を持つ事は無いでしょう!




レンジに関して!


公式では潜行レンジ20cmとなっております!


実際はロッドポジション等でもう少し入っているような感じもします!
水面下20cm〜30cm程だと思います!


シーバスルアーでよくあるリップレスのシャローランナー(コモモとかTKLMみたいなやつ!)のレンジ感をイメージして頂ければそれで合っていると思います!


水面下1枚噛んでキープしてくれる感じですね!





アクションに関して!


見かけがかなりずんぐりむっくりしているのでブリブリとウォブリングが強めなイメージがありますが、予想に反してローリング主体の泳ぎとなります!


ウォブリングもしっかりと入りますがウォブリングとワイドローリングの周期をしっかりと同調させているのでブリブリと力強く泳ぐ感じではなく、ヌメッとしたスネーキングロールな感じの泳ぎとなります!


ボリュームのあるボディーで存在感はしっかりとありますが、アクションそのものは食わせよりなアクションとなってますね!


デッドスローではたまに水を噛み損ねてバランスを崩しながらヨタヨタとローリングで泳ぎ、スローからミディアムスローへとリトリーブスピードを上げるに連れてしっかりと水を噛みながらヌメッとしたスネーキングロールになるというイメージです!


リトリーブスピードを上げるに連れてアクションの振り幅が大きくなる訳ではなく、ピッチが早くなるだけなので釣れるリトリーブスピードが非常に広いのも大きな特徴です!





その他の特徴!


オルガリップレス50はボリュームのあるボディーと立派な傾斜リップがついているので、しっかりとした引き抵抗があり流速感度が非常に良いです!


しっかりと流れているのを感じることが出来るので、メバル用プラグにありがちなノー感じで釣れる気がしない感が無く、メバルのいるピンスポットを探してしっかりと投げ切る事が出来るのはいい事ですね!


シーバスミノーでは今の時代当たり前な性能ですが、タイトなアクションが求められる巻き物系メバルプラグにおいてはここまでの流速感度は特筆すべき点ですね!



ちゅにてぃー的チューニング!


純正状態でも非常に良く釣れるオルガリップレス50ですが私は少しだけいじくって使っております!
このオルガリップレス50に限らず、タックルハウスさんのルアーはフックやウェイトの自由度が非常に高く、アングラー自身が使うフィールドに合わせて微調整出来るのが面白いですよね!
このチューニングに関しても「三浦エリアの磯」に合わせたチューニングですのでご参考にしてみてください!


まずはフック!
純正ではリングが#1フックが#14となっておりますが私はリングを#0フックを#12に変更して使っております!








理由は単純で三浦の磯はデカメバルを始め、マルスズキ、ヒラスズキなどのライトソルトタックルではエクストリーム過ぎる相手が多いので出来るだけ大きなフックを乗せたいという事だけです!

上記のセッティングであればエビ絡み等は無くアクションもほとんど変わらないのでフックチューンとしては上記セッティングがおススメ!


もう一つはウェイトチューニング!


重心移動のウェイトが落ちてくるところ(フロントフックアイのすぐ後ろ)にウェイトを貼ってます!








元々の重心位置のすぐ下に貼ることでアクションのバランスはほとんど変えずに浮力だけを殺しています!


重さは約0.1g程!
これくらいの重さのウェイトを貼ることで海水だと超ギリギリのフローティングになります!(汽水や淡水だとシンキングになることがあります)


このウェイトチューンによって限界まで浮力を殺しきり、かつ少しだけ低重心化させることが出来ます!


レンジに関しては、水馴染みが非常に良くなり、潜行角度がより急角度になります!


潜行レンジも純正状態が水面下20cm〜30cm程なのに対して水面下40〜50cm程潜るようになります!


正確には50cmくらいまで潜らせられるという表現が正しく、ロッドポジション次第では20cmくらいをレンジキープさせながら引く事も出来ます!


三浦の磯ではこのマックス40cm〜50cmというレンジがドンピシャでこれ以上潜ると引っかかってしまう場所が多くなり、使い所を選ぶようになってしまいます!


アクションに関しては純正状態に比べて水馴染みが良くなっているのでリトリーブスピードに対するレスポンスが非常に良くなります!


デッドスローからあのスネーキングロールをしてくれるようになり、低重心化してる事によりファストリトリーブでもしっかりとスネーキングロールをキープし続けるようになります!


つまりはゆっくり巻いても、早く巻いても、磯の不安定な波風で水噛みがブレブレでもしっかりと釣れるアクションをキープしてくれるようになりますよ!


私は三浦エリアですがシャローの磯であれば非常に使いやすくなるチューニングですのでお試しあれ!





まとめると!


メバル用ミノーとしては「最強」クラスと言っても過言ではないと思います!

抜群のキャスタビリティ、浅すぎず深すぎない絶妙なレンジ設定、ただ巻きで釣れるアクション、フックやウェイトの自由度が高く自身のフィールドに合わせての微調整が出来る、メバル用ミノーにおいての理想的な特性を全て兼ね備えているのがオルガリップレス50です!


特別な爆発力も無いですし、革新的な何かがあるルアーでもありません!


超「普通」なシャローランナーですがシンプルが故に、全国どんなフィールドでも活躍してくれると思います!


メバル用ミノーとしての「完成形」の1つだと思います!


釣具屋さんや通販で見かけたら是非ともチェックしてみてください!

ではまた!



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