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「ゴミ問題」「マナー・モラル」どうにかできないか。

  • ジャンル:日記/一般
幼い頃。

親父やおじいちゃんに休みの日は釣りに釣れていかれて…
(当時はそこまで好きじゃなかった。幼稚園時代…笑)

でも生き物と触れ合うのが好きで確か小学校1年位の時だろうか。

地元宮城のとある漁港で釣れた小さいハゼを、ブラクリに掛けて足元に落とした。

「魚が魚を食べるわけが無い」そんな純粋な思いでしたが親父はいいから。と言って仕掛けを下ろした。

待てど待てども竿は曲がらない。

そんなこと思ってると手に持ってた竿が引きづられそうな位引き込まれた。

四苦八苦しながらも横で黙って見てる親父。

隣のオジサンがタモ入れしてくれて、釣れたのは50cm近いアイナメだった。

その時の感動は24歳の今でも覚えている。

それからというもの休みの日は釣りに行き、静岡の実家に帰った時も釣りしかしなかった。

大きい魚が釣れなくてもサビキ釣りで鯉のぼりのように、アジやイワシやサバが釣れる。

釣るだけじゃない。それから家に持って帰って捌いて食べる。(当時は捌いてもらってた)

釣れた時の嬉しさ。
釣れなかった時の悔しさ。
命を頂くことのありがたみ。

生きてく上で大切なことを教えてくれた。

そんな過去があって今の自分がいる。


話は変わって……



釣り人のトラブル多いですね。

フィーモやTwitter、Instagram、YouTube等で色々な人が情報発信するようになった中で、ここ数年より一層見たくない釣り場の惨状を知ることが多くなりました。

それは拡散される場が多くなったから多く見かけるようになった。

それはその通りだと思います。

実際は昔から起きていた事であって大きな問題です。



数年前から猛威を振るってる「新型コロナウイルス」の影響で、他人と密になりにくく外で楽しめるアウトドアに非常に注目が集まりました。

釣りは勿論。キャンプやサイクリング、ツーリングなど。

コロナ前から釣りしてた身からするとかなり増えた気がするし、実際に増えたと口にする人は多い。

釣りブーム+身近で大きな魚が釣れる「シーバスゲーム」

かなり過熱しています。

長年業界にいる人からはバス釣りと同じ道を歩んでいく。

など色々と言われています。

正直な話をするとコロナの行動制限が緩和されてから釣り人は減ったように感じます。
(バチ抜けやコノシロパターンといった祭りを除く)

単にコロナで初めた人が元々楽しんでた遊びに移ったのか。

釣りが飽きたのか。

真相は定かでは無いですけど…
まぁバチ抜けやコノシロパターンは相変わらず人気で、ポイントは満員御礼!それに乗じてトラブルも聞きます。

それはさておき実際に今までま釣り出来たポイントが、釣り人の起こしたトラブルで禁止になってる事実は間違い無いです。

このままでは今まで楽しめた釣り場がどんどん無くなっていきます。


けどそんな未来を自分は受け入れたくないです。

自分はシーバスゲームが大好きだからです。

身近であれほどまでにエキサイティングで身体が熱を帯びる様な体験は中々ありません。

季節によって移り変わるベイトパターンに合わせたゲーム性の高い釣り。最高です。

シーバスが1番好きですが、メバルやフラット、ロックフィッシュ、クロダイゲーム、ルアーに限らず餌釣り好きです。

結局何が言いたいかって…

釣りが大好きという事。


最近の釣り人の起こすトラブルを目にする機会が多くなり、これから先の海釣りの未来は明るくないなぁと思います。



◆様々な問題◆

よく目にする問題と言えば…

・ゴミのポイ捨て
・路駐
・漁師さんとのトラブル
・歩行者や一般のとのトラブル
・騒音問題
・橋上からの釣り
・釣った魚をそのまま放置
・水難事故

こんな所でしょうか。実際もっとあると思いますが…

正直見る度にうんざりします。

釣り人として…というより人としてどうかと思う事ばかり。

自分で自分の首を絞めてる事に気付かないのでしょうか。
気付かないからやるんだと思います。

善と悪の判断すらハッキリできてないような。

そういう事する人の思考はよく分かんないのでここら辺にしときます。


◆ゴミ問題◆

これに関しては1つだけ。

自分のゴミは自分で持ち帰ろう。

これに尽きる。

別に誰かのゴミを変わりに拾えとまでは言わない。

でも一人一人が自分のゴミだけ持ち帰れば、誰かのゴミを見て不快になることは無い。

と言うのは理想。

現実問題それすらできない人がいる。

実際に釣り人が主体となって定期的にゴミ拾いをする活動をよく見る。

土日の休日に有志たちが集まって沢山のゴミを拾う。

東京湾奥で「Sustainable Tokyo Bay」という団体があり、旧江戸川などで定期的に週末に清掃活動を行っています。

何回か開催していますが、土日祝の赤日がメインで仕事がある私は中々参加出来ずにいます。

仕事が休めれば参加できるのですが…

そこでも有志のアングラー同士の交流があったり。

平日休みの私は公に行っている活動に中々参加できませんが、個人でも駐車場に落ちてるゴミ等拾うようにしてます。

また漁港内でのゴミ問題もよく聞く話です。

コマセの不始末。仕掛けのポイ捨て。

漁港は漁師さんの職場です。
釣りをする為の場所じゃありません。

これから暖かくなるレジャーシーズン。

家族連れ等多くなる時期です。

気付いたら拾いましょう。海の神様は見てます。大物ときっと出会えますよ!

そんな妄想をしてる自分もいます。笑



◆路駐◆

これに関しては難しさを感じます。

現在住んでる東京湾奥では警察官の見回りがかなり多く、釣りとか関係無しにちょっと止めただけで駐禁切られたりしますね。

私は駐禁で罰金払うくらいなら数百円払ってコインパーキングに止めます。

まして釣りなんて数時間ですから、そんな時間止めてたらクソほど迷惑ですよね。

東京湾奥はかなり駐車場が整備されてるので止める事に苦労はあまりないと思います。しかも都心より川沿いはかなり良心的価格!

ちゃんと決められた駐車スペースに止めましょう。


ここで…

路駐に関して東京湾奥目線での話をしてましたが地方だとどうでしょう。

地元宮城は海沿いにレジャーで来る人用の無料駐車場があったりしますが、数箇所しかないのが現実です。

実際問題ですが湾奥みたいにコインパーキングなんてありませんし、駐禁を切られる事は少ないです。

そもそもポイント付近なんて住宅すらないことがほとんどです。

明確なルールこそありませんが迷惑にならないように止めるのが鉄則です。

地方あるあるだと思いますが、民家がない川沿いの1本道の路肩なんかかなりのスペースがあります。

邪魔にならなければと思いますが、誰かが使うためのスペースかもしれません。

ここら辺が難しいんですよね。



◆漁師さんとのトラブル◆

先程話した通りで漁港は漁師さんの仕事場です。

皆さんの職場や自宅をイメージして、勝手に入ってくる人なんて居たら速攻で警察呼びますよね?

そういう事です。

でも釣りしてても黙認してくれている漁港もあります。

マナーの悪い釣り人のせいで漁師さんお怒りのSNS投稿も見ます。
そういうことは絶対しないようにしましょう。

・ゴミを捨てない。
・堤防を綺麗に。
・船が入ってきたら仕掛けを回収する。
・船が近付いてきたらすぐ片付ける。
・駐車場所を漁師さんに聞く。


最大限の配慮をしましょう。

特にゴミは絶対持ち帰りましょう。
ゴミ問題でも話しましたが……

捨てハリが係留ロープに刺さって漁師さんが怪我する。など良く聞く話です。

これは実体験ですが……

地元宮城県北のとある漁港でライトゲームしてた時。後ろからミャーミャーと猫の鳴き声が。

足元に擦り寄ってきたので撫でようとすると口周りの毛が禿げていました。
よく見ると禿げている部分に釣りハリが…

悲しくなりました。

それと似た事ですが…
今は居ませんが前まで飼ってた愛犬を漁港で釣りの合間に散歩させてたら、散歩大好きな愛犬が座り込んで急に歩かなくなりました。

足の裏を見ると肉球に釣りハリが刺さってました。

歩くコースを考えなかった私も悪いですが、そもそも釣り人が捨ててなかったら……

大人でも子供でも歩く目線から細くて小さい釣りハリは見えません。
釣り人として絶対にゴミは捨てないと誓った瞬間でした。

ゴミを捨てるなという所にも繋がりますが…



◆一般の方とのトラブル◆

水辺は釣り人だけのものじゃありません。

みんなのものです。

これは大前提として、特に東京湾奥は釣り人と一般の方との距離がものすごく近いです。

川沿いをランニングする人。サイクリングする人。散歩する人。沢山居ます。

キャストする際は十分に後方確認と周囲の確認をしましょう。

自分のホームエリアのひとつは一般の方達の往来があるような場所です。

一投一投しっかり確認してからキャストしてます。



またシーバスゲームに関して河川の明暗は超1級ポイントです。

しかし橋上にキャストしてしまう人も居ます。

初心者でも上級者でも釣りたいという気持ちはみんな同じです!

キャストがままならないレベルなら橋脚明暗を狙うのではなく、かなり上流側を狙いましょう。

明暗の釣りはドリフトメインなところもあるので、橋から離したところに投げてルアーを流して明暗付近のところにルアーを運びましょう。

それで十分釣れます。

プロの解説動画みたいに明暗キワキワに投げなくても釣れます。

あれはプロだからできるんです。

私もそこそこ釣りしてますが強い風が吹いてルアーの軌道が読めない時は、明暗ではなく橋脚から距離を取ったところを狙って投げてます。

念には念を。

です。

橋上では歩行者または自動車などが行き交っています。ルアーは凶器です。そこそこの重量とスピードで飛んでいき、前後にトレブルフックが付いている。

目に刺さったらどうなるか容易に想像出来ると思います。

また可能性としては限りなく低いですが車に当ててしまう可能性だってあります。

驚いた運転手がハンドル操作を謝って重大事故に繋がったり…
可能性は0じゃありません。

十分に注意して釣りしましょう。



◆騒音問題◆

騒音と言っても車やバイクの空ぶかしもそうですが、笑い声や話し声です。

意外と気になりますよ。

賃貸とかに住んだ人は分かるかもですが、隣や上下階の音や声が聞こえると結構気になりますよね。

迷惑にならないようにしましょう。

通報されて竿を持ってたら釣り人みんなそういう目で見られてしまいます。



◆橋上からの釣り◆

これはマナーやモラルというより法律で禁止されています。

絶対にやめましょう。

湾奥河川の旧江戸川や荒川でたまに見かけますが、船が航行しています。

事故に繋がるので絶対やめましょう。

地元宮城の万石浦でもよく見ます。

ていうか魚かけたらどうやって取るんですか??
何も考えてないですよね。



◆釣った魚をそのまま放置◆

よく死んでしまった魚が岸に打ちがってることありますよね。その匂いほんとに臭くて不快です。

魚自体環境や寿命等で死んでしまいます。
それが岸に打ち上がって朽ちる。それは大昔から繰り返されてきた自然の摂理です。

それを意図して人間がやる意味が分かりません。

よく見るのが毒魚の放置。

フグやゴンズイ等の釣り人から嫌われている魚。でも彼らだって生きてる訳です。自然界を生き残るために身につけた能力なんです。

釣れてしまって憎くてもちゃんと逃がしましょう。

腐敗臭は耐え難い匂いです。

何も無くして堤防にフグやゴンズイが打ち上がる事はありません。釣り人が釣り上げたからです。
釣りしない人から見ても釣り人が放置してるんだ。そう思います。



◆水難事故◆

釣り人に限らずですがレジャーシーズンになると毎年水難事故が発生します。

ニュースでも度々見ますがニュースで見るのはほんのひと握りだと思います。

釣り人の水難事故でその堤防や海域が立ち入り禁止になる事も。

自分の命を守る。
釣り場を守る。

そのために…

救命胴衣を必ず正しく着用しましょう。

値段的に高いかもしれません。

しかしお金をケチらずに救命胴衣を買うだけで命を守る事ができます。必ず生きれる訳では無いですが、着用の有無で生存率は大幅に変わります。

命無くして釣りは楽しめません。

死んでからじゃ遅いですよ。



◆結論◆

ここまで書いてきた事色々あると思います。

僕個人の考えからするとこれを読んでくれた人のほとんどが、「当たり前だろ!何を今更」と思うと思います。

ぶっちゃけそう思われると思ってこの記事を書いています。



何故なら…


こうしてSNSやfimoブログを読んでる人は、釣りたい。上手くなりたいという向上心から日々の釣り業界の動向や、問題を把握してると思ってる

からです。

中にはそれでもこのくらい捨てていいだろう。ちょっとだったら車停めちゃっていいだろう。そう思ってる人もいるかもしれませんが、こうやって日々SNSやブログを読んで情報を集めたり、発信してる人はこの問題を理解してると思ってます。

ルールやマナーを守らない人が多い。

釣り禁止場所がまた増えた。

そのようなのを目にする度に気をつけよう。となるはずです。

そうやって日頃から情報収集してて、問題やトラブルが目に入っても何も思わない人は論外です。



この釣り人が起こす数多くの問題を解決する方法はなんでしょうか。



SNSやブログで注意を呼びかける事でしょうか?



これも正解だと思いますが根本的な解決にならない気がします。

何故なら年に数回しか釣りをしない人や、SNSやブログを読んでまで情報を集めずにポイントに行き楽しむ釣り人、最新の釣り事情に疎い年寄りの人等、釣れるポイントをネットで検索して釣りに行く人。

全員が全員マナーやルールを守ってない訳じゃないです。

実際に自分に釣りの楽しさを教えてくれた親父とじいちゃんは「最新の釣り事情に疎い年寄りの人等、釣れるポイントをネットで検索して釣りに行く人。」

に当てはまりますが、自分の飲み食いしたゴミや仕掛けや餌はしっかり持ち帰るし、来た時よりも綺麗にしなきゃダメだよ。と幼い頃から教えられました。

全国の釣り人口を見たらSNSアカウントを持ってる釣り人なんて半数も居ないと思います。

ましてブログを読み漁って勉強する人も半数いるか怪しく、全員に伝わる可能性は高くないと思います。


何故この記事を書いたか。

こうやって僕自身もこれから先ずっと大好きな釣りができるか、危機感を覚えてる訳で読んでる人もそう思ってると思います。

動画で伝えたりこうやってブログやSNSで発信しても絶対に伝わらない人達もいます。

なら危機感を覚えている私達が釣り業界の未来を背負ってるのではないでしょうか。

自分一人の力じゃ何も変わらない。

そうかもしれないけどやらなきゃ何も変わらないと思う。模範的な行動をしていかないと釣り業界の未来は明るくないと思う。

これだけ偉そうな感じで書いてる僕自身も未熟で無知な点はいっぱいあると思う。まだまだ勉強中です。



昨年秋に息子が産まれてまだ0歳児。

父となった今は幼き頃の師である「親父とじいちゃん」そんな人間像でありたい。

息子に押し付ける訳では無いが自然と戯れる最高の遊びを伝えたい。
息子が釣りにハマったとしてもこのままの流れだと釣りすらできなくなってるかもしれない。

そんな未来に自分はしたくない。

できる限りの事をして後世に釣りという最高の遊びを残したい。

そんな想いでこのブログを書きました。

これを読んでくれた皆さんも後世に釣りという最高の趣味を残しませんか??












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