中村くん1号、3号(3Dプリンターミノー12cm)

  • ジャンル:釣り具インプレ
お気に入りの自作ミノーができたのでご紹介smnsh2ckvs4tynpc2akt_480_480-0c7061ae.jpg

最初に作った113mmのリップレスミノー。
よく使う120mmのサスケ裂波、コモモ、100mmのエリア10、最近売れてるブローウィン140S。このあたりを参考にしつつ性能の被らないミノーを目指してみる。

サスケ裂波 → 理想よりアクションが大きい
コモモ → ローリングを押さえたい
エリア10 →もう少し動いてほしい。
ブローウィン140S → 鶴見川で使うには少し大きい。動き、センターバランス、飛距離は理想的

5mmのスチールボールを3個入れて、4番フックを付けても沈まず、浮いてくれました。7.5cmミノーは5mm玉2個で沈んでしまったのでフックを2本で作ったのですが杞憂でした。
むしろ浮力があり過ぎで、もう少し沈んでいてほしい。
最初は5番フックで試してたけど、4番に変更した程。ただ、4番にすると立ち上がりの動きが若干トロいので対策を考える。
動きはウォブリング強めのウォブンロール。動きすぎないのがいい。かなりいい感じだけど、S字要素がほしいところ。ダブルアクションを出すのってむずかしい。
姿勢は若干前沈み、引き初めにスチールボールが前に戻りやすくするためのバランス。水平でもいけるかな?

といったことを踏まえて、中村くん3号
e6j6tm2e2m7in4ogyvzb_480_480-ad877f83.jpg   
※テスト中に破損しました(´・ω・`)
全長はほぼ120mm。リップを大きくしつつ凹みを付けました。立ち上がりを良くするための処理。3フックに変更。
1号でも飛距離は満足の出来だったのだけど、スチールボールがぎりぎり後ろまでいくように調整。スチールボールの移動をスムーズにするために重心移動室を0.15mm広げる。このあたりは3Dプリンターの精度の問題があって、経験則で調整が必要。光造形の3DプリンターやCNC切削機で作る場合はもっと狭くできるんだと思う。円柱型である必要もなさそう。FDM方式の3Dプリンターで重心移動を作る場合、重心移動室は角柱より円柱のほうがなめらかにできる。
100個近く3Dプリンターでルアーを作ってくると、細かいところがわかってくる。楽しい(*'ω'*)

で、今日実釣してきました。いや、本当は毎日のようにテストしてるんだけど、今日は絶対に釣ってやる!って気になって行ってきました。

3号を投げていたところ、なんとウナギが釣れる。スレ掛かり。ウナギがローリングしてプラグがミシミシ鳴ってる。ヤメテー(`・ω・´)
四苦八苦しながらなんとか針を外しました。見た目は大丈夫そうだったんだけど、数投後に折れました( ˘ω˘ )

で、3号はお亡くなりになったので1号で実釣継続。
釣り始めて6時間。めぼしいアタリもない中、いきなりきました。めちゃくちゃ生きのいいやつが。しかもデカい60オーバー確実。エラ洗いめっちゃする。シーバスってこんなに元気だっけ!?というくらい。鈎が移動するのがわかる。1号は2フックだから心許なさすぎる、とか思ってたら案の定フックアウト。くやしい。自作ルアーで実績が出せなかったのが残念・・・。
3号だったら獲れてたかなぁ。

ここ1か月くらい鶴見川はシーバスが消えてたのだけど、ぽつぽつ釣果報告が出ていて、自分でも掛ける事が出来たのは収穫。夏シーズンに向けてさらに自作ルアーに磨きをかけていこうと思う。

コメントを見る