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▼ 釣りと食の伝承
ルアー釣りのブログには似つかわしくないタイトルですが、今旬の
話題です。
沖磯の釣りはもう暑くて無理なので、今は次男とウナギを狙って
います。
こう書くと、ウナギのニュースの影響かと思うかもしれませんし、
「今獲るの?」と否定する意見も出てくると承知の上ですが、
実は数年前より、聞こえ始めたウナギの稚魚「シラスウナギ」が獲れ
なくなってきていると、地元の人から聞いていたので、以前から考えて
たことなんです。
考えていても今まで行けなかったのは、エサのミミズの確保が出来
なかったためです。
住宅地では大きなミミズが捕れないので、どうしたものかと先延ばしに
なっていました。(本気で行く気になってなかったというのもあるが・・・)
そして、ウナギの話しは今年に入り更に話が進み「絶滅危惧種」の
指定に、捕獲規制の話まで出てきた。
今、商業的な捕獲の規制を掛けなけれまば、間に合わないのかも
しれない。
ただ、その前にやるべきことがあるのではないだろうか!
先ずはウナギが生息出来る環境を取り戻す必要があるのではない
だろうか。
今、ほとんどの河川の護岸はコンクリート面むき出しで、ウナギは
おろかエサの川エビや小魚すら、生息出来ない環境。
川の生態系では、ほぼ頂点に立つうなぎのエサが無い、住み家になる
大きな石や護岸の葦の群生も無いのでは、成魚のウナギが生息出来
るわけがない。
ウナギの生息数を増やすなら、先ずは環境ありきだと考える。
当然、水質の改善も合わせて必要なのは言うまでもないこと。

ウナギだけではない、環境変化に弱いフナやドジョウもしかり。
環境改善の取り組みをスタートしなければ、守れるものも守れないと
思うのだが・・・
少々話が脱線気味になったので、戻します。
今後捕獲規制が掛ってしまえば、子供たちにとって、ウナギは幻に
なってしまう。
今はまだ、家庭内の消費レベルであればウナギが絶滅云々という
ことにはならないだろうから、今のうちに「釣り方」と、「天然のウナギ
の味」を経験をさせておく必要があると思った。
息子達には、私が知っている限り「養殖物」しか食べさせていない。
聞くと、「じいちゃんに店で天然物を食べさせてもらった。」という(笑)
それでもそんなに回数は無いハズ
私が子供のころは、母親が必ず天然物を買ってきていた、というより
田舎には天然物しか売って無かったハズだ。
現在の子供達と比べれば、比較にならないほどの天然物を食べた。
それが何時の頃からか、売っているものの大半が養殖物に代わって
しまい、天然物は手が出にくい金額になっていた。
ウナギの減少は環境悪化の他に、この時代のシラスウナギの乱獲も
徐々には影響はあったのだろう・・・
さて、本気でウナギ捕獲に行く気になり、ミミズを探すと自宅隣の
他人様の畑なのだが作物栽培をやめて、昨年から果樹の苗木を
植えたことで、刈り取った下草の下にミミズが繁殖してるではないか、
釣りのエサ分は確保出来て、ウナギ釣りにチャレンジとなった。
先ずは、日中でも釣りになる「穴釣り」に挑戦。

数週間ほど前には某テレビ番組の影響でやってみることに。
自分の子供の頃には、長さ60~70cm程度の鋼鉄線の先端を釣針状
に曲げた、穴釣り用の道具で釣っていたのだが、現在は何処にも
無い・・・。
今回は某番組をお手本に、竹とフロロラインで製作。

期待して、次男と一緒にうなぎが潜んでいそうな、穴を探ってみたが

居ないのか?、仕掛けが悪いのか?、ダメでしたね!
そうなると確実性の高い、定番の夜釣りでの「ブっ込み釣り」。
雨後の増水時に食いが立つので、先日の台風通過後の週末に予定。
通過後3日目、小さな河川はすっかり濁りも取れていたが、やって
みなければわからないので、暗くなる前に準備完了し、ブッ込釣り
開始。
次男、夜釣りの「ブっ込み釣り」も初体験!
穂先のアタリがわかる、LEDの目印に興味深々で見ている。
暗くなり頻繁に「クンクン」とアタリが出るが、外道のゴリやハゼ。
エサだけ取られたりと・・・
ミミズも20匹ほどしか、捕ってきてなかったので
「エサ取りばかりで、エサ無くなってダメかもしれないな~~?」
そんな話していると。
置き竿が持っていかれるような、ひったくるアタリ!
落水寸前のロッドをなんとかキャッチした次男
次男:なんか重たい!なんか掛ってる!
父:切られる仕掛けじゃないから巻け!巻け!
川面をライトで照らすと、針先でうねっている。
父:やったぞ、ウナギや!抜き上げろ!
次男:なんか腰が引けて、抜き上げ無理や!
初のうなぎのヒットに、びびったのか体がいうことを
利かなかったみたい。
そんな次男に変わり、ウナギを抜き上げる。
思っても見なかった、良型が釣れてしまった。

体長60cmの立派なウナギ
父:これは腹側が黄色みかかってるから、脂が乗ってて旨いぞ!
次男:やった~~!明日食えるの?
父:明日、さばいて焼くか!
その後、20cm級の小さなヤツがかかったのみで、後が続かず・・・
ま、1匹でも天然物やし、店で食えばかなりな金額するだろうから
十分でしょう。

翌日、下手なりになんとかさばいて、かば焼きに。
七輪に炭を熾して、じっくりと焼く。

器によそう。

(器に品がないですね、もう少し品のある器を出してくれば良かった)
でも、味は絶品でした。
次男は母親のウナギも半分もらい、飯を3杯食ってました。
よほど旨かったんだろうね。
とりあえず、ウナギの食文化を教えられたのかな?!
彼のこの先の人生において、役に立つのかわからないが、
一つの経験として、覚えておいてほしいものだ。
土用の「丑の日」が近づいてきてます、もう一度くらいはウナギ釣りに
出かけてみようと思ってます。
- 2014年7月18日
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