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ニュージーランド遠征 ⑦

  • ジャンル:日記/一般



今日も7時起きのはずが、ブライアンの朝は早い。

僕が定刻前に起きた頃には既に準備万端で、早く支度をしろと言わんばかりの目で見ている。

NZの人たちが言う、「何時起き」は「何時出発」なのか!?




慌ただしく支度をし、ブライアンのおじさんであるロジャーの別荘へと車を走らせる。


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10分ほどで到着。
荷物を積み込み、車に船をジョイントさせてビーチへと向かう。

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目指す先は、昨日行ったキングの釣れる根周りからさらに倍ほどの距離を走った、水深50mライン。

ロジャーの船は150馬力のエンジンを載せているため、キングフィッシュ号よりも速い。(キングフィッシュ号は65馬力)

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30分ほどで最初のポイントに到着。

水深は約50mで10m前後の起伏に富んだポイント。
ブライアンとロジャーは餌、僕たちはジギングからスタート。

150g前後のジグで簡単に底がとれる。
さほど潮の流れは速くないようだ。


しばらくジギングを続けるが魚からの反応はない。


そんな僕らを横目に、ブライアンとロジャーは餌でタラキヒを釣りまくっている。

いくら餌釣りとは言え、すごい釣れっぷりだ。
(餌は冷凍イカと魚の切り身を使用)









…タラキヒ爆釣の誘惑に勝てず、自分もジグに餌をつけて投入。笑

ボトム付近でフワフワさせていると、すぐにココンと手応えあり。


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この魚がタラキヒだ。

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さらにもう一匹追加。

タラキヒ釣り楽しいぞ!爆
餌を取られる取られないの駆け引きがたまらん!笑


大事なのは臨機応変で柔軟な思考ということで…御免。









少し満足したところで一休み。

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相変わらずこの二人は釣りまくっている。
釣り始めてから1時間ほどでタラキヒを40匹は釣っただろうか。

ロジャーは寡黙だが、とても優しいジェントルマンだ。





彼らの釣りを見ながらチップスを少し頬張ったところで自分も再戦。

先ほど同様、ジグに餌を付けてボトム付近で誘いをかける。

少しして、餌の様子を確認するため回収しようとした瞬間、それを押さえこむようなバイト。





タラキヒとは違う引きに期待しながらユックリと巻き上げてくると、

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ハプカだ!
ベイビーサイズだが嬉しい本命。

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こいつが大人になると50kgを超えるというから驚きだ。
若干シーバスに似ているが、やっぱりアラ・クエ系といった感じ。

何はともあれ、餌釣り万歳!!



…御免。








Fおじさんも、ジギングで粘った末にブルーコッドをキャッチ。

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皆が魚を釣り上げ、一安心したところで移動。
キングの潜むポイントへ。

船を走らせた先は、水深20m前後の根周り。
大きな岩礁帯が水面から頭を出していて、周囲はサラしている。

その岩礁帯に回遊してくるキングを狙い撃つ。

岩礁帯を中心に船をゆっくりと流すことしばし。
しゃくり上げてきたジグに小型のキングがチェイス。

再度沈めなおし、しゃくってくるとヒット。

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今遠征において、このパターンでのヒットは多かった。



Fおじさんも後に続く。

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釣れる魚は、どれも目標には遠いサイズばかりだ。




その後も釣れるサイズは10キロ未満にとどまり、モンスタークラスの顔を拝むことなくこの日の釣りは終了。





そしてこの日の後半戦は、クレイフィッシュ獲り。

クレイフィッシュとはイセエビのことだ。

浅場へと船を進め、潜るのに最適なエリアを絞り込む。
その途中、岩の上に何か黒い物体を発見。


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タイヤ? 近づいてみると…


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アシカだ!!

初めて見る野生のアシカは、ポカポカ陽気で気持ちよさそうにお昼寝をしていた。

そんな光景に少し感激しながら、クレイフィッシュのポイントへと向かう。




適当なシャローにアンカリングし、ブライアンとロジャーは海へ。

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彼らが潜っている間、僕とFおじさんは船でお留守番。


少し、うとうとしながらデッキでくつろいでいると二人が戻ってきた。

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獲ったクレイフィッシュを船の上で計測。

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ここNZでは、様々な魚介類において定められたレギュレーションがあり、それらを獲る人々もそのルールをほとんどの人が厳格に守っている。

これはNZの海が豊かである理由の一つでもある。


10匹以上獲って、この日のキープは4匹。






別荘に戻ってディナーの準備。

魚は捌いて、クレイフィッシュは豪快にボイルする。

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そうそう、ここNZは完全日没が遅く、21時でもまだ写真のようにうっすらと明るい。
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簡単な手伝いをこなし、KKと遊んでいると、夕食の支度が整ったよう。

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羊、牛、ソーセージのグリル、今日釣った魚の刺身にマリネ、そしてクレイフィッシュのボイル。

クレイフィッシュ、激ウマ。
ブライアンも得意げな顔でこちらを見ている。

なんとも贅沢なディナーであった。





明日はマヒア最終日。

船は出せないが、午前中に少し時間があるようなので単独ショアからのキャスティングに挑むことを決意。

可能性は低いが、挑む価値はある。



明日に期待だ。














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⑧へ続く。

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