【波止の上にも３年】カフェオレとイルカ

先週は雨が続きましたね。

・・ですが、ディープなアングラーには歓迎される要素も多いんじゃないでしょうか。

ただこの時期、一見穏やかに見える海から突如、大波が出現することがよくあります。

特に外洋に面した海。

あの時、もし逆側へ進んでいたら・・

もし移動してなかったら・・

運が悪かったら・・

私も過去に危ない目に合ったことはありますが、

梅雨にそのことを思い出しては、鳥肌もんです（汗）

ご注意くださいね。

さすがに時化のため、乗船はたったの４名。

１番に２人、６番には私を入れ２人上陸。真っ二つに別れた。

爆風に横殴りの雨。時化の洗礼をくらう。

開幕のキワには反応がなく、キャストで外側の様子を見た。

表層にボイル？！・・

しかし反応がなく、不振に思って様子を見ていると、

ピョンと跳ねたのはなんと子供イルカ（汗）

ダメだこりゃ・・と、思わず言葉を洩らす。

お立ち台付近に見切りを付け、岸ジギへ。

キワは一通りなめておきたい。

が、しばらく反応がなく諦めようとしたとき、ツンと出た極小のバイトに合わせるとなんとアジ。

岸ジギのアジ、季節感あります。

子供イルカに追い込まれたアジってところでしょうか。

レンジが浅くなるラインからキャストしていく。

辺り一面、濁りの強い潮に網羅された。

派手なカラーでタイトに誘うと、不意に「スコンッ」。

フォールの間に食い上げた一尾はなかなかのファイター。

60アップ：

別段、時合い・・・でもない。

１時間ほど経過してからランガンで１本拾い。

40アップ：

カフェオレ色と澄み潮の境界線がくっきりでた潮の潜り込みに、そこだけ異様によい反応。

ラスト１時間のチャンスタイムが到来した。

潜り込みの移動に合わせハニースポットも移動。私もそれに追従しながら打っていく。

しかし、なかなか魚がのってこないのと、

ヒットしても大量のゴミがノットにまとわりつき、バラシの山を築く（汗）

それでもなんとか１本取りたいと、

結局、ランガンしながら５番の向こう側まで追従。

上がり１０分前、そろそろ戻らないとやばい。

すると、ラスイチキャストにグルグルドカン。

追い込まれ気味のラストチャンス。

ドラグロックで魚を一気に畳み掛けた。

さすがのバットパワーは折り紙付きのブルーバッカー96MHが、最後の最後に底力を見せてくれた。

60アップ：

あえて選択した６番でしたが、どちらかというとハズレの方（汗）

３本？・・もう少し魚が出てもよいかなという内容でした。

とにかくゴミには苦戦し、

スプリットリングを伸ばされること２回。

ラインブレイクが２回・・

苦行になってしまった。

修行あるのみですわ（汗）

【 TACKLE DATA 】

●キャスト

ロッド：DAIWA morethan BRANZINO AGS 96MH
リール：DAIWA morethan BRANZINO 2508SH-LBD
ライン：DUEL HARDCORE X8 150m １号（20Lbs）
リーダ：VARIVAS SEABASS SHOCK LEADER PREMIUM FLUORO CARBON 6号22LB
ルアー：
　　・JACKALL BIG BACKER107 27g（ライムマジック）
　　・JACKALL BIG BACKER107 27g（チャートゴールド）

●岸ジギ
ロッド：JA-DO RAISON DURANDAL JFC-63ML
リール：SHIMANO ALDEBARAN Mg
ライン：FAMELL FLUORO BLAST 150m 12LB
ルアー：ATOLL 岸ジギ専用ジグ 30g（ブルピン）
フック：
　　・FRONT：　Valleyhill 速掛けM ×1
　　・REAR：　GAMAKATSU チヌ（黒）針 #4（自作アシスト） ×2