黒い歴史のダム

待ちに待った2週間ぶりの釣行。
この日の予定は午後からykaさんとアフリカンクララ。

空いている午前中をどう過ごすかな。

香港の水務局が管理してるダムは禁漁期間が定められており、
4月から9月までは釣りができない。

ならば新しいダムにでも行ってみっか。

てな訳で、事前に下調べをし、
午後のykaさんとの待ち合わせ場所から
それほど遠くないダムを選んでみた。


方向音痴なボクだが、この日はスンナリ麓の村まで辿り着けた。

これから山頂のダムへ向かうぜ。

気軽に選んだって事もあるのだが、
向かってみると、山道は傾斜がキツクてとってもシンドイ。


景色も良く、雰囲気もあるので、まぁ我慢できた。


30分位上り続けて到着。


なかなかの雰囲気だよな。


楽しい罰ゲームが浮かんできそうな斜面にチョッと足が震える。


水はクリアウォーター。

さて、戦闘開始だ!
と、その前にこのダムの黒歴史を話そうか。

時は2001年5月。
何者かによってダムの水門が開かれ、
ダムの水が全て流れ出し、干からび、魚が全滅した。

未だ犯人は捕まってないので、
ハッキリとした理由は判らないそうだが、
おそらく水を抜いて魚を密猟したのだろうとの事。

この事件の影響で麓の村は10日間の
断水をくらったそうだ。


当時の写真がコチラ。

なかなか遠慮ない事しやがるぜ。
雨季に水を抜かれたのが、せめてもの救いか。

なので、戦闘って言っても戦う相手が見えんのよ。
まぁ、生命感がねぇ。

事前のネット調査でも
釣果情報は餌釣りの小魚1匹しか見つからなかったしな。
この状況は当たり前か。

それでも約10年物の主を狙って11時まで粘ったが
当然の如く、当りすらなし。

筋肉痛と空しさとネタを貰った
このダムを後にした。

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