前回の続き
↓海上事故にあった時の話↓
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『今からが死ぬかもしれない。冷たい海を泳ぐかも知れない』




床に飛ばされた時、覚悟した





直ぐさま起き上がり、救命具を確認して船長と外に出た。

この広い海でまさかまさかブレジャーボートと衝突したらしく相手方の船の後部側が半壊







海に砕けた破片が漂流している





映画で見るようなシーンが眼前に広がっていた







あまりに非日常的な光景に一瞬我を失う







『怪我ありませんかー？！』
と、船長が大きな声でたずねる



ハッと我に返った。




『大丈夫です！』

と聞こえてきた
一同、胸を撫で下ろした



『エンジン動きますかー？』
と船長


『なんとかー！』





不幸中の幸いと言っていいのか分からないが、お互い怪我人も無く自走可能の様で、互いに港に低速で走り出した


〔次の日、船長間での和解と賠償は直ぐに行われました〕





なんとか、お互い港に帰り着いた時の安堵感と言ったら言葉に出来ないほどだった。





今回の事故で冷たい海に漂流せずに済んだは良かったが、一瞬全てを投げ出す覚悟をした経験となり、身に染みる出来事となった。







乗組員として、恥ずかしい未熟な思い出です。




もう二度と繰り返さない様に操船者と協力しあってクルージングをしないといけないなと、あの日以来
肝にめいじています。





同じ港の仲間達も堤防に突っ込んだ事があるだとか、座礁して仲間に引っ張ってもらった事があるとか、長いフィッシングライフの中で何度か危険な目にあっている方もいらっしゃいますが、








事故は無いに越したことは無い！！







漁師網にボート突っ込んだら人生終わりますからね。。。



やっぱり自然の中で楽しむことって非日常なんだなぁと書きながら思いました。


経験を積んで安全第一。
経験無くとも安全第一でいきたいですね。





そんな過去の話でした。