プロフィール
よっしー【黒ゴマ】
福岡県
プロフィール詳細
カレンダー
検索
タグ
アーカイブ
アクセスカウンター
- 今日のアクセス:6
- 昨日のアクセス:10
- 総アクセス数:143398
QRコード
▼ 宮崎の大物【アウェイの先生】完結編
⇩前回ログ⇩
http://www.fimosw.com/u/kurogoma/7im4b8xgze55n9
ついに待望の魚からのファーストコンタクト。
ロッドから伝わる重さからして自己最大級だろう。
ガチガチに締めていたドラグが鳴る。
ついに、ついに一日中まってた魚からの反応。
魚との真剣勝負の緊張感が漂う
足が震えて手も震え、胸にあるライトのスイッチをうまく押すことすらできない。
サーフでのランディングははじめてだ。
波のタイミングに合わせてうまくずり上げることができない。
目と鼻の先にある波打ち際のブレイクで魚と膠着状態が続いた。
おおきな波が来た、この波で一気に持ち上げよう。そうとロッドをたぐい寄せた瞬間…
バレた。。。。。
『あああぁーーっ!!』
やってしまった!!
なんでバレた…フックがのびたのか?
フックを確認するとウロコが付いていた。
スレだったのか…
ウロコの匂いからして、たぶんボラスレ!!
オオニベが来たのかと期待した自分がばからしくなって笑えた。
[ログを引っ張った上、ボラスレでごめんなさい。ここから逆転劇はじまります。
時合いを過ぎて、河口の近い場所にポイントを変え竿を出した。
宮崎に来て釣りを開始して、もうすぐ丸々一日。
なかなか思うようにはいかない。けれど、本当に一生懸命に釣らせてくれようと、ガイドしてくれてる移住マン先生らの期待に応えたい。
コスケの良さを知ってもらえるログを書きたい!
俺の為じゃなくて、人の為にもなんとか魚を釣りたい。
満点の星空を見上げ、そんなことを願っていた。
際干潮15分前。
1度止まりかけた流れがまだギリギリ残ってる筋に、ベイトの微かなアタリをロッドが拾った。
べイトが溜まってる?
その付近を探ってみる。数投すると
トンッ…
間違いない。水中に岬があって薄いけどベイトがいる。
可能性がありそうな気がした。
最干潮いっぱいまで、やるだけやる!
諦めない!
右手で、ルアーコスケををギュッと握って念をこめた。
『魚を呼んでくれよ。頼んだぞ。』と。
それから数投キャストした。
コスケをゆっくりと。しかししっかり丁寧にまくと
またしても、唐突にルアーの振動がとまった。
次の瞬間
おれは無意識のうちにフルパワーでフッキングしていた。
ドォスッ!!
とてつもない重量感にバットから96mのディアルナが美しい弧を描いた。
間違いなくデカい。
ガチガチのドラグが出される。
『掛けましたよ!』
俺は叫んだ。
移住マンさんも駆けつけてきてくれた。
けれど…
けれど…
なにかおかしい…
こ、これは……
エイ。。。?
間違いない。この引はエイだろう。
バレたっていいやと、なかば強引に寄せる。
オオニベ対応のパワータックルだ。そう簡単には切られない自信があった。
しかしなんとまぁデカいエイだろうか。
ちょっとずつしかよってこない
遠くかすかににエイのヒレのようなモノがみえた。
デカいエイだなぁーー。。
ゴリゴリ寄せた。
観念したのか、やっと明るい手元まで寄せてこれた。
んんっ?
2人して目を疑った。
ヒラメやないかいっ!!!
オフショアでもなかなか見れないクラスだった。
あまりの出来事に震える手で、フィッシュグリップを下あごに伸ばした。
獲った!そう思った。
水中から引き出そうとすると魚が暴れた。
なぜかフィッシュグリップから魚が外れた。
幸いにもまだバレてなかった。
再度ランディングに手こずる。
今度はなぜかアゴにフィッシュグリップがアゴに決まらない。
よく見ると
フィッシュグリップをその巨大なパワーで変形させられていたのだった。
おれは一刻も魚を早く取り込みたかったので、緊急の火事場のバカ力でフィッシュグリップの先を指で自力で無理やり矯正した。
今度こそ!
ヒラメの下あごにフィッシュグリップを伸ばした。
今度こそ獲った!
引きずり出そうと片手では持てない重量。
両手を使い、ついに水中からその巨体を引きずり上げた。
自己記録の79センチ。
あと1センチで大台だったが、もはやどうでもいいほど最高のコンディションの良い魚だった。
持って帰ろうかとおもったが、宮崎に今後も素晴らしいフィールドであって欲しいとの願いを込めてリリースすることにした。
魚が海に帰るのを見送った後、後ろから祝福の声が聞こえた。
『おめでとうございます。』
僕らお互いに硬い握手をした。
もうこれ以上のヒラメは一生釣れないかも…
そんな寂しさと、それ以上の喜びと感動の余韻に浸った。
見上げると満天の星空が美しさを増して光り輝いていた。
ボラスレといい、最後ヒラメをエイと勘違いするのといい、自分の未熟者加減に呆れて笑えた
同時に道具に助けられた。
コスケありがとなと、右手でそっとコスケをにぎった。
そのままリールのベールににフックを引っ掛けてポイントをさらに移動した。
最後の朝まずめ。
この厳しい中、隣で移住マンさんはサーフでヒラスズキをキャッチされていた。
みていると、バイブレーションの泳がせ方が何パターンも使い分けられていた。
そうとう緻密にスキが無いように層を探っているのがわかる。
流石だと勉強になった。
俺には今回の釣行では、スズキ科の本命には出会えなかった。
けれど、いい釣行だった。
その日、宮崎は俺にとって思い出の地となった。
忘れられない魚と出会えた。
忘れられない釣り友達とも出逢えた。
本当に宮崎に行ってよかった。
魚を通じて人と縁をもてたのか。
人との縁が魚への縁を繋げてくれたのか。
釣りやっててよかったと思える、会心の遠征になった。
面倒を見てくれた2人と、来年また再会する約束をしてお別れをした。
いっときのお別れの少しの淋しさと、また再会する大きな期待と希望をもって宮崎を後にした。
ヒラメ7 9センチ
ヒットルアー コスケ110f
ディアルナ96m
エクスセンスci4 4000s
gsoul x8 1.2合pe
リーダー YGK 30lb
ースペシャルサンクスー
最後まで隣でガイド下さったお二人。
ルアーを提供して頂いたアイマさん。
ロッドをくれた友人。
いつもログを読んでいただいてる
みなさんのお陰で今回の釣行は大成功におわりました。
本当に感謝申し上げます。
長文を最後まで読んでいただき有難うございました。


http://www.fimosw.com/u/kurogoma/7im4b8xgze55n9
ついに待望の魚からのファーストコンタクト。
ロッドから伝わる重さからして自己最大級だろう。
ガチガチに締めていたドラグが鳴る。
ついに、ついに一日中まってた魚からの反応。
魚との真剣勝負の緊張感が漂う
足が震えて手も震え、胸にあるライトのスイッチをうまく押すことすらできない。
サーフでのランディングははじめてだ。
波のタイミングに合わせてうまくずり上げることができない。
目と鼻の先にある波打ち際のブレイクで魚と膠着状態が続いた。
おおきな波が来た、この波で一気に持ち上げよう。そうとロッドをたぐい寄せた瞬間…
バレた。。。。。
『あああぁーーっ!!』
やってしまった!!
なんでバレた…フックがのびたのか?
フックを確認するとウロコが付いていた。
スレだったのか…
ウロコの匂いからして、たぶんボラスレ!!
オオニベが来たのかと期待した自分がばからしくなって笑えた。
[ログを引っ張った上、ボラスレでごめんなさい。ここから逆転劇はじまります。
時合いを過ぎて、河口の近い場所にポイントを変え竿を出した。
宮崎に来て釣りを開始して、もうすぐ丸々一日。
なかなか思うようにはいかない。けれど、本当に一生懸命に釣らせてくれようと、ガイドしてくれてる移住マン先生らの期待に応えたい。
コスケの良さを知ってもらえるログを書きたい!
俺の為じゃなくて、人の為にもなんとか魚を釣りたい。
満点の星空を見上げ、そんなことを願っていた。
際干潮15分前。
1度止まりかけた流れがまだギリギリ残ってる筋に、ベイトの微かなアタリをロッドが拾った。
べイトが溜まってる?
その付近を探ってみる。数投すると
トンッ…
間違いない。水中に岬があって薄いけどベイトがいる。
可能性がありそうな気がした。
最干潮いっぱいまで、やるだけやる!
諦めない!
右手で、ルアーコスケををギュッと握って念をこめた。
『魚を呼んでくれよ。頼んだぞ。』と。
それから数投キャストした。
コスケをゆっくりと。しかししっかり丁寧にまくと
またしても、唐突にルアーの振動がとまった。
次の瞬間
おれは無意識のうちにフルパワーでフッキングしていた。
ドォスッ!!
とてつもない重量感にバットから96mのディアルナが美しい弧を描いた。
間違いなくデカい。
ガチガチのドラグが出される。
『掛けましたよ!』
俺は叫んだ。
移住マンさんも駆けつけてきてくれた。
けれど…
けれど…
なにかおかしい…
こ、これは……
エイ。。。?
間違いない。この引はエイだろう。
バレたっていいやと、なかば強引に寄せる。
オオニベ対応のパワータックルだ。そう簡単には切られない自信があった。
しかしなんとまぁデカいエイだろうか。
ちょっとずつしかよってこない
遠くかすかににエイのヒレのようなモノがみえた。
デカいエイだなぁーー。。
ゴリゴリ寄せた。
観念したのか、やっと明るい手元まで寄せてこれた。
んんっ?
2人して目を疑った。
ヒラメやないかいっ!!!
オフショアでもなかなか見れないクラスだった。
あまりの出来事に震える手で、フィッシュグリップを下あごに伸ばした。
獲った!そう思った。
水中から引き出そうとすると魚が暴れた。
なぜかフィッシュグリップから魚が外れた。
幸いにもまだバレてなかった。
再度ランディングに手こずる。
今度はなぜかアゴにフィッシュグリップがアゴに決まらない。
よく見ると
フィッシュグリップをその巨大なパワーで変形させられていたのだった。
おれは一刻も魚を早く取り込みたかったので、緊急の火事場のバカ力でフィッシュグリップの先を指で自力で無理やり矯正した。
今度こそ!
ヒラメの下あごにフィッシュグリップを伸ばした。
今度こそ獲った!
引きずり出そうと片手では持てない重量。
両手を使い、ついに水中からその巨体を引きずり上げた。
自己記録の79センチ。
あと1センチで大台だったが、もはやどうでもいいほど最高のコンディションの良い魚だった。
持って帰ろうかとおもったが、宮崎に今後も素晴らしいフィールドであって欲しいとの願いを込めてリリースすることにした。
魚が海に帰るのを見送った後、後ろから祝福の声が聞こえた。
『おめでとうございます。』
僕らお互いに硬い握手をした。
もうこれ以上のヒラメは一生釣れないかも…
そんな寂しさと、それ以上の喜びと感動の余韻に浸った。
見上げると満天の星空が美しさを増して光り輝いていた。
ボラスレといい、最後ヒラメをエイと勘違いするのといい、自分の未熟者加減に呆れて笑えた
同時に道具に助けられた。
コスケありがとなと、右手でそっとコスケをにぎった。
そのままリールのベールににフックを引っ掛けてポイントをさらに移動した。
最後の朝まずめ。
この厳しい中、隣で移住マンさんはサーフでヒラスズキをキャッチされていた。
みていると、バイブレーションの泳がせ方が何パターンも使い分けられていた。
そうとう緻密にスキが無いように層を探っているのがわかる。
流石だと勉強になった。
俺には今回の釣行では、スズキ科の本命には出会えなかった。
けれど、いい釣行だった。
その日、宮崎は俺にとって思い出の地となった。
忘れられない魚と出会えた。
忘れられない釣り友達とも出逢えた。
本当に宮崎に行ってよかった。
魚を通じて人と縁をもてたのか。
人との縁が魚への縁を繋げてくれたのか。
釣りやっててよかったと思える、会心の遠征になった。
面倒を見てくれた2人と、来年また再会する約束をしてお別れをした。
いっときのお別れの少しの淋しさと、また再会する大きな期待と希望をもって宮崎を後にした。
ヒラメ7 9センチ
ヒットルアー コスケ110f
ディアルナ96m
エクスセンスci4 4000s
gsoul x8 1.2合pe
リーダー YGK 30lb
ースペシャルサンクスー
最後まで隣でガイド下さったお二人。
ルアーを提供して頂いたアイマさん。
ロッドをくれた友人。
いつもログを読んでいただいてる
みなさんのお陰で今回の釣行は大成功におわりました。
本当に感謝申し上げます。
長文を最後まで読んでいただき有難うございました。



- 2016年12月5日
- コメント(6)
コメントを見る
よっしー【黒ゴマ】さんのあわせて読みたい関連釣りログ
fimoニュース
登録ライター
- こんな日もあるよね
- 4 時間前
- rattleheadさん
- たけのこのこのこ2025 #4
- 5 日前
- はしおさん
- ラッキークラフト:スクリュー…
- 5 日前
- ichi-goさん
- 41st Overture
- 5 日前
- pleasureさん
- 『マイクロベイト』 2025/4/25…
- 13 日前
- hikaruさん
本日のGoodGame
シーバス
-
- 貴重なバイトをモノにできるか⁉︎
- JUMPMAN
-
- ラッキー!
- kamikaze
最新のコメント