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FGノット強度についての検討と考察 1,2の追補

  • ジャンル:日記/一般
こんにちは。
今回は以前書いたブログの追補です。

[合成繊維ロープの曲げによる強度低下メカニズムと実測結果]
ネットサーフィンをしていると合成繊維ロープの曲げ試験についての東京製綱繊維ロープ株式会社様が出している資料を見つけました。
リンク掲載をしても良いかを問い合わせたところ、掲載許可を頂けただけでなく、強度低下メカニズムまで教えていただけました!業務でない質問なのに大変ありがたいです!
線径の絶対値や編み方、材質は違えど考え方は同じなので、PEラインの破断に対してもとても参考になる資料です。この記事を見ていただいた方も是非ご覧ください。

↓教えていただいた強度低下メカニズム
基本的に合繊は目に見えないくらい細いフィラメントの集合体で、
これら集合体にまっすぐ均等に荷重が掛かれば最も高い強力を発揮します。
曲げてしまいますと外側と内側で荷重の掛かり方にアンバランスが生じてしまい
内側のフィラメントは荷重をあまり支えることなく、外側のフィラメントが
荷重を支える事になるため強力が低くなります。


東京製綱繊維ロープ株式会社 合成繊維ロープ 曲げ試験(D/d)
https://www.fiber-tokyorope.jp/service_support/file005.pdf


[JIS L1095内容]
「糸がつかみ部で切断したときは,その測定値を除く.」と記載がありましたので、曲げの影響が出る部分で切れたらそれは知りたい数値(直線強度)ではないから無視してねということですね。
計測器側の規定は無さそうでしたが、計測器メーカーさんのホームページを見るとプーリのような部品に巻き付けていたので、そのプーリくらいのRだと、線径に対して十分大きく曲げ影響が無視出来るということかもしれないですね。


[編み込み回数とノット強度の関係]
編み込み回数とノット強度の関係を調べてみました。コメントで編み込み回数を増やして、ピッチ2倍と同じノット長にしたら強度がどうなるか見てほしいとリクエストを頂いたので、倍編み込んだもの(28.5回)も測ってみました。
wgn5i5vb5886ohpnwgid_480_480-2be3cfa3.jpg
編み込みが7.5回未満では締込時にすっぽ抜けることがあったので最小が7.5回です。今回も各点n=3です。
糸が足りずキレイなグラフにならずすみません…。編み込み回数14.5回付近でノット強度がサチるという結果でしたので、この結果からは、この糸の組み合わせでは14.5回編み込めば十分でそれ以上編み込んでも強度向上は見込めないということが言えると思います。
14.5回までは強度が向上した理由としては、編み込み回数を増やしていくと強度の低い編み込み開始部まで張力が届かなくなったためだと考えています(検討と考察2で書いたBが弱くなった理由と近いです)。
そのため編み込み回数で十分な摩擦力を得られたら、それ以上強度を上げるには編み込み部で出来るだけPEラインを曲げないことが大事になると思います。

今回は以上です。
今、編み込み部の摩擦について検討しているところです。ノット強度とはあまり関係なくなってきますが、そちらもまとまったら投稿しようと思います。

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