【水曜サイエンスフィクション】明日へテレポート

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久しぶりの更新だ。

これほど更新が遅れてしまったのには、

実は深い訳がある。

なにも、

急にパソコンがぶっ壊れたので急遽パソコンを新調したは良いが、

windows 8.1 などとゆうOSのヤロウが全くもってワタクシに反抗的態度を取りやがり、

長い間ネットの接続さえまともに設定できなかったなどとゆう正直な話はおいといて、

それはワタクシが、

時空の裂け目に引きずり込まれていたからだ。

これがこのワタクシのログ更新の停滞に、

誰しもが瞬時に納得できる至極真っ当な言い訳

モトイ、理由である。

そしてそこに至るまでの経緯をいつも通り「簡潔」とは程遠い、

無駄に長たらしい文章で記そうではないか。




6月の中頃、伝書鳩から伝令を受けたワタクシは、

急いで準備に取り掛かった。

伝令の主はオオスミン国の首相、

「ブルーブルーの最新タックル、しかもバージョン2を入手、

直ぐ来られよ」との事だった。

出発前夜、遅くまでかかって自作竿受けを愛車に取り付けた。



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上出来加減を眺めながら悦に入っていたところであるが、

「ん?」

ふと何かがワタクシの目に留まった。




 
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「んん??」




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「んんん???」


 
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NANJAKORYAAAAAAAAA!!!



なんという事だ!!!

このバカ野郎! ワタクシの車の助手席に何て事しやがる!!!

オゲレツなゲスヤローからご無沙汰を揶揄されて

「蜘蛛の巣張ってる」などと言われてる女子は夜のお店で見た事あるが、

助手席にこんな立派な蜘蛛の巣張られてる車なんか見た事ないぞ!!!

これからチレーなレデーにリザーブしてもらうべきワタクシの愛車の助手席が、

未来永劫、レデーにリザーブなんかされません的な不吉な事してんじゃねぇ!!!

そんな賑やかな出発前夜を過ごして翌日、オオスミン国へ向かった。

今回の旅のお供は、

 
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ネコバスだ。



アイヤ、間違えた。






 
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げん君だ。

鹿屋に到着し、チョコ氏も合流。

首相が入手した「ブルーブルーの最新タックル バージョン2」が気になり、

矢も楯もたまらずこの旅へ参加してきたのだ。

そして一泊二日、我らと共にする事となった。



しかしながら首相の伝令に、ワタクシはいささか懐疑的だった。

ブルーブルーのタックル?

ブルーブルーがルアーを製造販売している事は知っているが、

タックルなどあったのだろうか? 最新のルアーを入手しただけの事であれば、

「タックル」などとは言わないはずである。

まさか、秘密裏に竿やリールを開発中なのか?

そしてその一般には公開されてないアイテムを、首相という立場を利用して手に入れたというのか?

謎が謎を呼びつつ、待ち合わせ場所で首相と国王の弟、イオー・リシャス公と合流し、

毎度おなじみの昭栄丸に乗り込んだ。



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今日もオオスミン国の磯は雰囲気抜群だ。



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オオスミン国の磯の景観をホレボレしながら眺めるげん君。



「待たせたな、では、ご覧いただこうか、

この私が入手したブルーブルーの最新タックルVer.2 を!」


首相は何やら磯の上で拡げ始めた。

ワタクシは得も言われぬ違和感を感じた。

 
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ま・・・

まさか、ソレを「ブルーブルーの最新タックルだ」などとは言うまい・・・














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「どーだ!これがブルーブルーの最新タックルだ!」


言ったぞこのバカ・・モトイ、この首相。

「さらにこのタックルでゲットしたこの魚はマンボウである!

マンボウはこの中で最高得点なのだ!」



何がどうしてどうなってからの “ブルーブルーの最新タックル ver.2” なのだ!?

アンタが持っているのは、


 
ぶるぶるフィッシング2 

紛れも無くコレそのものじゃないか!!!

などとは恐れ多くて突っ込めない所であるが、

約1名、そんなネタの為にわざわざ福岡から呼びつけられた我らの無念感を、

ワタクシ達の代わりに表情で表現している漢がいた。

その眼力は兄者譲り、







 
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そう、国王の弟 イオー・リシャス公である。

胸のすくほど真っ直ぐな精神の持ち主である彼は、

不埒な行いが大嫌いなのである。

そして、ヒトタビ彼がキレてしまったなら、

実は国王以上に手が付けられない男なのだ。

いつも朗らかで陽気な彼の見た目に騙され、

ナメてかかって返り討ちの病院送りにされたヤカラが何人もいる事を

以前、ワタクシは首相の口から聞き知っていた。

今回はその首相本人が彼をキレさせた。

これは大変な事が起こるぞ・・・

シビレあがっている一同の前で、(((( ;゚д゚))))アワワワワアワアワ していた首相が

苦し紛れにつぶやいた。



「う・・・う・・・優手(読「うた」)で・・・

タラフク料理を振る舞うぞよ(( ;゚д゚))」



「優手(うた)」とは、オオスミン国有数の名料理店なのである。

そんなその場しのぎのつぶやきにイオー・リシャス公は、









 
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機嫌なおるんかいいいい!!!


そそくさとぶるぶるフィッシング2を片付けた首相たちと我ら一行は、

オオスミン国の名料理店 優手 に向かった。

VIPルームに通され席に着くと「首相一行、優手に到着」の情報を仕入れ

仕事をバックレ慌てて駆けつけたシェルパのたろう氏もいた。



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さすがオオスミン国随一のグルメを気取る首相がチョイスした名店、

運ばれてくる料理のうまさがハンパねぇ。


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鶏の刺身。

まるで鶏とは思えぬ肉の柔らかさと浸み出すうま味!



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ナントカ貝のナントカ焼き。

ほんのり薬味と香辛料を利かせた絶妙な歯ごたえの炒めっぷり!


刺身やら天ぷらやら揚げ物やら・・・・etc

酒まで付いて、これで聞けば一人あたま3000円程のコースだという・・・

恐るべし!名料理店 「優手」!

リピさせていただきます(*ΦωΦ)ノ ヒャッホゥ




「優手」に行きたい人は、検索でヒットする所在地情報が古いヤツだから気をつけてね♪

場所については店に電話するか、シェルパのたろう氏に聞いてたしかめるヨロシ。



そして翌日、帰路についたワタクシ達であるが、

ワタクシの気を使ったチョコ氏とげん君が「担担麺を食おう」と言い出した。

ワタクシのログを充実させるために更なるグルメネタを提供したいという気遣いであろう。

訪れたのは、以前、背油ラーメン隊に連れられて伺った「珀虎(ビャッコ)」とゆう麺処。

ここの担担麺も抜群にうまいのだ。



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二人のグルメ画像をゲットし、撮れ具合を確認するため携帯を覗き込んでワタクシは愕然となった。

何だ!なぜこんな画像まであるんだ!





そこにはそれぞれ魚を手にしたチョコさんとげん君の画像が存在していた。

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なんで君たちは魚を手にしている!?!?

何時の間に魚釣りしていたのだ!?!?

こんな写真をログでアップしてしまえば、

ワタクシが・・・ワタクシだけがまるでボウズのようになるではないか!!!!

その時だ、激しい動機が私を襲った。

やがて景色が霧にかすむようにワタクシの意識が遠くに退いて行くのを感じた・・・・


次にワタクシが「ワタクシ」を取り戻した時、目の前の風景は一変していた。










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そこは1週間後の長崎沖磯。

ワタクシはテレポーテーションしていた。

遠い昔の幼き日、ショッカーに囚われ、ワタクシは改造人間手術を施された。

テレポーテーション獣人に改造されてしまったは良いが、

人生のように着地点が定まらず移動の失敗ばかりを繰り返すという

手術が大失敗に終わったため、ワタクシはショッカーを放り出されて助かったが、

その時得た特殊能力が未だワタクシに奇怪な現象を起こして困っていた。

予期せぬ出来事に遭遇して精神が極限の状態を迎えた時、

シナプス間で大量に放出される強力な磁気を帯びたニューロトランスミッターが

ワタクシのまわりで特殊な磁場を形成して時空を歪め、

その時に発生した時空の裂け目にワタクシは放り込まれてしまうのだった。

異なる次元はその次元を形成する物質の質量によって成り立っている。

異なる次元から物質が加えられた時、その次元はバランスが保てなくなって崩壊するため、

加えられた物質は直ぐに放出されるのだ。

その結果、ワタクシは現在の科学で言う所のテレポーテーションを実行した事になる。

今回は現次元の時間に換算して1週間後、F氏、いとちゃん、ムー氏が乗る長崎沖磯に放出されたわけだ。

嬉しい出来事もあった。

ワタクシが長崎沖磯に現れたという情報を聞きつけて

MC隊長が自家用ヘリを飛ばしわざわざカステラを届けに来てくれた。


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隊長ありがとう!とってもおいしゅーござりました♪





ムー氏が「僕は釣りしません」というので、

2人してF氏といとちゃんが魚を釣り上げるのを見ていたのだが、

突然ムー氏がキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!! と叫んだ!

なんてこった!!!

ムーさんアンタ釣りしてるじゃないか!!!








これではまたワタクシだけが、釣りしたけどもまったく釣れなかった、

いわゆるボウズな人っぽく見えてしまうではないか!!!


ハァハァハァ・・・・・

ヤバイ・・・また動機が・・・・

つ・・・・次は何処へ・・・・




 

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