【まもなく龍宮城！】インチキな出品者

こう見えて、手織り絨毯即売などの結構危ないところを経験していますので、ズルイ奴の考えることが手にとるように判ります（笑）

先日もペルシャ絨毯を爆売しているという人の番組がありましたが、売るつもりがない良品を安く提示する。むろん客が欲しがると、写真撮影云々で逃げるのですが、お金持ちは自信があるので似た商品をデパートの催事などで値段を聞いてインプットしているので「あっ、ここ安い！」と勘違いするわけであります。

そして、徐々にとってつけたようなギャベのブランドをさも最高級品のように演出し、体育館のような広い場所（ただの倉庫）を工房と称して、イラン中の田舎で織らせた安い絨毯にとんでもない値段をつけて売るのです。

だから、ラジャビアン工房とかババイ工房などの真面目なイラン人が大切に育てた本当のブランド品の疑似餌（見せるだけ）商品であたかも自社だけが真面目な値段をつけているように勘違いさせて、また、非売品と称して客の金銭感覚を麻痺させる高額商品を逸品物として、ハギギ工房やセラフィアン工房などの商材を駆使してお客を安心させるのであります。

そして実際に誘導するのは太いパイルでざっくり織った遊び毛だらけのギャベを売るのであります。親父の代からずーっと、それ
であります。

そしてそして、今日ヤフオクで似たようなやり口人が広島あたりにいるのに気がつきました。

トイマシーンのセットですから、マニアが当然欲しがる商品なのでありますが、プレゼンの写真がピンボケで、色のコーディネイトも？の状態なのですが、単品でもなかなか出ない商品だから入札するかぁ～ということで、数日間かけて吟味して、皆が、飛びつくほどのオーラはないですから、それほど値段は上がらず、結果、美味しい価格で落札できてニッコリするのでありますが、これが違う。出品者が誤って早期終了したかのようなフリをして勝手にキャンセルしてしまうのであります。

落札した人は早速取引の手続きをしますよね。すると個人情報が向こうに筒抜けになっておるのであります。

展示会で絨毯を売るときに、ズルイ業者は主催者（大手家具店など）への経費を払いたくないので、一度示し合わせてキャンセル扱いにして後で直売りするのが手口でありますが、釣具キャンセルの常習者も、間違って途中で中止したので、本来のこれこれの値段なら譲るよという魂胆が見え見えなのであります。

とにかく、契約不履行の件をヤフオクに報告しましたが、他のオークションと天秤にかけて、高く売れた場合には安い方をキャンセル扱いにするようで、マイナスが半年の間にかたまっているのは、「ポイント数がそこそこ溜ったので、オークションサイドと落札者からの２ポイントを目をつぶればいいじゃん。どうせ評価蘭など合計点でしか見ないし」とたかを括っているのでしょう。

調べてみるとなかなか良い商品を扱っていますが、根性が上記の絨毯業者と同じ、世の中を舐めておるのであります。

とにかく一見女性かい？あとに続く数字は誕生日かな？と思う出品者が居たら要注意であります。