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“動く根掛かり” に敬意をはらう

  • カテゴリー:釣行記
タイトスラロームのボトムノックは、読んだそのまんまのメソッドで、ボトムをコンコンと小突きながら巻き上げてくるもの。

ボトムを強く小突いたとき、例えばジャークしたときや、早巻きしたときには、バランスを崩して横を向き、ギラ!っと光を反射して、シーバスのリアクションバイトを誘います。

アクションを例えるなら、アユがコケをはむような…感じですね。

ボトムノックでシーバスをヒットさせた瞬間、ドスッ!っと、根掛かりか大きなゴミを掛けような感触がします。

その後、一瞬間を置いてヘッドシェイクするか急浮上してエラ洗いをするか横に走ります。

これを僕は、“動く根掛かり” と、表現しています。

今回、ヒットしたシーバスは、アワセを入れ、ロッドが弧を描いている間は微動だにせず、リールを巻き始めようとした瞬間に、トルク溢れるパワーで上流に遡っていきました。

ドラグからラインが10mほど出たところで、ガボッ!と、顔を出すだけのエラ洗い。



はい、デカイっす。



見たところ、リアフック1本掛かりでフックアウトの危険性が非常に高い状態。

引かず緩めずの一進一退の攻防を繰り返し、戦いにピリオドをうつことができました。


タイトスラロームのこのカラーが大好きです。
オレンジゴールドも反応の良いカラーですね。


老成魚独特の体色。
重圧感のある魚体。
厳しい自然を生き抜く生命力。


シーバスの雰囲気は、普段出会っている個体とは別格。


僕のような小物釣り師がキャッチするなど、ホント恐れ多い個体です。



ああ…感無量。



今回の “動く根掛かり” は、僕の想定外のまだ遥か外を飛び出し、自然の計り知れないパワーと神秘とを感じさせてくれるような賢者でした。



次に出会えるのは何年先になるのかな…。

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