またまた飽きもせず、フェイクベイツF110でシーバスを狙ってきました。

NL-1をはじめ、近年のMariaは、スカッシュ、スライスと優秀な(ホントによく釣れるし、実際釣ってます。)リップレスの対シーバス用ルアーをリリースしています。

それはそれで時代とニーズにマッチしていると思いますので社会貢献を理念に置く企業としては、当然の商品プロデュースだと思っています。

ただ、個人的には既存商品の気持ちよく使えるルアー、釣れるルアーの見直し、つまりリニューアルも実施してくれれば…なんて無理な希望も持ってます。

その代表格がフェイクベイツF110とF130。(ホントはブルースコードも！)
F50～F90のような、まさに生きた小魚のアクションとトヨタの名車AE86のようなレスポンスを再現することが出来れば、もっともっと出番が増えるのは事実。

例えば、流れの強い流域でアップにキャストして流されながら巻き上げてもキビキビ泳ぐのはF50～F90の強みであって、最大の特長です。

F110とF130で同じことを試すと棒の様に真っ直ぐ下ってきます。
だからジャークやトゥイッチを入れ、キラキラとフラッシングさせながらシーバスを誘うよう、操作しなくてはなりません。
ただし、これは日中のメソッドです。
ナイトゲームでこれをやると、シーバスのヒット率がガクッ！と、下がってしまうので、願いはただ巻きで泳いで欲しいところです。

そんな理由で、F50～F90のようなスイミング特性が極端に高いフローティングミノーは中々ありません。

だからその特性をF110とF130に備えてリリースしてくれれば…と、思っています。


とは言え、釣れる要素をもっていますのでシーバスはちゃんと反応してくれます。


でもレスポンスとデッドスローの使い勝手が加わると、もっと釣れるルアーに変身します。


ホロパターンは、スカッシュ＆スライスの応用、グリッターはローデッドを応用して。


改良には時間もコストもかかるのでメーカーとしては、確実に採算がとれ、きちんと利益を生み出す商品となる。そんな風にマーケティングされないと、リニューアルには着手しないでしょう。

所詮は個人的な思い、希望です。

フェイクベイツF110にF90のスイミング特性が備われば、釣果は確実にあがると感じる僕でした。


まっ、贅沢な話です。