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▼ 衝撃の93㎝!大型鱸!
- ジャンル:日記/一般
- (思い出の魚)
「どんな大きさなのか・・・」
ライトを点灯すると魚が暴れバラシしてしまう事もあるけど、まだ見えぬ強烈な引きをする魚の前では、どんな魚体をしているのか好奇心を抑えられなかった。
疲労で震える手でヘッドライトをほんの一瞬、0.5秒ほど点灯した。
「ピカッ!ピカッ!」
明かりを点け魚体が見えた時、思わずグリップを持つ手に力が「ギュッ」と入った。
【悔しい思い出の場所】
メインホームは大淀川と一ツ瀬川。
ベイトの有無、河川のコンディションによって、どちらかに行くことが多い。
ここ最近同じところに通って別の場所も気になってきた頃。
ここは過去に2度ほど大型と対峙した思い出のある場所。
1度目は86㎝のランカーを捕獲できた。
もう1度はドラグ鳴りっぱなしで頭を振り向かせる事ができずに無念のフックオフ。
数少ない大型鱸との勝負をする前に何もできずに終わった非常に悔しい出来事だった。
そう言った意味では「大型が出る可能性のある場所」
現場に到着してフィールドの様子をジッと眺める。
遠くで車のヘッドライトが僅かに河川を照らす。
風は吹いておらず無風。
時々ベイトが跳ねる音がするくらいでボイルは無い。
【破裂音の正体】
仕事帰りの釣行で怪しい場所を軽く流して家に帰るつもりだった。
ルアーは「komomo SF-90」をセット。
一通り着きそうなピンを狙って行ったが反応が無く、ルアーを流しながら帰ろうかなと考えてた矢先に
「バコッ!!」と川の激流の音に負けない破裂音がした。
破裂音がする方向を向いたとき、水しぶきが上がっていたのが見えた。
「・・居る・・・」
ゴーゴーと川の流れる力強さを超える破裂音。
水しぶきの跡で、まだ見えぬ魚体の大きさが容易に想像できた。
はやる気持ちを押し殺して状況、地形、ルアーを頭で整理する。
ルアーに触れる感触は無かった。
ラインテンションは抜いた状態であるスポットを抜けた時に出てきた。
あの出方は喰い気が立っている。
深いところで1.5~2m。
ボトムの形状が特徴的な場所。
シャローはボコボコと岩と砂利質が混じり20m間隔で盛り上った起伏が続く。
所々に30㎝の岩がある。
根掛かる場所、沈み根は何度も通っていたから熟知している。
下げの潮と重なり流芯では激流に近い強い流れがある。
キャストポジション、トレースコース、流し方、掛けた後のランディングコース、魚を導くためのイメージを遠くから僅かに照らす車のヘッドライトを頼りにして薄暗い川に描いた。
緊張して力が入り過ぎないように意識してキャスト。
「komomo SF-90」が水を掴みアクションし過ぎないギリギリのテンションを維持したままスポットまでジッと流し込んでいく。
ゴスっと強い衝撃がロッドに伝わる。
ヒットした場所はイメージしたコースだったが、予想以上の水圧と魚体の重さでフックが伸びてしまいそう。
負担が掛からないように一定の距離を保ったまま、流れの弱くなる下流へと6mほど歩く。
そこからが長かった。
エイに似たボトムに張り付く感覚。
ジッと動かない。
動いたかと思えば激流の中を上流へ上流へと走る。
長期戦を覚悟しドラグを緩め少しづつ、少しづつ体力を奪っていく。
5分程度、巻いては走り、巻いては走りを繰り返し、相手が疲れているのが分かった。
【攻防の果て】
最後の最後で暴れてバラシてしまっても良い!姿が見てみたいと好奇心が抑えられずにヘッドライトを点灯した。
「ピカッ!ピカッ!」
明かりを点け魚体が見えた時、思わずグリップを持つ手に力が「ギュッ」と入った。
「デカイ。。。今までの。。どの魚よりデカイ!」
ロッドの反発と水の流れを利用して疲れてる様子の大きな魚体を足元に寄せフィッシュグリップを口に突っ込んだ。
キャッチした時は魚と同じく自分も疲れていた。その魚体の大きさを見て自分で撮影するのは困難だと判断して後輩に電話した。
20~30分ぐらいだろうか。
魚が弱らないように後輩が着くまで水流のある場所で水を送りつつヘッドライトをずっと点灯させたまま魚体を見つめていた。
疲労感と高揚感が重なって意識がボーっとしていた。
後輩が到着してこの魚体を見て
「デカッ!うわっヤバッ」と興奮した様子。
釣れた後も嬉しかったけど、後輩が来て驚く表情を見てなぜか更に嬉しくなった。
コンディション抜群の自己新記録更新93㎝。
M越えならもっとカッコつけれたけど、僕には十分満足出来る魚。
後輩と一緒に大会用の写真を取って無事リリースできた。
【人生の終着点】
釣りをしていると、稀にこんな驚きと嬉しい感情をくれる魚が掛かる事がある。
何十年と釣りをしてきたわけじゃないけど、続けていくとドンドンその魅力に取り憑かれてしまう。
一人で楽しむのも釣り、みんなで楽しむのも釣り、サイズを目指すのも釣り、新しい場所、シチュエーションで1匹の感動を求めるのも釣り。
千差万別色んな楽しめ方が出来る釣り。
一生楽しめる釣り。
この一本から改めて人生最高の遊びに出会えたことを再認識した。
次はいよいよMの壁かな!
釣るぞー!!
やなちゃんさん
93㎝でウェインお願いします。
- 2014年11月21日
- コメント(28)
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