【今シーズン最終】
昨年末より狙いはじめた遠州オオニベ。

結論から申し上げると
オオニベは私の腕には抱かれなかった。
｢持ってる｣人間は、大体が最終日に釣れたりするのだが。
まぁ、要するに私はそっち側ではないと。
年末から2月14日にかけて、大忙しとなる我が仕事。
中々現場に赴けないという、見苦しい言い訳を引っ提げて、今シーズンのオオニベ釣りに幕を下ろす事とした。


Part1
【異国アングラー】
幾度となく遭遇したニューカマー達。
ライジャケにウェーダー
すっかり異国の方にも浸透している。
11月初頭に横で釣り上げられたり、悔しい想いもした。
ラモスの様にグイグイ来るようなイメージしかなかったが、話してみると優しく穏やかな人達だった。

最終日にも同じ方に遭遇した。
リングスのウィリーピータースのような顔だったので、すぐ分かった。
話しかけて、状況を伺うとココ最近は良くないと。
そして今シーズン釣り上げたオオニベの画像を見せてくれた。
全部で8本、ほぼメーター。
この異国アングラーは凄腕なのだった。

私のようなオオニベ初心者こそ、ココではニューカマーなのではないか。

心の中で、先生と呼ばして貰うことにした。


Part2
【先生】
先生、師匠。
尊敬や畏れ、憧れ、好きな人。
尊敬はしてるが、好きではなかったり。
中には、押し掛け弟子にしてもりったり。
酔拳の蘇化子とジャッキーチェンの様に、師匠を持つと格段に上達することはまちがいない。

因に、わたしの心の師匠は
冨永一郎先生
広川太一郎先生。
この方達は、私の人生に豊かさを与えてはくれた。
釣りの上達には何の関係ないのが。

話を戻そう。
異国人との会話で出てきたヒットルアーだが、全て同じだったという。
そのルアーは
四国のビッグネームが創った
〇〇〇〇ジャイアント。

マジですかぁ。

このレンジほぼアレですやん。
イメージしてたレンジと大分違っていた。

そして、釣れた日はバラバラだったが、日にちと時間も教えてくれた。
後で調べれば、なるほどそーゆー事かと。
生臭い情報を仕入れての釣行は危険だが、現場で仕入れたネタは、重さと鮮度が違う。

その方は、あらかた喋るとそそくさと帰って行った。

オブリガート！

何か日本語と似てるな。


Part3
【最終サーフ】
先程のアングラーのルアーのレンジに一番近いであろう手持ちのルアーをセット。


良く飛び、サイズ的にもサーフには外せないルアーだ。
数時間かけて1キロほどランガンしたがベイトの接触や他魚のお触りもなく、体力も限界に近づいてきた。
翌日の仕事を考えると、これ以上は･･･

気づけばサーフのアングラーは、ほぼ居なくなり。
残っているのは煌々と光らせ、手には大きなアミ。
メッコ漁の人達で溢れかえっていた。

分かりにくいが奥の光りは全て漁で、中々賑わっていた。

今年は沢山取れたのだろうか？
鰻丼が安くなれば良いけれど、これから起こるであろうインフレに、安価は期待できそうにない。


もう帰ろう。
頭の中にカントリーロードが流れていた。

今冬シーズンは、初めてオオニベだけを意識して釣行してみた。

釣行回数の少なさから、海からの情報は殆ど得られなかったが、蘇化子のおかげで少しばかりの光明は見えた。


Part4
【キャスト】


マリノ君、今シーズンも付き合ってくれてありがとう。
よーく洗って、フキフキして来シーズンまた遊んでくれたまえ。
スコーピオンMDもすこぶる良かった。

キャスト達

いくつかは又来シーズン。

来シーズンこそは、釣ってやるぞ。
オッサン、叫びます。

バレンタインが終われば
さぁ渓流の準備だ。
解禁は秒読み。


お疲れ様でした。