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真面目なお話。

  • ジャンル:仕事
恐れていた事が、ついに起きてしまった。



午後2時くらいだろうか。
子供の大泣き声が。

私の職場での出来事。


私の職場はそこそこ広大で、プールやら小さいながらもビーチなんかあったりする。
当然、プールから隣接してるビーチに、裸足で砂遊びしにくるお客様も沢山いるわけで。



そのお客様の子供が断末魔の叫びを上げていた。


急いで駆け寄る。

子供が足を押さえている。
お母様が一生懸命あやしています。

足でも切ったのか?

近づくと・・・

針がかかとに刺さっている。

しかもトリプルフック。
まぁまぁ奥まで。

急いで救急車を手配。
そして病院へ。

せっかくの旅行を台無しにさせてしまった。


毎朝、担当部署スタッフがビーチを清掃や慣らしをしている。
言い訳ではないが、ガラスの破片などは注意していても、砂に埋まっている針など知るよしもない。


敷地に面している水際には、シーバス、チヌが生息している。

夜な夜な、たまにアングラーも訪れている。
今までは、それなりに見て見ぬふりをしていた。


施設内は基本ご利用者以外は侵入禁止。
これは大体どこの施設も一緒。
お客様は遠方から非日常を求めてワザワザいらっしゃる。
不快な想いをさせない様、最大限おもてなしするのが我々の仕事。

こんな事が起きるのは、容易に想像できた。
趣味が一緒というだけで情けをかけていた。



このコロナ禍の中、どれだけお客様を呼び入れるのが大変か。
そう考えたら、情けなどかけている余裕などない。

夜、二人連れのシーバスアングラーがいた。

事情を話して、敷地内に侵入し釣り行為を自粛するよう伝えた。
そして私もシーバスフィッシャーマンであることも伝えた。


実際のところ、受けてみる側としては深刻な問題。
たまたま、何かの拍子で落ちてしまったであろうフック。
この狭いビーチの中でも、たった一個のフックだったかもしれない。
でも、今日のお客様には針が、釣り針が落ちているビーチ。
危ない。
もう来るのよそう。となる。
私が客なら必ずそう決断する。二度と行かない。
来年は、もういらっしゃらないだろう。きっと。


釣りぐらいしてもエエやろ?
私もそう思います。

只、私達にも生活があり、仕事を無くすわけにはいきません。


なんとなく、似たような状況下で釣りをされる方、どうか、ご理解ご周知の程、よろしくお願いいたします。



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