昨日も懲りずに出撃。

しかし、最近は天候が日替わりですね。

日々寒くなっていっているのはわかりますが、時々ちょっと暖かい（暖かく感じる？？）日があったりして、そんな日はちょこっと成果も出たりします。


昨日は寒いだけでなく、風向きもあまり好ましい向きではありません。

風裏を探せればいいのですが、そう上手くいく話しばかりでもありません。


まあ、逆風や横風の状況で、どうベイトタックルで攻略するかも勉強の内ですので、そういうつもりでポイントめぐりをしてきました。


あまり時間をかける気がなかったので、いきなり本命のポイントへ。


予想通り、自然環境は厳しい状況ですが、タックルをセットしながら様子をうかがっていると、時々捕食音が聞こえます。

これは、ボラジャンプではなく、間違いなく捕食音です。


すこし集中力を高めて、風向きや水の動きを考えつつ、通すラインを決めてキャスト開始。

少しラインを修正しつつ、投げ始めた数投目？？


思ったところで、ゴン！！と力強いバイトが。

決して小さくない抵抗感に、慎重にやり取り。

ヒット直後のジャンプ以降は、ジャンプをせずに抵抗してきます。


クラッチワークを交えながら、ジリジリと距離をつめ、また走られてラインを出されて～　の繰り返し。


ようやく、ネットの射程圏に入ってきたところで、ライトで魚体を確認すると、昨日と同等かそれ以上の個体です。

あまり、慎重になり過ぎるのもよくないと思い、ちょうど頭がこちらに向いたところで、スプールを押さえて一気に引き寄せたのですが・・・


強めに引いたので、抵抗して頭を振り、一瞬躊躇した瞬間に、足元に走られてしまい（まだそんなに体力が残っていたのか？）、グッと耐えた直後に、スッポ～～ンと抜けました？？


ええ～～？　フッキングは間違いなかったはずなのに？？

フックががこんな状態になっていました（涙）
せっかく、しっかりフロントフックに掛かってくれてるのに（涙）


フックは、たいがい、がまかつさんのＳＰ－ＭＨに交換しているのですが、このフックだけはノーマルフックから交換できていなかったんですね。これでも、十分しっかりしたフックだとは思うのですが（＾＾；；

チェックできていなかった私のミスです。

ここで、タックルバランスの重要性を痛感しました。


恐らく、スピニングなら、バレてはいたかも知れませんが、フック伸びはなかったと思います。
一定以上の張力でドラグが出ますからね。

ベイトタックルは、ドラグがあると言いつつ、スピニングと同じにはなりませんし、指でスプールを押さえることができるので、強引に行くことができる反面、一定以上の負荷がかかる瞬間を人間がコントロールできなけれ今回のようなことを避けることができない感じです。

まあ、繰り返しになりますが、フックを交換していなかったミスも大いに関係していますが、これとて、使う前に意識できていればそれなりの対処ができたはずです。

かなりマニュアルライクにラインを出したり、流しの釣りではラインフリーで流しやすかったりと、メリットも多いベイトタックルですが、全体のバランスという点では意識してつかわないといけないという落とし穴がありました。

入れ替えできずで残念ですが、いい勉強になった１本でした。