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疾風迅雷

  • ジャンル:釣行記
 2025.7.14
涸沼本湖 某漁港
am0:30〜1:00

東京からの帰路、常磐道で車を走らせていると、つくば辺りから土砂降りの雨。
雷の様な閃光を一度目にしたが、雷雨なのか分からない。
それが石岡から友部、茨城町まで続いた。
そして水戸南ICを降りる頃に雨足が段々と弱まり、水戸駅付近に着く頃に雨が上がった。

これはシーバス大チャンス。
BIG確定演出である。

私の涸沼20数年のシーバス歴で、土砂降り後の晴天は最も高確率で魚をキャッチ出来るシチュエーションである。
そう、それはランカーサイズの良型の補食スイッチがオンになり、シャローに刺してくる1つの引き金となるのだ。

春先から度々釣行はしていた。
しかし釣れるのはセイゴクラスばかり…。
気付けばアジングに夢中になっていた。

6月になり涸沼、涸沼川の様子を見るも、空梅雨の影響は大きく岸辺には近年見た事の無い数のコノシロの死骸。産卵後の死体にしては数が夥しく、腐敗臭も酷く、釣りをする気も失せた。ここ数年、夏の涸沼は死海である。


しかし今日のこの豪雨は願ってもないチャンスだ。
涸沼に車を走らせた。


現地到着。早々と準備を済ませ、気配を消し、忍び足で堤防の角に立ち、湖面を見つめる。
ボッコボコのボイル状態を期待していたが、期待に反して湖面は静かだった。
しばらく観察していると、時折り10㌢程のイナッコがピッピっと水面を逃げ惑ったりする姿。

奴は居る。
確信した。

先発はトップウォーター。
メガバス社ドッグXクイックウォーター。
正面、右、左、扇状に投げながらドッグウォークで反応を伺っていく。
そして、途中でポーズを織り交ぜたキャストの際にその時は来た。

足元まで巻いて来てピックアップ寸前に
「バコーン!!」

と、出た。
慌ててロッドを下げてタメを作ったが、誤爆…。

あーやっちまったぁ。
油断してたぁ。
くそー。

時間も時間だし誤爆でも魚を出した事に満足して帰ろうとしたが、
待てよ、アイツはフックには触れていない、とすればまだ喰ってくるチャンスはあるかもしれない。
釣らずに帰れるか、と逆に闘志に火がついた。

ルアーを変えずに同じコースを丁寧に2回通すが出ない。

ルアーチェンジ。サーフェスコントローラー115。
3回通す。
出ない。

イナッコが飛び跳ねる。
奴はまだ近くに居るはず。


ルアーチェンジ。ハダラトラップ。
3回通す。
出ない。

ルアーのボリュームを嫌っているのか?
S字の動きが駄目なのか?

ここで直近で購入したばかりのBlue Blue社アイザー100fが目に入った。
試しに投げてみよう。


立ち位置を3歩下がり。気配を消し。
さっきまでと同じコースを丁寧に、ゆっくりゆっくり
足元まできっちり、をイメージして巻いてくる。

そしてルアーが足元まで来た瞬間。
「ガツーン!」
その時が来た。

水面から堤防までの距離は凡そ1.5m。魚は足元。
勝負は早いが、こういう時こそじっくりファイト、と自分に言い聞かせる。

すると魚が物凄いトルクでドラグを出し走り出した。

思ってるよりデカい。そう思った。

そして重い。

寄せては走るを繰り返す。

魚の顔をなるべく水面に出す様にしているとようやく観念してくれた。

70㌢ジャスト。

頭が大きく体高のあるナイスファイターだった。
ランカーサイズになってまた逢いましょう。

満足し、即納竿。

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