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▼ 幻のニホンナマズ編!
- ジャンル:釣行記
私の中で、である。
東日本大震災が起こる前、私は母方の実家であり親戚が住んでいた福島県浪江町にある請戸川水系や、広野町にある木戸川水系でルアーでのヤマメやナマズ釣りにハマっていた。
それはもう嘘のように尺ヤマメやデカいナマズがわんさか釣れたのである。
しかし、未曾有の大震災によって親戚の家は流され、原発事故が起き、福島に近寄らなくなってしまった。
そんな訳で十数年前にナマズ釣りにハマっていた私は、地元でも釣れる筈だと、那珂川水系で目ぼしい場所を見つけては夜な夜なナマズ釣りに出掛けてみたのだが、ポイントを見つける事が出来ず、一向に釣れる気配も無く、ひと夏を区切りにナマズを狙わなくなった。
今年に入り自ら開拓した場所に通い込みシーバスを狙って来たが、あれほどコンスタントに釣れていたシーバスが4月の下旬を境に姿を消した。
田んぼの代かきの時期は釣れなくなるというのはどうやら本当らしい。
サイズは出ないがウェイインくらいは手軽いだろうと意気込んで初参加した凄腕も釣果はゼロ。
短時間釣行ではあるが4連続ボウズをくらいホゲちらかした。
そしてGW後、まとまった雨が2回程降ったので、そろそろかなと思い、Googleマップとにらめっこ。
いつものホームポイントでホゲちらかしているので、新しいポイントを探してみようという魂胆である。
そして仕事終わりに行ってみた。
5月17日 18:20〜19:10
初めてのポイント。
現着すると思った通りの素晴らしい場所。
稚鮎がたくさん溜まっているようで、水面をピチャピチャと波紋を立てながら泳いでいるのが見てとれる。
しかしながら流れが緩い。
水面は鏡面のようなベタ凪。
トップウォーターから投げる。
扇状になげながらドッグウォークで探るも反応無し。
すると50メートル程先の岸沿いで魚がジャンプライズ!その姿は紛れもないシーバスだった。
「居る。」
俄然熱が入り、各種トップウォーターを投げるものの反応なし。
駄目か、とルアーボックスを開けて目に入ったのは先日購入したばかりのテロテロ君。
「ジャンプライズ…投げてみるか。」
そして一投目だった。
着水して糸ふけを取り、テロテロテロと三回ほどリーリングした所で
ガツンときた。
そしてトルクのある引き。
これはデカいかも。
と思った。
しかしヘッドシェイクがあるものの、なかなか浮いてこない。
「コイか。コイだな。」
だけど何か違う。
水面から顔が出た。
と同時に2本のヒゲ。
「ナマズ⁉︎」
まさかのゲストだった。
十数年振りに見るその魚体は黒く輝いてみえた。
アメナマ好きな人には申し訳ないが、私の中ではアメリカナマズより断然日本ナマズの方が勇ましくかっこいいのである。
辺りが暗くなりかけている。
私はその魚体を脳裏に焼き付けた。


東日本大震災が起こる前、私は母方の実家であり親戚が住んでいた福島県浪江町にある請戸川水系や、広野町にある木戸川水系でルアーでのヤマメやナマズ釣りにハマっていた。
それはもう嘘のように尺ヤマメやデカいナマズがわんさか釣れたのである。
しかし、未曾有の大震災によって親戚の家は流され、原発事故が起き、福島に近寄らなくなってしまった。
そんな訳で十数年前にナマズ釣りにハマっていた私は、地元でも釣れる筈だと、那珂川水系で目ぼしい場所を見つけては夜な夜なナマズ釣りに出掛けてみたのだが、ポイントを見つける事が出来ず、一向に釣れる気配も無く、ひと夏を区切りにナマズを狙わなくなった。
今年に入り自ら開拓した場所に通い込みシーバスを狙って来たが、あれほどコンスタントに釣れていたシーバスが4月の下旬を境に姿を消した。
田んぼの代かきの時期は釣れなくなるというのはどうやら本当らしい。
サイズは出ないがウェイインくらいは手軽いだろうと意気込んで初参加した凄腕も釣果はゼロ。
短時間釣行ではあるが4連続ボウズをくらいホゲちらかした。
そしてGW後、まとまった雨が2回程降ったので、そろそろかなと思い、Googleマップとにらめっこ。
いつものホームポイントでホゲちらかしているので、新しいポイントを探してみようという魂胆である。
そして仕事終わりに行ってみた。
5月17日 18:20〜19:10
初めてのポイント。
現着すると思った通りの素晴らしい場所。
稚鮎がたくさん溜まっているようで、水面をピチャピチャと波紋を立てながら泳いでいるのが見てとれる。
しかしながら流れが緩い。
水面は鏡面のようなベタ凪。
トップウォーターから投げる。
扇状になげながらドッグウォークで探るも反応無し。
すると50メートル程先の岸沿いで魚がジャンプライズ!その姿は紛れもないシーバスだった。
「居る。」
俄然熱が入り、各種トップウォーターを投げるものの反応なし。
駄目か、とルアーボックスを開けて目に入ったのは先日購入したばかりのテロテロ君。
「ジャンプライズ…投げてみるか。」
そして一投目だった。
着水して糸ふけを取り、テロテロテロと三回ほどリーリングした所で
ガツンときた。
そしてトルクのある引き。
これはデカいかも。
と思った。
しかしヘッドシェイクがあるものの、なかなか浮いてこない。
「コイか。コイだな。」
だけど何か違う。
水面から顔が出た。
と同時に2本のヒゲ。
「ナマズ⁉︎」
まさかのゲストだった。
十数年振りに見るその魚体は黒く輝いてみえた。
アメナマ好きな人には申し訳ないが、私の中ではアメリカナマズより断然日本ナマズの方が勇ましくかっこいいのである。
辺りが暗くなりかけている。
私はその魚体を脳裏に焼き付けた。


- 2023年5月17日
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