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古賀 亮介‐snif

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プリプラ~息抜き ここ半月くらいの釣り①

方々からログを・・・というお声をいただきながら、
かれこれ半月程、時間の問題で書けずにいました。



北海道から帰って以降、34のサークルのアジングカップの準備に
本腰を入れて、呼子を起点に周辺を延べ10日ほど、
昼夜問わず、とにかく釣り続けた。

昔のクセで当然の様に秘密主義に走ってしまうらしく、
練習~試合当日、途中の息抜きも含めて、
その期間、ほとんど写真は残っていなかった。(もはや遠い記憶である。)

出会った魚を順に並べてみる。

アジ、カマス、マゴチ、ネリゴ、ヤズ、サゴシ、マルスズキ、チャリコ、ハゼ類
アコウ、カサゴetc...

全部、呼子アジの練習だったので、一番強いタックルでもPE0.3+4lbリーダーまででの結果。

サゴシの60クラスをエステル0.3+TFLのジグヘッド単体で撃って釣る辺り、
スイッチ入ると自分の事ながら、アホかと。(もはや他人事のようだ。)



プラの期間になんだかうれしくなって撮った写真が、
この辺り・・・
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尺カサゴ
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凄い色のアナハゼ(実物は全体が本当にきれいな青でした)


得意なフィネスやカバー撃ちに合う場所から釣っていって、
苦手なロングレンジな沖の釣りは最終日の直前に試そう。
こんな安易な考えで無限に豆アジを釣りながら、ポツリポツリと中アジを釣る。

しかしながら、試合当日、限られた時間や条件であてはまる、いわゆる『使えるプラン』は、力不足で何処にも見つけ出すことが出来なかった。

唯一見えた場所は、結局60m程のロングドリフトの釣りがひとつ。
td82m4i7rkcns9c8ao6o_480_480-dae313a8.jpg(真ん中のが25センチくらい)
条件次第で、たった3時間でも
こんな風になるんだけど、会場から片道50分の距離。

ちなみにそれはこんな風。

ある大きな湾の出口で、全体を巡り、大きく回って出ていく潮と、
その出口にある港湾で、グルグルと回る潮があり、
その2つの潮が絶えず境界線を移動しながら形成される、
ディープでの潮目のアミパターン。(多分水深は13~15mライン)

連日、投げサビキ師に撃たれまくっているせいで、
テンポの速い釣りやプラグでは、頑なに反応がなく、
軽く小さなリグ、極細の糸で、1投につき、
5分程メンディングを丁寧に施しながらドリフトさせないと
アジの居るスポットにリグを送り込めない。
食ったとしても居食いの微細なアタリ、
足元に強い流れや吹き上げる風がある時は、
感知どころか操作も不能

潮が複雑すぎてラインを視認できる明るい時間にしか使えない釣り方で、
1投に時間がかかる都合上、
魚の位置はどんどん変わって、入れ食いになる事なども、まずありえない。

しかもね、隣で必ず常連の投げサビキ師が5人くらいで、
何故かすべて22センチサイズなんだけど、
そりゃあもう楽しそうに、どんどん釣りまくるの。(爆)
俺が1投で1尾釣る7分間に平均5尾。

某所の堤防シイラ並に、
お祭り上等で複雑な仕掛けをズンズン投げ込んで行くし、
中には初めて来た初心者風なおじさんとか、
ロクにラインメンディングなんてできない方々にも挟まれたりするので、
練習とはいえ、ほとんど拷問ですよ、もう。


こんな風な釣り方の構築と検証を、
最近の安定しない天候に左右されながら各所で続けていると、
先日から傷めていた肩がとうとう上がらなくなり、発熱までしてきた。


これはいかん。


きっと精神的なものだと解釈して、
なにか打開策をと模索していると、A吉田さんとtommyさんに
唐津方面のシークレット青物情報をチラつかせ、お願いしてみた。
すると二つ返事で、次の水曜の平戸釣行に同行させてもらえることに。


神様ー!!!って思わず僕は叫んでいた。
僕は赦されたと思っていいのですか。(『償い』より引用)


平戸までの時間も
磯スパイクを準備だけしておいて、練習を続ける。

肩も痛すぎたので、83Deepが振れる竿の限界と見つつ、
夢マダイ狙いの、いつものスタイルで釣れるモノは何でも。
その水曜日は、OFF釣行のつもりで息抜きに徹することにした。


強烈な崖下りを薄暗い中敢行し、
朝の素敵なオイシイ空気をゼェハァいいながら貪る。
久しぶりの地磯。

午前中、青物もかけてみたりして、
ヒラスのようなヤズのようなヤツを抜きあげ手前でポロリしたり、
ネリゴかヒラスかわからないヤツを、バイトの質からアコウと認識してボトムから一気に引っぺがしにかかったら、大暴れされて、ラインなくなる手前までイカれて、なすすべなくなってみたりしながら、

なんやかんや色々とポロポロ釣れ続け、
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肩の痛みに耐えて十分楽しんでいたのだけど、

僕のその日のハイライトは、
現場海域が突如激流になった午後上げ3分くらいタイミング。

午前中からやる気なさげに、見えるか見えないかのレンジを
フラフラ徘徊してた良いサイズの青物さんたちが、
激流発生後、tommyさんが釣ってる目前で、
10秒程度のナブラを起こして賑やかしに来る。

インカムでその情報が流れ、
一同、6時間以上ほど撃ち続けた海に、
再度渾身の一投を撃ちかましていく。
みんなの背中に殺気が戻っていた。

僕は激流のタイミングで、
『あ、ちょうどいい練習になるなー・・・もしかするとマダイも・・・』と、
敢えてレンジコントロールの練習で、狙いを青物からその他にズラして、
リーダーのポンド数も10lbから7lbに落とし、
ルアーもメタルマルから尺D7g+シュラッグミノーに替える。

観察の結果、tommyさんの左側の瀬に、
いい反転流+素敵サラシのセットがあるのを見つけた。

そこからリグを差し込んで、うまく潮に乗せれば、
何処かで沖に向かって、直角に曲がって流せるだろうから、
そこから勝負してみよう。

そんな安易なイメージで、スッとリグを差し込んで数秒。
フォールもかねて2mほど流した処で

ドンッ

と強烈なバイト。

いきなり激流に乗って下流に一直線。

魚は本気じゃなさそうだけど、
結構閉めていたドラグを、お構いなしに一気に引きずり出される。
デカいね。なんだろ。

すかさず思考スイッチを入れ、
ロッドを完全に倒して、とりあえず走らせる。

青物か、ヒラスズキだな。

そう分析し、リールのベールを完全フリーにして、
ラインを指で押さえて、そっと優しくテンションを掛けていく。

走る魚の頭の向きを、少し沖目に向けたところで、
パッとラインを指から離して
魚には「うまく逃げ切れた」と勘違いしてもらうことに成功。


辺りを見回し、勝負できそうな足場を探す。
運よく下流側に30m移動すれば、何とかやりあえそうだ。

磯場を跳んで、足場まで行く最中、
『トンデモサイズのメバルだと良いな。』

そんな煩悩が頭を過ぎった刹那、
フリーにしていたラインが風と潮で瀬に掛かる。

瀬に掛かったラインをかわすべく、竿先を瀬の裏に突っ込んだところで、
ラインが更にロックし、再度掛かったラインテンションで魚に気付かれる。
魚が暴れて、何かのついでのように、
ティップガイドまでもが瀬にガッチリロック。

『ここで根に入られたら詰み、魚がネリゴやメバルなら多分そうなって終わる』

ガイドがロックしたのでやむなく、バシャバシャと波をかぶるその瀬に乗り、絡んだ部分を両手で外してやる。

これがなかなか外れないんだなぁ。

どうにか外し、最初と同じ動作で魚を沖に誘導。


直後、エラ洗い。


おまえかっ!!俺のドキドキ返せ!!という感じにもう、
ヤケクソで波を受けながら低姿勢でその場でファイト。

ファイトの様子を写真で彩さんが獲ってくれてました。

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根にラインがかかる瞬間w
闘う対象が魚から地球に変わり、がちゃがちゃ。
30秒くらいかかっちゃったかな。
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ラインが外れないので入水後、瀬から竿先と糸を手で外し、
ラインをフリーにして沖へ3度目の誘導

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流石に危険なので、一段上に上がってファイト再開
もう、ここでイイや。ってちょっと投げやり。
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肩が痛すぎるので左手で竿を支えて、
微妙なテンションコントロールwww決して抜きあげようとかしてません。

で。

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口閉じで60にちょっと足りないくらい。
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タックルデータ
rod  ブリーデンGRF83Deep
reel ダイワ13イージス2506
line よつあみウルトラサーフ0.8
read 東レバウオフロロ7lb
baits jazz尺ヘッドDタイプ7g+シュラッグミノー


結果、その日の釣果は僕の分だけでこんな風。

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イサキ、ナントカイサキ?、アカハタ、アコウ、ヒラスズキ
持って帰ってないけどアラカブもマァマァなサイズが5尾くらい釣れた。



夜もショアスタにお邪魔してガヤガヤ。


みなさん。
お疲れ様でした。
ほんとうにありがとう!!


つづく。

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