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▼ ジェイドINXカスタム
とーさくさんからご質問いただきましたので、こちらでお答えします。
ジェイドINXカスタム。
まずは基本的な部分でジェイドの御紹介。
アクションは・・・
センシティブなシャッドプラグのフォルムの恩恵で、
軽い引き味にキビキビと切れのある動き。
ストレートリトリーブのみの操作でも、一見安定した泳ぎの中に、
実はコントロール不可領域の微妙な範囲でバランスを崩して非常にナチュラルに揺らぐ・・・など。
釣れるプラグに共通のアレがしっかり含まれている名作なんですな。
見てもらった方が早いって探してみたら、
youtubeで素敵な動画があったのでペタリ。
従来品のシンキングモデルは、ほぼ全ての状況で、
しっかりとレンジを自ら下げていく、シンキングタイプの仕様になっています。
(そこを利用して爆風の条件下でのレンジの入れやすさがあったりして、オリジナルジェイドの出番も、今季の僕には多いのですが・・・)
同じくらいのボリューム、レンジとシルエットで、
あといくつかを使い分けるこのサイズの小型プラグにおいて、、
例えば僕の選択では、リッジ35やガンシップ36がありますが。
それらのSSタイプに比べて、
従来品のジェイドは沈んでいくスピードが、スローとはちょっと呼び難い速さ。
特に、この先の3月~の時期に攻める事の多い、
汽水の混じるような内湾の港湾部なんかだと、
スーッといい感じのテンポで沈んで行きます。
オリジナル43Sの中で、産卵前の秋冬でよく使うこの子。。。カワイイ(*´ω`*)
淡水、水温15度での水中のオリジナルジェイド43S。
フックの重さでスッと沈み、着底後、何も無ければこの状態でステイ。
するのだけど、、、
海中では塩分濃度によって浮力が増えもしますし、
相反してそれ以上に、スナップの自重などに影響を受けて、
その数ミリグラムという自重の増加で少し頭を下げる姿勢になります。
実際にスナップを付けると、このように。
本当に微妙な差だけで完全にフックが寝てしまうので、
沈みこませている最中にレンジを見誤ると、根掛かりもそれに応じて増えたりもするんです。
でも、これで深いとこ釣るのも楽しいのよね。
テトラの根っこのデカいのを狙い澄ましてさ。
この辺を承知の上でっていう前提ありきだけど、
深いレンジでラインの浮力を利用するなどで、従来品のシンキングも、
レンジを留め置くという点では、それなりに出来る釣りではありますが、
じゃあ、それは一体何m何cmの位置なのか、、、やってみると分かるんだけど、
水温、気圧、潮流、タックルセッティングによって、バラつきが大きくなりまして、
コレを留め置いて流すという芸当は、非常にマニアックな釣りになります。
(僕自身は結構好きなんですけどね。
僕の使用タックルセッティングでだいたい1.5m位のレンジに置くんだけど、
たまに深く沈み過ぎて根がかりもあります。
他のルアーだと同じことをBlooowin80Sでよくやりますかね。)
さて。
コレに対して、メバルプラッギングの王道とも呼べる使用条件下。
すなわち水面下1m以内、メインレンジ50cm程度で、
ジェイドをこれまでよりも、もっと気軽にラインテンションの操作だけで、より簡単に漂わせたい。
そういった発想からチューンされたのが、INXカスタム版になります。
この大きさのプラグの浮力ってのは、そんな些細な事で変わるから、
ジャストサスペンドを狙っていくのは実は本当に難しい事なのです。
だってその比率って同じ場所でも毎日、ポイントを移動する毎にですら変わってしまうのだから。
このINXカスタムは、そんな中でも、ジャストサスペンドに
『出来るだけ近づける』ようにセッティングしてあって、
それはつまり、ある程度使ってみて釣り人側が慣れてくれば、
スナップの重さを替えたり、リングを替えたりするだけで、
スローフローティングから、スローシンキングの間を、
釣り人側で好きに味付けする事が出来るようになっています。
INXとしてのこのプラグのカスタムの本当の狙いは、そんなところにあったりするんです。
メバルプラッギングの面白さって、ただ市販のプラグを、
パッケージのままセットして、キャストして釣れた。
それだけに留めたくなかったのでしょう。
釣り人側で手を入れて、楽しめるような。
釣りという文化に、遊び方は無限にある中で、
そのほんの一例として再認識してもらいたくて、
サスペンドカスタムという企画が生まれたんです。
『伝わると良いですねぇ。』って言った僕に、
加来さんがニヤっとしたのはそういう事なんだろうな、、、と。
僕はそんな風に解釈しています。
それから、忘れてはいけない、このルアー本来の良さがもうひとつ。
他のルアーにカバーしきれない芸がジェイドには出来るんです。
というのも、ジェイドは上に例として代用できそうなプラグを上げたこの写真、
この中のプラグのどれにも出来ない技をもっているんですよね。
ヒラ打ちの瞬間のフラッシング効果が活きやすいフラットに近いボディ形状。
この要素が、他のプラグでカバーできない部分であります。
ポンプリトリーブなり、ステディーに巻いて止める、漂わせる。
そこで更にもうひとつ、かるいトゥイッチでヒラを打たせると、
ボディのフラットな形状でギラッと、光を反射して、
それが明滅効果として魚の捕食本能を非常に強く刺激するんです。
タダ巻きでもその効果は出ますね。
いろんなプラグがある中で、レンジに留め、置いておく使い方、流す使い方を、
どうしてもジェイドでやりたかった理由がここにあるんです。
そのように考えられた結果、
サスペンドチューンという新しいジェイドが開発されるに至りました。
浮力検証なども含め、加来さんの動画での説明も、是非ご覧下さい。
超色カラーには、更に
先述したヒラ打ちの瞬間の反射光を、より効果的に発するようにと、
このサイズの小魚特有の、お腹の透け方が絶妙なクリアホロ(ハーフミラーアルミ箔)で表現されています。
ジェイドINXカスタム。
そろそろ、全国の釣具店に並ぶころ。
どうぞヨロシク、お願い致します^^
ジェイドINXカスタム。
まずは基本的な部分でジェイドの御紹介。
アクションは・・・
センシティブなシャッドプラグのフォルムの恩恵で、
軽い引き味にキビキビと切れのある動き。
ストレートリトリーブのみの操作でも、一見安定した泳ぎの中に、
実はコントロール不可領域の微妙な範囲でバランスを崩して非常にナチュラルに揺らぐ・・・など。
釣れるプラグに共通のアレがしっかり含まれている名作なんですな。
見てもらった方が早いって探してみたら、
youtubeで素敵な動画があったのでペタリ。
従来品のシンキングモデルは、ほぼ全ての状況で、
しっかりとレンジを自ら下げていく、シンキングタイプの仕様になっています。
(そこを利用して爆風の条件下でのレンジの入れやすさがあったりして、オリジナルジェイドの出番も、今季の僕には多いのですが・・・)
同じくらいのボリューム、レンジとシルエットで、
あといくつかを使い分けるこのサイズの小型プラグにおいて、、
例えば僕の選択では、リッジ35やガンシップ36がありますが。
それらのSSタイプに比べて、
従来品のジェイドは沈んでいくスピードが、スローとはちょっと呼び難い速さ。
特に、この先の3月~の時期に攻める事の多い、
汽水の混じるような内湾の港湾部なんかだと、
スーッといい感じのテンポで沈んで行きます。
オリジナル43Sの中で、産卵前の秋冬でよく使うこの子。。。カワイイ(*´ω`*)
淡水、水温15度での水中のオリジナルジェイド43S。
フックの重さでスッと沈み、着底後、何も無ければこの状態でステイ。
するのだけど、、、
海中では塩分濃度によって浮力が増えもしますし、
相反してそれ以上に、スナップの自重などに影響を受けて、
その数ミリグラムという自重の増加で少し頭を下げる姿勢になります。
実際にスナップを付けると、このように。
本当に微妙な差だけで完全にフックが寝てしまうので、
沈みこませている最中にレンジを見誤ると、根掛かりもそれに応じて増えたりもするんです。
でも、これで深いとこ釣るのも楽しいのよね。
テトラの根っこのデカいのを狙い澄ましてさ。
この辺を承知の上でっていう前提ありきだけど、
深いレンジでラインの浮力を利用するなどで、従来品のシンキングも、
レンジを留め置くという点では、それなりに出来る釣りではありますが、
じゃあ、それは一体何m何cmの位置なのか、、、やってみると分かるんだけど、
水温、気圧、潮流、タックルセッティングによって、バラつきが大きくなりまして、
コレを留め置いて流すという芸当は、非常にマニアックな釣りになります。
(僕自身は結構好きなんですけどね。
僕の使用タックルセッティングでだいたい1.5m位のレンジに置くんだけど、
たまに深く沈み過ぎて根がかりもあります。
他のルアーだと同じことをBlooowin80Sでよくやりますかね。)
さて。
コレに対して、メバルプラッギングの王道とも呼べる使用条件下。
すなわち水面下1m以内、メインレンジ50cm程度で、
ジェイドをこれまでよりも、もっと気軽にラインテンションの操作だけで、より簡単に漂わせたい。
そういった発想からチューンされたのが、INXカスタム版になります。
この大きさのプラグの浮力ってのは、そんな些細な事で変わるから、
ジャストサスペンドを狙っていくのは実は本当に難しい事なのです。
だってその比率って同じ場所でも毎日、ポイントを移動する毎にですら変わってしまうのだから。
このINXカスタムは、そんな中でも、ジャストサスペンドに
『出来るだけ近づける』ようにセッティングしてあって、
それはつまり、ある程度使ってみて釣り人側が慣れてくれば、
スナップの重さを替えたり、リングを替えたりするだけで、
スローフローティングから、スローシンキングの間を、
釣り人側で好きに味付けする事が出来るようになっています。
INXとしてのこのプラグのカスタムの本当の狙いは、そんなところにあったりするんです。
メバルプラッギングの面白さって、ただ市販のプラグを、
パッケージのままセットして、キャストして釣れた。
それだけに留めたくなかったのでしょう。
釣り人側で手を入れて、楽しめるような。
釣りという文化に、遊び方は無限にある中で、
そのほんの一例として再認識してもらいたくて、
サスペンドカスタムという企画が生まれたんです。
『伝わると良いですねぇ。』って言った僕に、
加来さんがニヤっとしたのはそういう事なんだろうな、、、と。
僕はそんな風に解釈しています。
それから、忘れてはいけない、このルアー本来の良さがもうひとつ。
他のルアーにカバーしきれない芸がジェイドには出来るんです。
というのも、ジェイドは上に例として代用できそうなプラグを上げたこの写真、
この中のプラグのどれにも出来ない技をもっているんですよね。
ヒラ打ちの瞬間のフラッシング効果が活きやすいフラットに近いボディ形状。
この要素が、他のプラグでカバーできない部分であります。
ポンプリトリーブなり、ステディーに巻いて止める、漂わせる。
そこで更にもうひとつ、かるいトゥイッチでヒラを打たせると、
ボディのフラットな形状でギラッと、光を反射して、
それが明滅効果として魚の捕食本能を非常に強く刺激するんです。
タダ巻きでもその効果は出ますね。
いろんなプラグがある中で、レンジに留め、置いておく使い方、流す使い方を、
どうしてもジェイドでやりたかった理由がここにあるんです。
そのように考えられた結果、
サスペンドチューンという新しいジェイドが開発されるに至りました。
浮力検証なども含め、加来さんの動画での説明も、是非ご覧下さい。
超色カラーには、更に
先述したヒラ打ちの瞬間の反射光を、より効果的に発するようにと、
このサイズの小魚特有の、お腹の透け方が絶妙なクリアホロ(ハーフミラーアルミ箔)で表現されています。
ジェイドINXカスタム。
そろそろ、全国の釣具店に並ぶころ。
どうぞヨロシク、お願い致します^^
- 2017年2月11日
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