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古賀 亮介‐snif
福岡県
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▼ バタバタですが。
- ジャンル:釣行記
- (ログ)
先週からおかしなスケジュールで、
忙しいのか暇なのかも、よくわかんない秋、絶賛稼動中。
ゆっくりログを書く時間がないのがちょっと痛いとこですが、
いろいろ書き溜めつつ、のんびりやります。
結構いろいろあるんで、そのうち違う形で出すことも考えなければ。
今週も新規開拓にゴッソリ時間を割いてきました。
ホーム周辺、ちょっと出ただけで、全くわからない場所ってのは無限に出てくるもので。
今週はtommyさん、彩さんに前半はお付き合いいただいて、
そのエリアの傾向を教わりつつ、冒険に興じる。
堤防から地磯、色々と廻りました。


磯ではでっかいナブラが300m沖で何度か爆発するんだけど、
潮向き、風向きから、射程内にそれが寄ってくることは期待できず、
足元、インビジブルでも、ちょっと平和な雰囲気。
ライトワインドで遊んでいると、アカハタが遊んでくれました。
最近ハマって使いこんでるスライダーシャッド。
スナップを入れてるのは、いつでもメタルジグに変えてナブラを撃つ用意。
ダートが大きくなりすぎるので、普段はあまり好んでスナップ入れない派です。
色々遊んで、お二人が離脱してソロになったら、
あとは思考フル稼働でエンジン全開のハンズフリー。
知らない土地にひとり。
久々にホントに心から、集中して好きに釣りをした気がする。
もちろん初めてのエリアで先に拾っていくのはアジです。
尺を超える良いサイズも数本は出せつつも、
結果としては本当の意味ではいまひとつモノにできないまま。
数本の尺越えは抜けたんだけど、写真撮る前に脱走されたり、
この日はやたら撮れない病でもありました。
そんなことどうでもいいくらい、没頭してたんですが、何故か悔しくもない。
ベイトソコソコ、中アジガッツリ。
ちょっと離れたとこで底生パターンが強い秋。
初見でピンがわかってきた所で、潮周り、風、ベイト。
イメージした全ての条件がいきなりマッチしてくれるなんてわけはなく。
土地を知り、海を知り、このエリアの大型はまたそのうちに改めてって事で。
大型はもっとこの土地に自分が馴染んでから、本格的に追う事にしよう。
もっとハマるタイミングがきっとあるはず。
そんなわけで、今回は中アジを軸に文字通りかなり堪能してきました。
ピンを掴む日中の時間は、手頃なストラクチャーには、
イマイチ雰囲気を感じないので、やや沖目から引き出していきます。
ミオ筋探っていけば、すぐにヒントが。
サーチベイトとしてメタルジグやメタルバイブ、重めのジグヘッド、
キャロライナリグなんかを多用します。
特に初場所でのデイはね。
早めの展開を軸にしながら出来る限りの情報を拾いつつ、
特定したパターンや位置が少しずつ動いていくのに付いていく。
中アジの群をそんな風にして追う。

運よく、良いタイミングで廻れたようで、行く先々でなかなか素敵な群に遭遇しました。

イージー過ぎてすぐやめるのもありつつ、多少小難しく釣らされる場面もありつつ。
アジングの本質的な面白さを肌で感じることも出来た。

スライダーシャッド+4gの尺Dでマッピルマーノカマクーダ。
今回はお土産要請がちょっと多めにってことだったので、
ハマってやり続けてたらトータルで結構異常な数釣ってた。
どのくらい?言えません。乱獲はしないキャラでやってますんで(・ε・)プップクプー
ちょっとアジャストし続ければとにかく延々釣れたので、
試したかったものを片っ端から検証重ねる。


たまには数をまとめて撮るつもりで、20分程集中して釣ってみるとすぐこんな。
手前の数尾以外はご存命。20分、この数が、生かしで獲るには限界かな。
夜も夜でメタル縛りとか。色々やりました。

たまにはキレイにシメてお土産確保ね。
写真右の方に使用ルアー3つ。
上から
JAZZ爆釣ジグひらひら15g(遠距離サーチ用)
BlueBlueシーライドミニ9g(いつものメイン)
尺D2~4g+バークレースライダーシャッド(サブパターン1ワインド)
それに、キャロセッティング、
こちらは写真のタイミングでリグ映ってないんだけど、
メインのシンカーはバレット5gにジグヘッドは0.5gで。
ワームはマイクロクローラー4インチとスライダーシャッドを入れました。
キャロでのスライダーシャッド、かなりアツイ(*´ω`*)
軽量ジグヘッドでチョンチョンしながら引いてくると、この激熱具合は伝わるかと。
お試しあれ。
メタルジグは、シーライドミニのサブとして、バイスライダーも使ってみました。
このジグもヤバいですな。
前からアジに良く使ってる陸ジグと共に、
シルエットとフォール姿勢、スピードで使い分けてみてます。
そろそろメタルジグの三種の神器が僕の中に形成されそうです。
さてさて。
中アジにちょっと飽いてきたら、ちょっと移動。
足元にフラフラしてる灯り付きの他の魚種をいじってみる。
サーチ気味にキャロを通すと、ここではボトムから水面までパシャッと豆アジが元気。

メバルを探してたんだけど、まだ入っている個体があまりに少なく、キビシイ。
シーバスは、明暗にウロウロしてるのがイッパイ。
まずは手前の子から。
さっきまでアジに使ったスライダーシャッドのジグヘッド1.5g尺D単体で。
サイズもお手頃なようだったので、タックルもそのまま変更なし。
ストレンジ+フロロの直結0.8号で静かに仕留める1本目。
明暗の明るい側で何度か見せて、
表層50cmを一定レンジキープしてスイムさせながら、
堤防の陰に差し掛かったところで軽くジャーク。
スライダーシャッド特有の軌道がブレるヒラ打ち。ドン。

純メバルタックルの恩恵。ストレンジのマジック。
釣られてる事に気付いてないのか、なんとほとんどドラグワークもナシ。
エラ洗いゼロで場荒れほぼゼロの無音キャッチ(笑)
同じ動きをしてる魚を更に探しても良かったんだけど、
なんとなくプラッギングで出しときたくて、お次はガボッツ。
こちらは流芯で5分欲しいかな。って直感。
何にも考えずにテキトーにボッコボッコガッポガッポ騒がしくやり散らかす。
ベイトの少ないテリトリーで撃つ時は、それがプラスにもマイナスにも働く、
効果の読めない演出で、さながらパルプンテみたいな技になるなのだけど、
しっかりとベイトが入ってるイメージがココでも強く感じられたので、
周囲の生き物全ての注意を水面に向けるための5分間。
何にもないとこで、ボッゴボッゴガボッガボッ。
その流芯ラインから40m程の位置にあるイカダの明暗をピンと定めて、
ガボッツで遊びながら訴え続けていく。
で、周囲のライズ、水面のモジリが明らかに増えたと感じたところで、
注意深く観察していたイカダの角に豆アジのはしゃぐ音とは大きく異なったシーバスのボイル音。
ごちそうさま。
すかさず本来の目的だったピンを撃つ。それでも決して急がない。
流れを計算して、ボイル位置をややドリフト気味に通せる場所に着水。
着水時の波紋が消えるまで10秒待つ。
その場で一発ガボッ!!と演出。
・・・待つ。(波紋が消えるまで)
十分静かになったら、満を持して巻く。
水面にモジリを出しながら瀕死のカタクチがフラフラクルクルしてるように。
(だからドリフト気味に通したい)
ちょうど、先ほどボイルがあった地点を少し過ぎたあたりで、
待望の水面爆発。ガボッ!!

2本とも、そんなに大きくない、60前後のマルだけど、何ともキレイでした。
コッチは特に口の先の曲りがなんだか特徴的な個体だった。
大きくなったらサケみたいに伸びそうだなぁ。とか。妄想してしまう。
進化中?
ガボッツでのこの空間の緊張感操作。
デイではもっと如実な効果を目の当たりにしたのだけど、
良い素材が撮れなかったので、これはまた次の機会に。
ナブラって条件揃えば釣り人の手でも起こせるんだなっていう体験をまたしました(笑)

そして迎えた真っ赤な朝。
前日は磯で、この時間を過ごした。
残念ながら、その磯撃ちでは1本も得られなかったけど、この朝は少し違った。
潮とベイトを読みきって自分で選んで入った堤防の先端。
前日午後、同じ場所で手頃な2~3kgのヒラゴを爆釣ジグ7gの極細針仕様で偶然掛けて、極細フック故の伸びでバラしていたので、それをちゃんと上げてみようって事で、再度撃ち直す。

選んだのはフォルテン30g。
まだ明けきれないのでゴールド系かな。
と、手に取る。

心なしか前日より潮目が近い。
そしてなんとなく眺めていると、ポツリポツリと湧き始める100m沖の水面。
緩い追い風も手伝って120m程度のロングキャスト。
着底を待たずに、沈めるレンジは10mも入れてない感じ。
ジャークも入れない。
ほとんど回収スピードのハイスピードリトリーブ+
水面直下、返す刀の高速ターンのフリーフォール。
フォルテンで一番自分が得意とする使い方。
その1投目で、いきなりミスバイト。
吸い込まれずに頭突きされたような。
フォルテンが弾き飛ばされる感覚が手元に伝わる。
フックをチェックしても異常は見られない。
これは、食わせるタイミングを絞った方がいいかな。
直感的にそんな事を考えた。
一旦竿を置いて深呼吸。
狙いを雲間から朝日が射し込み、水中に射す光量が一気に上がる、
青物の本能を覚醒させるタイミングに定める事にした。
食わせる位置も、ジグの軌道も、魚が食う瞬間までのイメージも、
もう、その時点で全て出来上がっていた。
一瞬の晴れ間を狙うという事で、
フォルテンもシルバー系のカタクチカラーに替えた。
その光量変化待ちの間に準備運動を少し。
ピンを外し50~70mほど着水点を変え、シャロー側のボトムをちょっとだけスローに。

こんなのを4尾釣って、遊んで待っていると、
ちょうど太陽が雲の切れ間に差し掛かる頃合いを得た。
最後、1分だけラインチェックに時間を費やし、満を持して120mのフルキャスト。
着水点は港から出ていく潮と、外洋のトルクのある潮のぶつかる潮目の少し奥。
潮目から30m程の位置。ライナー気味にキャストして大き目の着水音を立てた。
直後カタクチの群がハデに水面を蹴散らされる。
間違いなく、今、まさに。
先程と同じように、ジャークを入れない回収速度のハイスピードリトリーブ。
フォルテンが表層を割る直前に、ベイルを返すタイミングで、手が止まる。
水面直下にあるはずのフォルテンが、
岩にでも当たったかのような、硬く重い一撃が手元に伝わる。
掛けてから80mランをいきなり食らう。
ヤバイ。これはいくらなんでもヒラゴじゃない。
10㎏クラスのモンスターだった。
万全の準備をして臨んだ一本だし。なんとかなるだろう。
そう、なんとかなった。何もなければ。
およそ30分の激闘の末、なんとかそいつを大人しくさせて足元まで寄せる。
堤防から眼下に1mほどの丸太のような青い魚体を見ながら、
2度のランディングチャンスをつかめず、3度目のネット際の攻防。
ラインはよつあみPE WX8の1号にリーダーはフロロ4号。
いい加減取るために入れた、このセッティングであったが、
またしても。である。
ちょっとしたアクシデントから、
ランディングネットがアジ用しか今回用意できてなかったのも敗因の一つではある。
けれど、まさか、それだけの時間をかけても、
タックル破断強度の限界一歩手前の負荷を与え続けてもなお、
こちらの予想を上回る最後の抵抗。
そしてもうひとつ。
そのタイミングで僕は、ひとつ小さな、ほんの数グラムの判断ミスを犯していた。
ネットに頭だけでも何とか入れて、ハンドランディングできる堤防の裏側まで誘導して、陸に引きずりあげる算段だったので、指ドラグでプラス数グラムの負荷を足し、片膝をついてネットインを試みていたところだった。
そこに最後にして最大の抵抗。
それは予想を遥かに超えて未だかつてないほど、本当に猛烈であった。
多くの魚は手首と肩から2段構えの返しで、
強烈に突っ込まれてもだいたい止まる。
そんな技術を知っていて、僕は今までいくつかのトロフィーをそうして止めてきた。
しかし、こいつはそれでいなしても、まったくそんな幅では追いつかなかったのだ。
身体ごと水中に引きずり込まれるところだった。
ドラグが2kg程度の負荷でラインが滑るタックルであるのに、
その数グラム、指先でスプールを抑えていたがために、
竿に掛かる衝撃が跳ね上がり、体制を崩されてしまう。
早い話が、まぁ、つまり、軽く転んだ。
なんとか、体を持ち直し、ハッと我に返った。
堤防の角に薄く、極僅かリールとバットガイド間のラインが今にもアタりそう。
そして、スッと触れたような触れないようなフレンチキス。
8本編みのPEラインが7本編みになってしまったかな。
そんな不安を抱えながらも、そこから3分はそのまま20m程度の距離で耐えた。
そして、最後のランディングをと、ドラグをほんの少し締め直したところで・・・バツッ!!
先程のフレンチキスの位置で、ラインブレイク。
壮絶な30分ちょっとは、それではじけ飛んで、
僕はその場に倒れ込んでしばらく空を見上げてしまった。
またしても。
また来年?だろうな。
カマスパターンでは僕には不利なので。
その後、ラインチェック入れてリーダーを丸ごと組み直し、
もう一度何とか・・・と気を取り直して投げ続けるが、
しっかり煙草で一服してから再開したら、ヒラスの位置などまるでもう分らなくなる。(笑)
その後に続いた、次のアタリもなかなか強烈だったけど、
先ほどの死闘からすると、なんてことはなく。
朝ごはんのパンをかじりながら、のんびり3分程度でキャッチ。

そちらは70くらいのヒラメでした。
タモ入れ、枠のサイズを軽ーく超えるのだけど、
ヒラメは意外とあっさりネットに収まってくれた。
素直に喜ぶことができないところは釣り人のサガってもんだろう。
やれるだけは多分やった。
ただただ相手が一枚上だったのだ。
自分の腕の拙さに対する怒りと、妙に心地よい疲れとで、
なんともいえない感情が湧いてくる。
そんな風にして僕はこの日の釣りを終えたのだった。
タックルデータ
ジグ単1
rod ウエダpro4EX XT-68FS-R
reel イージス2004
line エステル0.3号
baits 0.8g~1.5gレンジクロスヘッドor尺ヘッド+ワームはアレコレ
キャロ
rod ウエダpro4EX 4S-610SL
reel イグニス2004
line エステル0.4号orPE0.3号
baits 3~5gのキャロ+尺ヘッドR0.3~0.5g+ワームアレコレ
フィネス系何でも
rod ブリーデンGRF TR68ストレンジ
reel イージス2004
line フロロ0.6号
baits 0.8g~3.0gジグ単、フィネスプラグ
ライトワインド
rod ブリーデンGRF TR83deep
reel 13イージス2004
line PE0.4+フロロ1.5号
baits 尺D3g~7g+スライダーシャッド、シュラッグミノー
フィネスプラグ&フィネスジグ
rod ブリーデンGRF TR85PEspecial
reel エメラルダス2506
line PE0.6号+フロロ2号
baits シーライドミニ、爆釣ジグひらひら、バイスライダー、メタルマル19g
プラッギング&ライトショアジグ
rod アブKR-Xトリプルコンセプト90M
reel 13イージス2506
line PE1.0号+フロロ4~5号
baits フォルテン30g、ガボッツ、ブローウィン140、メタルマル28g、他プロト等々
忙しいのか暇なのかも、よくわかんない秋、絶賛稼動中。
ゆっくりログを書く時間がないのがちょっと痛いとこですが、
いろいろ書き溜めつつ、のんびりやります。
結構いろいろあるんで、そのうち違う形で出すことも考えなければ。
今週も新規開拓にゴッソリ時間を割いてきました。
ホーム周辺、ちょっと出ただけで、全くわからない場所ってのは無限に出てくるもので。
今週はtommyさん、彩さんに前半はお付き合いいただいて、
そのエリアの傾向を教わりつつ、冒険に興じる。
堤防から地磯、色々と廻りました。


磯ではでっかいナブラが300m沖で何度か爆発するんだけど、
潮向き、風向きから、射程内にそれが寄ってくることは期待できず、
足元、インビジブルでも、ちょっと平和な雰囲気。
ライトワインドで遊んでいると、アカハタが遊んでくれました。
最近ハマって使いこんでるスライダーシャッド。
スナップを入れてるのは、いつでもメタルジグに変えてナブラを撃つ用意。
ダートが大きくなりすぎるので、普段はあまり好んでスナップ入れない派です。
色々遊んで、お二人が離脱してソロになったら、
あとは思考フル稼働でエンジン全開のハンズフリー。
知らない土地にひとり。
久々にホントに心から、集中して好きに釣りをした気がする。
もちろん初めてのエリアで先に拾っていくのはアジです。
尺を超える良いサイズも数本は出せつつも、
結果としては本当の意味ではいまひとつモノにできないまま。
数本の尺越えは抜けたんだけど、写真撮る前に脱走されたり、
この日はやたら撮れない病でもありました。
そんなことどうでもいいくらい、没頭してたんですが、何故か悔しくもない。
ベイトソコソコ、中アジガッツリ。
ちょっと離れたとこで底生パターンが強い秋。
初見でピンがわかってきた所で、潮周り、風、ベイト。
イメージした全ての条件がいきなりマッチしてくれるなんてわけはなく。
土地を知り、海を知り、このエリアの大型はまたそのうちに改めてって事で。
大型はもっとこの土地に自分が馴染んでから、本格的に追う事にしよう。
もっとハマるタイミングがきっとあるはず。
そんなわけで、今回は中アジを軸に文字通りかなり堪能してきました。
ピンを掴む日中の時間は、手頃なストラクチャーには、
イマイチ雰囲気を感じないので、やや沖目から引き出していきます。
ミオ筋探っていけば、すぐにヒントが。
サーチベイトとしてメタルジグやメタルバイブ、重めのジグヘッド、
キャロライナリグなんかを多用します。
特に初場所でのデイはね。
早めの展開を軸にしながら出来る限りの情報を拾いつつ、
特定したパターンや位置が少しずつ動いていくのに付いていく。
中アジの群をそんな風にして追う。

運よく、良いタイミングで廻れたようで、行く先々でなかなか素敵な群に遭遇しました。

イージー過ぎてすぐやめるのもありつつ、多少小難しく釣らされる場面もありつつ。
アジングの本質的な面白さを肌で感じることも出来た。

スライダーシャッド+4gの尺Dでマッピルマーノカマクーダ。
今回はお土産要請がちょっと多めにってことだったので、
ハマってやり続けてたらトータルで結構異常な数釣ってた。
どのくらい?言えません。乱獲はしないキャラでやってますんで(・ε・)プップクプー
ちょっとアジャストし続ければとにかく延々釣れたので、
試したかったものを片っ端から検証重ねる。


たまには数をまとめて撮るつもりで、20分程集中して釣ってみるとすぐこんな。
手前の数尾以外はご存命。20分、この数が、生かしで獲るには限界かな。
夜も夜でメタル縛りとか。色々やりました。

たまにはキレイにシメてお土産確保ね。
写真右の方に使用ルアー3つ。
上から
JAZZ爆釣ジグひらひら15g(遠距離サーチ用)
BlueBlueシーライドミニ9g(いつものメイン)
尺D2~4g+バークレースライダーシャッド(サブパターン1ワインド)
それに、キャロセッティング、
こちらは写真のタイミングでリグ映ってないんだけど、
メインのシンカーはバレット5gにジグヘッドは0.5gで。
ワームはマイクロクローラー4インチとスライダーシャッドを入れました。
キャロでのスライダーシャッド、かなりアツイ(*´ω`*)
軽量ジグヘッドでチョンチョンしながら引いてくると、この激熱具合は伝わるかと。
お試しあれ。
メタルジグは、シーライドミニのサブとして、バイスライダーも使ってみました。
このジグもヤバいですな。
前からアジに良く使ってる陸ジグと共に、
シルエットとフォール姿勢、スピードで使い分けてみてます。
そろそろメタルジグの三種の神器が僕の中に形成されそうです。
さてさて。
中アジにちょっと飽いてきたら、ちょっと移動。
足元にフラフラしてる灯り付きの他の魚種をいじってみる。
サーチ気味にキャロを通すと、ここではボトムから水面までパシャッと豆アジが元気。

メバルを探してたんだけど、まだ入っている個体があまりに少なく、キビシイ。
シーバスは、明暗にウロウロしてるのがイッパイ。
まずは手前の子から。
さっきまでアジに使ったスライダーシャッドのジグヘッド1.5g尺D単体で。
サイズもお手頃なようだったので、タックルもそのまま変更なし。
ストレンジ+フロロの直結0.8号で静かに仕留める1本目。
明暗の明るい側で何度か見せて、
表層50cmを一定レンジキープしてスイムさせながら、
堤防の陰に差し掛かったところで軽くジャーク。
スライダーシャッド特有の軌道がブレるヒラ打ち。ドン。

純メバルタックルの恩恵。ストレンジのマジック。
釣られてる事に気付いてないのか、なんとほとんどドラグワークもナシ。
エラ洗いゼロで場荒れほぼゼロの無音キャッチ(笑)
同じ動きをしてる魚を更に探しても良かったんだけど、
なんとなくプラッギングで出しときたくて、お次はガボッツ。
こちらは流芯で5分欲しいかな。って直感。
何にも考えずにテキトーにボッコボッコガッポガッポ騒がしくやり散らかす。
ベイトの少ないテリトリーで撃つ時は、それがプラスにもマイナスにも働く、
効果の読めない演出で、さながらパルプンテみたいな技になるなのだけど、
しっかりとベイトが入ってるイメージがココでも強く感じられたので、
周囲の生き物全ての注意を水面に向けるための5分間。
何にもないとこで、ボッゴボッゴガボッガボッ。
その流芯ラインから40m程の位置にあるイカダの明暗をピンと定めて、
ガボッツで遊びながら訴え続けていく。
で、周囲のライズ、水面のモジリが明らかに増えたと感じたところで、
注意深く観察していたイカダの角に豆アジのはしゃぐ音とは大きく異なったシーバスのボイル音。
ごちそうさま。
すかさず本来の目的だったピンを撃つ。それでも決して急がない。
流れを計算して、ボイル位置をややドリフト気味に通せる場所に着水。
着水時の波紋が消えるまで10秒待つ。
その場で一発ガボッ!!と演出。
・・・待つ。(波紋が消えるまで)
十分静かになったら、満を持して巻く。
水面にモジリを出しながら瀕死のカタクチがフラフラクルクルしてるように。
(だからドリフト気味に通したい)
ちょうど、先ほどボイルがあった地点を少し過ぎたあたりで、
待望の水面爆発。ガボッ!!

2本とも、そんなに大きくない、60前後のマルだけど、何ともキレイでした。
コッチは特に口の先の曲りがなんだか特徴的な個体だった。
大きくなったらサケみたいに伸びそうだなぁ。とか。妄想してしまう。
進化中?
ガボッツでのこの空間の緊張感操作。
デイではもっと如実な効果を目の当たりにしたのだけど、
良い素材が撮れなかったので、これはまた次の機会に。
ナブラって条件揃えば釣り人の手でも起こせるんだなっていう体験をまたしました(笑)

そして迎えた真っ赤な朝。
前日は磯で、この時間を過ごした。
残念ながら、その磯撃ちでは1本も得られなかったけど、この朝は少し違った。
潮とベイトを読みきって自分で選んで入った堤防の先端。
前日午後、同じ場所で手頃な2~3kgのヒラゴを爆釣ジグ7gの極細針仕様で偶然掛けて、極細フック故の伸びでバラしていたので、それをちゃんと上げてみようって事で、再度撃ち直す。

選んだのはフォルテン30g。
まだ明けきれないのでゴールド系かな。
と、手に取る。

心なしか前日より潮目が近い。
そしてなんとなく眺めていると、ポツリポツリと湧き始める100m沖の水面。
緩い追い風も手伝って120m程度のロングキャスト。
着底を待たずに、沈めるレンジは10mも入れてない感じ。
ジャークも入れない。
ほとんど回収スピードのハイスピードリトリーブ+
水面直下、返す刀の高速ターンのフリーフォール。
フォルテンで一番自分が得意とする使い方。
その1投目で、いきなりミスバイト。
吸い込まれずに頭突きされたような。
フォルテンが弾き飛ばされる感覚が手元に伝わる。
フックをチェックしても異常は見られない。
これは、食わせるタイミングを絞った方がいいかな。
直感的にそんな事を考えた。
一旦竿を置いて深呼吸。
狙いを雲間から朝日が射し込み、水中に射す光量が一気に上がる、
青物の本能を覚醒させるタイミングに定める事にした。
食わせる位置も、ジグの軌道も、魚が食う瞬間までのイメージも、
もう、その時点で全て出来上がっていた。
一瞬の晴れ間を狙うという事で、
フォルテンもシルバー系のカタクチカラーに替えた。
その光量変化待ちの間に準備運動を少し。
ピンを外し50~70mほど着水点を変え、シャロー側のボトムをちょっとだけスローに。

こんなのを4尾釣って、遊んで待っていると、
ちょうど太陽が雲の切れ間に差し掛かる頃合いを得た。
最後、1分だけラインチェックに時間を費やし、満を持して120mのフルキャスト。
着水点は港から出ていく潮と、外洋のトルクのある潮のぶつかる潮目の少し奥。
潮目から30m程の位置。ライナー気味にキャストして大き目の着水音を立てた。
直後カタクチの群がハデに水面を蹴散らされる。
間違いなく、今、まさに。
先程と同じように、ジャークを入れない回収速度のハイスピードリトリーブ。
フォルテンが表層を割る直前に、ベイルを返すタイミングで、手が止まる。
水面直下にあるはずのフォルテンが、
岩にでも当たったかのような、硬く重い一撃が手元に伝わる。
掛けてから80mランをいきなり食らう。
ヤバイ。これはいくらなんでもヒラゴじゃない。
10㎏クラスのモンスターだった。
万全の準備をして臨んだ一本だし。なんとかなるだろう。
そう、なんとかなった。何もなければ。
およそ30分の激闘の末、なんとかそいつを大人しくさせて足元まで寄せる。
堤防から眼下に1mほどの丸太のような青い魚体を見ながら、
2度のランディングチャンスをつかめず、3度目のネット際の攻防。
ラインはよつあみPE WX8の1号にリーダーはフロロ4号。
いい加減取るために入れた、このセッティングであったが、
またしても。である。
ちょっとしたアクシデントから、
ランディングネットがアジ用しか今回用意できてなかったのも敗因の一つではある。
けれど、まさか、それだけの時間をかけても、
タックル破断強度の限界一歩手前の負荷を与え続けてもなお、
こちらの予想を上回る最後の抵抗。
そしてもうひとつ。
そのタイミングで僕は、ひとつ小さな、ほんの数グラムの判断ミスを犯していた。
ネットに頭だけでも何とか入れて、ハンドランディングできる堤防の裏側まで誘導して、陸に引きずりあげる算段だったので、指ドラグでプラス数グラムの負荷を足し、片膝をついてネットインを試みていたところだった。
そこに最後にして最大の抵抗。
それは予想を遥かに超えて未だかつてないほど、本当に猛烈であった。
多くの魚は手首と肩から2段構えの返しで、
強烈に突っ込まれてもだいたい止まる。
そんな技術を知っていて、僕は今までいくつかのトロフィーをそうして止めてきた。
しかし、こいつはそれでいなしても、まったくそんな幅では追いつかなかったのだ。
身体ごと水中に引きずり込まれるところだった。
ドラグが2kg程度の負荷でラインが滑るタックルであるのに、
その数グラム、指先でスプールを抑えていたがために、
竿に掛かる衝撃が跳ね上がり、体制を崩されてしまう。
早い話が、まぁ、つまり、軽く転んだ。
なんとか、体を持ち直し、ハッと我に返った。
堤防の角に薄く、極僅かリールとバットガイド間のラインが今にもアタりそう。
そして、スッと触れたような触れないようなフレンチキス。
8本編みのPEラインが7本編みになってしまったかな。
そんな不安を抱えながらも、そこから3分はそのまま20m程度の距離で耐えた。
そして、最後のランディングをと、ドラグをほんの少し締め直したところで・・・バツッ!!
先程のフレンチキスの位置で、ラインブレイク。
壮絶な30分ちょっとは、それではじけ飛んで、
僕はその場に倒れ込んでしばらく空を見上げてしまった。
またしても。
また来年?だろうな。
カマスパターンでは僕には不利なので。
その後、ラインチェック入れてリーダーを丸ごと組み直し、
もう一度何とか・・・と気を取り直して投げ続けるが、
しっかり煙草で一服してから再開したら、ヒラスの位置などまるでもう分らなくなる。(笑)
その後に続いた、次のアタリもなかなか強烈だったけど、
先ほどの死闘からすると、なんてことはなく。
朝ごはんのパンをかじりながら、のんびり3分程度でキャッチ。

そちらは70くらいのヒラメでした。
タモ入れ、枠のサイズを軽ーく超えるのだけど、
ヒラメは意外とあっさりネットに収まってくれた。
素直に喜ぶことができないところは釣り人のサガってもんだろう。
やれるだけは多分やった。
ただただ相手が一枚上だったのだ。
自分の腕の拙さに対する怒りと、妙に心地よい疲れとで、
なんともいえない感情が湧いてくる。
そんな風にして僕はこの日の釣りを終えたのだった。
タックルデータ
ジグ単1
rod ウエダpro4EX XT-68FS-R
reel イージス2004
line エステル0.3号
baits 0.8g~1.5gレンジクロスヘッドor尺ヘッド+ワームはアレコレ
キャロ
rod ウエダpro4EX 4S-610SL
reel イグニス2004
line エステル0.4号orPE0.3号
baits 3~5gのキャロ+尺ヘッドR0.3~0.5g+ワームアレコレ
フィネス系何でも
rod ブリーデンGRF TR68ストレンジ
reel イージス2004
line フロロ0.6号
baits 0.8g~3.0gジグ単、フィネスプラグ
ライトワインド
rod ブリーデンGRF TR83deep
reel 13イージス2004
line PE0.4+フロロ1.5号
baits 尺D3g~7g+スライダーシャッド、シュラッグミノー
フィネスプラグ&フィネスジグ
rod ブリーデンGRF TR85PEspecial
reel エメラルダス2506
line PE0.6号+フロロ2号
baits シーライドミニ、爆釣ジグひらひら、バイスライダー、メタルマル19g
プラッギング&ライトショアジグ
rod アブKR-Xトリプルコンセプト90M
reel 13イージス2506
line PE1.0号+フロロ4~5号
baits フォルテン30g、ガボッツ、ブローウィン140、メタルマル28g、他プロト等々
- 2015年10月18日
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