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▼ やってくれますね・・・

フリーザ風に言うと、こうなります。



「やってくれましたね、みなさん（メバル達）」


「よくも私の少ない釣行時間を無駄に使わせてくれました」


「土砂降り、強風の中でお前達に会いに来たというのに」


「さぞ気分も良かったでしょうねぇ・・・」










絶対に許さんぞ！

この虫ケラどもめぇ〜っ！！！


次は「ルアー食わせてください」と

頭下げさせてやるからなぁ〜っ！！






はい、そうです。

 
今回もダメでした。



１５時半過ぎ。


前回と同じポイントへ入る。



干潮前ということもあり、違う漁港を攻めようかとも

思ったんだけど、ここは１本を獲るために同じポイントへ。


準備をしてテトラの先端へ行くと、何やら水面がモヤモヤ。


海藻か何かが浮いているんだろうぐらいに思い、気にせずキャスト

開始。



数投してやはり偏光グラスをしておこうと思い、一度車へ戻り

眼鏡と偏光グラスをチェンジ。



「ふふふ、これがなきゃデイゲームは決まらないぜ」

と、思ったかどうかは内緒（笑）



で、テトラの先端へと戻り、再度水中の確認。


すると先ほどモヤモヤしていた物の正体が判明！



なんとボラの群れです（汗）


「何でお前らここにおるんじゃ！！」


と、海なんだからボラもいるだろうに何様のつもりか知らないが

勝手に腹を立てる。
（まるで他人事のように書いていますが、僕の事です）



しかもボラの群れはあっち行ったりこっち行ったりで、一向に

他の場所へと移動しない。


それが邪魔でなかなかキャストも出来ず、一瞬の隙を見ては

キャストを繰り返す。



これがどうもイライラさせる。


雨も段々と強くなっていく中、ついにキレた！



「このウンコ野郎！！邪魔なんじゃボケェ！！！」



すると海の中から声が聞こえた。

「いえ、私たちはボラです。ボケではありません」



・・・・・


・・・・・


・・・・・





という事で、どうやら幻聴も出てきたようなので一服しながら

ちょっと休憩。



ちなみに言う必要はないと思いますが、すると海の中・・・からが

冗談になります。



で、休憩した後再度テトラの上へ。

まあボラが居座っているだろうことは分かっていたんだけど、

改めてその姿を見るとガックリ（涙）



その群れの下にはメバルがそれなりに居て、なんとか攻略

出来ないかとあれこれ試すも見向きもしない。


ワーム、プラグ、ジグ、かぶら、ワームのダーティング。


全て何をやっても反応なし。


そのうち沈みテトラの間を通していると一つしか持っていない３g

の爆釣ジグⅡをロストしてしまい、同時に僕のやる気もロストして

しまったので移動することに。



すぐ近くの漁港。


風も予報通り強くなってきて、すぐにキャストし辛い状況に。


ボトムにメバルを数匹確認したので付けていたワームでボトムを

狙う。


しかし見事一発で根掛かり（涙）


気を取り直して今度はメタルバイブ。


これは真珠が入っていて、超高速ローリングで・・・




おっと、危ない危ない（汗）


ちょこちょこと移動しながらボトムを探っていくんだけど、

強風も邪魔をしてイマイチ攻め切れない。



なので車まで引き返そうと振り返ると・・・


地面に置いていたワーム達が・・・





カラスの餌食に！！！


「てめぇ、この野郎！！」

とボルト顔負けの走りでワーム救出に向かう。



カラスは慌てて飛んで逃げようとしていたけど、ワームを入れて

いた袋ごと持って飛び立つ。



が、そこは神も許さなかったのか、ボトッ！と落ちて無事救出。


袋は食い千切られてはいたものの、中のワーム達は無事だった。



もしワームが死んでいたら、メバルではなくカラス狩りを

しなきゃならなかった。


ま、そんな事しようもんなら更なる逆襲に遭っていたでしょうが。




そんなハプニングもありながらも釣り続行。


しかし反応得られずテトラの場所へ戻る。




テトラの先端に向かう途中、ふと気になった。


雨を弾いていない、レインスーツ（汗）


いや、正確には買ってから一度も手入れしていないレインスーツ。

ちなみにマズメのレインスーツ。



タバコを吸おうと胸のポケットのファスナーを開けてタバコを

取り出す。



箱がずぶ濡れ（笑）


買ってから３年経つか経たないかぐらい。

いい加減、手入れします。


何かいい方法があれば教えてください。




で、まあテトラの先端へ着いたはいいけど風がヤバい。


風速６m/s（予報では）が正面から容赦なく吹き付ける。


けど、それでも簡単には諦められずにキャストを繰り返す。



どこへ着水したのかリトリーブするまで分からず、ラインスラック

も半端ない。


吹き付ける強風はロッドティップをバタつかせ、もはや自分が

何をしているのか分からなくなる。



さすがにこんな状況では集中できず、納竿。


別のポイントもこの風向きではモロに風を受けるので、

移動せず帰ることにした。






つもりだったけど、「もしかしたら・・・」と無駄な前向き思考。



３０分弱かけて移動し、ポイントに到着。


予想通りモロに風を受ける（笑）

が、せっかく来たんだからと最初からワームをキャストしていく。


この強風、荒れた海では対応できないと思い、２．５gの

ジグヘッドにワームをセット。



もっとウェイトのあるジグヘッドにしたかったというのが本音

なんだけど、そうすると今度はリトリーブスピードを早くしないと

いけなくなるので２．５gを選択。



これでも思い通りのスピードでは巻けなかったけど仕方ない。




で、あちこちキャストを繰り返すも反応なし。


すでに切れていた集中力ではこれ以上何をやっても無駄と判断し、

今度こそ納竿とした。



またもや移動距離、１００キロ以上。


実釣時間、５時間ちょっと。



これだけやって出せない自分に苛立ちは隠せない。


が、言い訳はない。

これが今の僕の実力なのだ。


まともに釣りが出来る時間、残すところ二日。


勤務終了後に狙える日、一日。




これでリミット達成しなきゃならない。

だけどまだまだ諦めん！！


今の僕は冒頭に書いてあるような気持ちです。



泣きたい気持ちもあるんですが（笑）
 

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