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▼ 【取材記事】TORAY'シーバスPEパワーゲーム ~10年目の挑戦~ 【PR】
- ジャンル:日記/一般
- (取材記事)
発売より10年もの長い間、大きな仕様を変更することなく第一線で活躍し続けているラインがある。
独特のしなやかさと、眩いばかりのホワイトカラーが印象的な『TORAY' シーバスPEパワーゲーム』がそれだ。
『シーバスPEパワーゲーム』は、”湾奥のカリスマ”こと村岡昌憲氏と共に開発された『ソルトライン®シーバスPE』の後継製品として2008年にリリースされた。
メーカー各社より様々なPEラインがリリースされては消えていった近年の状況下において、今なお多くのアングラーから指示されている理由はどこにあるのか?
また、リリースから10年という節目に'TORAY'が挑む新たな挑戦について、東レ・フィッシングライン営業部でプロモーションを担当する高木さんに取材を試みた。
【人間が失った能力を補完するためのラインカラー】

東レ・モノフィラメント フィシングライン部 高木さん
我々アングラーが、店頭で目にするシーバス用PEラインの多くは多かれ少なかれ着色されている事が多い。
しかし、東レが誇る『シーバスPEパワーゲーム』は美しさすら感じるホワイトカラーを採用している。
フィールドでは人間の目に際立って見える「ホワイト」をラインカラーに選んだ経緯はどのようなものだったのだろうか。
『従来デメリットとされていた素材の持つカラーでしたが、製品開発にご協力頂いた、村岡プロの発想の転換とアイデアのもとに新しいコンセプトが生まれ採用されました。
ホワイトカラーは夜間の視認性に優れ、わずかな光量でもキャストの方向やバイト後のランディングまでを、その高い視認性でサポートしてくれます。』
シーバスフィッシングでは、常に”投げて巻くだけ”というイージーな状況とは限らない。
そのような状況はむしろ少なく、確実な釣果を得るには正確なキャストと的確なラインコントロールを駆使し、ターゲットの潜む場所までルアーを送り込む事が重要となり、当然バイトを得た後は魚の挙動を予測し対応することも必要になってくる。
”シーバスPEパワーゲーム”は、人間が動物として失ってしまった夜間視力を補う為に選ばれたホワイトカラーをまとい、キャストからランディングまでゲームの主導権を握る事を可能にしたと言えるだろう。
【独自コーティングでなければ実現出来なかった性能】

『素材の特性を生かした独自のコーティング技術により、飛躍的に使用感が良くなっていることも特徴です。』
PEラインはその素材の特性から、なんの加工を施さなければコシがなくフニャフニャとした状態で、編み込んでもすぐ解けてしまって実釣ではとても使い物にならない。
その問題を解決するためライン表面にコーティングを施すのだが、実はコーティングする事で、本来の強度を弱めたり、かえって使い難くしてしまう”諸刃の剣”とも言える工程である。
『分厚いコーティングではライン自体が固くなってしまい操作性に欠け、PE糸本来の良さを発揮できません。
東レの8本ブレイド製法の技術と、絶妙なコーティング技術を高次元のバランスで配合することにより、”しなやかさ”と”ほど良いコシ”を両立させる事が出来ました。
その結果、PEラインのポテンシャルを最大限に引き出すと同時にトラブルを減少させ、高い品質と強度を継続させることに成功しました。』
東レが持つ世界でもトップレベルの技術力と品質管理に対する拘りが、『シーバスPEパワーゲーム』が持つ独特の使用感を生み出し、100m、200m、300mとどれだけ全長が伸びても、素材の持つ本来のポテンシャルを引き出している。
これこそ東レのPEラインが持つ最大の強みであろう。
【アングラーが求める”良い釣り糸”の条件とは】
シーバスPEパワーゲーム 8ブレイドPEラインの顕微鏡表面画像
提供:東レ・モノフィラメント
提供:東レ・モノフィラメント
我々アングラーが求める”良い釣り糸”には、ストレスなく一定のポテンシャルをキープしたまま安定した強度と性能を継続させることが最も重要な要素だ。
『一時的な数値の上の高強力を実現出来たとしても、わずかなラインの線形ムラや歪み、見えないキズにより数値上の強度とは裏腹に簡単にラインブレイクさせてしまっては意味がありません。』
『東レのラインは巻き始めから巻き終わりまで、一貫して安定した強力を確保するよう設計されています。』
『それと同時に真円に近い断面はライン表面のガイドへの接触面積を小さくし、凹凸の少ないライン表面との相乗効果によって摩擦を抑え、軽いルアーでもより遠くへより正確なキャストを可能としました。』
【10年もの間活躍し続けられた大きな要因】
『東レの技術力を、村岡・大野両プロの培ってきた理論と卓越したテクニックによって、一般ユーザーのフィッシングライフにフィードバック出来たことが大きな理由だと思います。』
村岡氏、大野氏は、共にルアーシーバスゲームの黎明期より業界を牽引し続けているトップアングラーだ。
激戦区の東京湾奥を本拠地とし、常に釣果を重ねてきた二人の存在が「シーバスPEパワーゲーム」の活躍に大きく寄与した事は間違いないだろう。
『飛距離とアキュラシーの向上、強風時の糸ふけや波の抵抗、糸鳴りなど、従来のPEラインが持つデメリットを最小限に抑えることで、トータル的な使い易さを実現出来た事が、10年もの長きに渉り、皆様に愛され続けたのだと考えています。』
【新たな挑戦 デイタイム】
『激化するフィールドコンディションを打開するため、我々東レはデイゲーム用の新しいカラーを求めました。』
デイゲームにおいて有効なラインカラーとは?との疑問から開発がスタート。「シーバスPEパワーゲーム」に絶大なる信頼を寄せていた、宮川靖プロに協力を仰いだという。

『宮川プロの経験を織り交ぜアングラーからは見え易く、魚からは見えにくいカラーを求めて、行きついたのが赤黒いカッチ色と呼ばれる色でした。』

カッチ色とは漁師が多用する漁網の色の事。
多くの魚が違和感を憶えずに網にかかってしまう漁網の色=それは魚に警戒心を与えにくい色。
宮川氏の実釣経験と東レが求める答えがリンクをし始める。
『海藻の色とも同化し、自然界に溶け込むことで水中でのカモフラージュ性も高いと考えます。 逆に足元で白く砕ける波の上では、コントラストが浮きたち抜群の視認性となっています。』
”カモフラージュレッド”と呼ばれるカラーリングを施しても、東レが持つブレイド技術と特殊コーティングにより、従来品が持つしなやかさと強さは損なわれていない。
「シーバスPEパワーゲーム デイタイム」と名付けられたこの新しいPEラインの登場は、デイゲーム攻略の強い味方となりそうだ。
東レ・モノフィラメント株式会社
http://www.toray-mono.com/
東レ Fishing Net
http://www.torayfishing.net/
'TORAY'シーバスPEパワーゲーム
http://www.torayfishing.net/lure/line/lin_011.html
'TORAY'パワーゲーム®ルアーリーダー
http://www.torayfishing.net/lure/line/lin_012.html
'TORAY'シーバスPEパワーゲーム デイタイム
http://www.torayfishing.net/lure/line/lin_028.html
- 2018年7月26日
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