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山田 大輔

千葉県

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シャローフラット~ソコで出逢うランカー




広大なシャローフラット。


私が秋から春にかけてセレクトする素晴らしいエリア。

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私のエリアでは、対岸に東京から横浜迄の素晴らしい夜景を一望出来る。



美しい輝きを放つ大都会を見ながら
漆黒と静寂の水中に半身を預ける。



そして、
夜が更けるにつれて
次第にその街灯りは「赤く変わる」


私のとても好きな時間だ。

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シーバスのコンディションもとても素晴らしくなるこの時期。



より大型を求めて、その光を道標に
歩みを進めていく。





時折、知人等をガイドしながら私の釣りを
見せていくのだが、
先ず驚かれるのは、その歩行距離。


昨日の仲間達も「ドン引き」していた程。






しかし、この広大なシャローフラットを攻略するうえで、
歩く事は絶対条件。



むしろ、仲間が居るときは、最短距離で移動しているつもりなのだが。









そもそも何故そんなに歩くのか?


何を目指しているのか?



先ずその一つは「ベイト」だ。





その時期において、シーバスの補食対称となるベイトは変わるが、
最近私が捕らえているベイトは「サヨリ」




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むしろ私が食べたい程の立派なサヨリが
居る。



このエリアのシーバスが、
100%この大型サヨリを補食しているのか?


ソレは、解らない。


現に、このエリアで釣ったシーバスが
大型のイワシを吐き出した事もある。






しかし、何回か通ううちに、
このサヨリが水上にまで突き上げられている光景を目の当たりにしているし、
現実にサヨリの居るエリアで釣果が出てる。





したがって、先ずはこのサヨリを探す。






しかし、下げのタイミングでの魚の動きは早く、到底追い付けるものではない。


見つけられたとしても、5分もしないうちに射程圏から居なくなってしまう。


どんどん沖に出ていってしまう。




何故か?
私の考えでは水位。


ホンの六時間で、1.5m~マイナス潮位までなるシャローフラットでは、
モタモタしていたら陸に取り残されてしまう。



その為に、恐らく水圧と流れの向きを感知しながら、そのポジションを
より安全な沖へと以降していくのだろう。





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大きく潮が動く日ほど、
ベイトの移動スピードは早い。



そして彼等が、「ここなら安全」と思う場所でスクールとなる。



ソコにシーバスも徘徊してくるのであろう。




それが、その時の限界水位の先である場合が多い為に、ソコまで追いかけていくのである。





このベイトスクールに辿り着ければ
取り合えずひと安心。


シーバスと出逢える確率がグッと上がる。





水深も浅いので、ユックリと
浅いレンジを通し続けられる
シャローランナー系のミノーが安定している。


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P.D.Gフリルドスイマー

流れを感知しながら
ローリングからのウォブリング
ダート
水面引き波

1本でフローティングミノーに求める基本性能の大半をカバー出来る便利なミノー。
良いフローティングミノーが出てきた。







ベイトさえ見つければ、もうソコで勝利か?

と、言うとそうでもなく、そのエリアの中でも
「潮が動くエリア」を撃っていく。


コロコロと変わる流の中でも
その時一番潮の効いているポイントを探していく。



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フローティングミノーで、流れをリサーチ。




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流れを見付けたら間違いなく
SNECON130S。



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そんなエリアには、キビレも居る。



そして、ソコに何らかの「変化」が絡んだエリア。



何らかの「変化」


私は、地形変化に焦点を絞っていく。

ソコに潮目が絡むと最高と考え、その地形変化を歩いて探す。


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一見、何もない様なシャローフラットだが、
流れによって出来た
「横ヨブ」というスリットや、
馬の瀬(サンド・バー)が有る。




たとえ20cmでも高低差が有れば
ソコは劇的な変化と言える。

40cmも違えばソコで粘る価値は十分にあるだろう。



その他にもポツリと有るウィードや、竹杭。

アマモエリア等も絶好の変化だ。
(エイも居る為に、私は敬遠している)





馬の瀬と言うのは、彼等には絶好の追い込み補食ポイント。


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シーバスの行動を想像したアプローチが
Keyとなる。




そして、
大型ほど、そんな所に居て、
しかるべきタイミングで口を使ってくる。



これらが混合したエリアにたどり着いたら
初めてその歩みを止める。




あとは、ベイトが回って来るタイミングや、
流れが変わるタイミングを待つ。









この日は、干潟経験の浅い仲間二人と釣行。
大潮と言う事もあり、
干潟全体が強い流れを帯びて
沖に流れていく。





気温4℃。
水温低下で
ベイトが薄くバイトも浅いタフな日だった。




面白いもので、こんな時は
流れが有りすぎても良くない。


こんな時、逆の発想で、流の無いエリアを探していくのも有り。


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単発的なバイトが続く。


流れが無い。
即ち、ソコには地形変化が有る可能性が有るためだ。


例えば、馬の瀬のエンドだ。


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私の両サイドに展開している仲間に釣果が見られる。

私のアタリは止まった。



恐らく間違いなくこんな地形のセンターに居るハズで有る。


リトリーブの抵抗感で、更に地形をを想像しながら、絞り混んでいく。


そこで、動かず決め撃ちをしていく。





地形は決まった。
あとは何かのタイミング変化を待つ。

我慢の時だ。







そして、
その時は訪れる。






恐らく、流れが変わった瞬間だと思う。

それまでの、ルアーの挙動とは変化が感じられた、その時。



「ドン!!」




突然SNECON130Sが押さえ込まれる。



落ち着いて
スウィープにアワセを入れる。




その重量感で、Goodサイズは確信出来た。



すると、遥か沖で、
まるで「大きな石」でも投げ込まれたかのような、
巨大な水柱が上がる。





そして、ストロークの大きいヘッドシェイクがNIGHT HAWK を揺さぶる。





「いってるかも?」






しかし、最近のシーバスのコンディションはとても良く、


サイズまでは見るまで解らない。



でも間違いなく今日一番のサイズだろう。




メインライン0.6号。



遠投性能、風対策も有り私は細いラインを使う事が多い。


無理な釣りは出来ないが、
ここは広大なシャローフラット。
ウィードや、杭に気を付ければ問題ない。


レバーブレーキとの組み合わせならば、ランカーサイズでも心配ない。



レバーを使い
自由にさせる様で、しっかりコントロールしていく。


引きを楽しみながらユックリと寄せてくる。


激しく唸りを上げるドラグ音で、
同行者も近寄って来てくれた。





スーパークリアーな水質。

ついに、その全身が露になる。





「いってるな」





ランカーを確信する。




再び何度か走らせ、
その体力をジワジワ奪っていく。








まだ、余力を残している顔のランカー。

しかし、何度目かの寄せで
良いコースで入ってきた。



このまま、
ネットイン!




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BlueBlue【SNECON 130S】
ピンクバックキャンディー



モンスターランカー。84cm。
軽く5kgは有ろう。


しかし、重すぎる。



13cmのルアーが小さく見える。



呆れるほど
巨大な体高。


その胴回りの太さと、エラを大きく広げた顔には、
同行した仲間も、歩行距離に続き
再び「ドン引き」するコンディションだった。

(魚との比率が、私がテスト中のSNECON 90Sだと思ったそうだ)




ネットインの時、
流石に私も50cm枠のウエーディングネットでは、
一瞬ヒヤリと、させられた。


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やはり大型はこんなシュチエーションと
SNECONのワイドS字。

そして、パール系の目立つカラーだ。





とにかくSNECON130Sは、デカイ奴が釣れる。

ルアーテストに関わらせて頂いてから
はや一年。

これは、一貫して感じ続けているし、
事実でもある。





そして、パール。

この日は満月、超クリアーウォーターの干潟。

セオリーでは、ゴースト系のカラーが効くと言われている。
確かに釣れる。




しかし、

広大なエリアで
大型を狙う時

「とにかく目立つカラーを選ぶ」

これが、私の密かな拘りだったりする。


このパール系を探し、
ワザワザ東京まで買いに行ったほど。


信頼して投げ続けられるカラーの1つだ。





干潟。

近年、このオープンエリアにおいてランカー捕獲率の低さは知ってる人なら解る問題。


このエリアでのランカー捕獲の価値は
やり混んでいる人達ならば理解して頂けるだろう。
しかも、このウエイト。

正に「スーパーモンスター級」だ。





感動の「クオリティー フィッシュ」

ありがとう。









シャローフラット。
その広大で美しいエリアでも狙うべきポイントはピンポイント。

ソコを見つける事がこのエリアのゲーム
の醍醐味だ。



事故や問題の無いように、
楽しんで頂きたい。








しかし帰路の途中、
海は素晴らしくとも、駐車スペースには
空きカン、タバコのゴミ等が散乱していた。



初めてここに訪れた仲間達が、
何も言わずに回収してくれた。





もう、いちいち書く事はしないが、
この意味と、事の重大性を、
今一度皆で考えて欲しい。




何時までも素晴らしいこのフィールドに
訪れられる為にも。






APIA
http://www.apiajapan.com/sp/


BlueBlue
http://bluebluefishing.com/m/














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