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▼ 塩分控えめのうちに
- ジャンル:凄腕参戦記
7月26日(火) 台風の通過から約一週間が経とうとしている。 六号の恩恵を受けて、数型ともに良い思いをした人も居れば、案外…?な人もいることだろう。 最善のタイミングで釣りが出来なかったことはあれども、自分は後者であることは否めないのが、悔しいところ。 今から9月の上旬くらいまでは、湾奥の水温は上がり続け、晴れた分だけ魚から遠くなる。 水温と濃くなりすぎた塩を抑えてくれる次の雨はいつになるか分からない。 そんなワケで社会人らしからぬ、早朝練(実質的起きる時間は夜)にて状況を見てくることとした。 夜が明ける前の平日の早朝、ヒンヤリとした心地よい夜風を顔に受けながら釣り場へ向かう。季節はもう8月間近とあって、6月は4時には明るかった空もまだ明け切らないほど、日が遅くなった。 そんな季節の移ろいを感じながら、まずはトップウォーターを結ぶ。 シャローと流芯との間に出来るカケアガリ上のヨレをゆっくりとドッグウォークで滑らせていく。 その数投目 モワッ… ルアーの後ろでの反転。魚体までは確認できなかったものの魚はいる。 釣りが出来る時間はせいぜい二時間程度であることを考えると、トップの仕事はコレで十分だ。 やる気のある魚の居場所が分かれば後は喰わせる為の、次の一手に移ることができるのだ。 シャローランナーを数投し、フォローを入れるも反応はない。 ある程度潮位が下がったところで沖の流れの払い出しと、根が点在する場所へバイブを打ち込んでいく。 上からローリングベイト→コウメ70→レンジバイブと繋ながら、めぼしい流れを切っていく。 そして投げ続けていると、手前のピックで ゴン! 浮き上がりの軌道変化に反応するよくあるパターンで難なく50センチ台をキャッチ。
これは…
釣れたこと自体は悪い気がしないものの、典型的な最近のパターン。
ソコリまでの流れの効いている時間内に良型の群れが回ってくることを期待してさらに投げ続ける。
レンジバイブをフルキャスト。一度沈めた後、ショートジャークを加えながら高速で巻き上げてくると
グゥゥゥ…
押さえ込む様な変なアタリ。
エイか!?
次の瞬間魚がジャンプ。
ドボーン!と
??
鱸なら90越えててもおかしくない。
が、跳ねた魚体、遠目でも茶色かったような …?
岩の荒いエリアなだけにバットパワーに任せて一気に寄せてくる。
それにしても重たい。
そして浮かび上がってきたのは…
極太のカープ。
しかもあれだけ高速に引いてきたバイブをしっかりくわえており、苦しそうに口を延ばしている。
一瞬期待してしまったよ
見てください。この恨めしそうな目つき
パクパク…
何事も無かったかのように泳ぎ去っていく鯉を見送り、場所を変える。
普段は雑食の鯉だが小魚が多いときは、それを食すこともある。
ベイトが多い証拠だろうか。
そのままバイブの釣りを続けること一時間。 さらに二本のフッコを追加して、出勤時間が迫ったこともあり、納竿とした。
肝心のシーバスは相変わらずの中型サイズばかりの釣りになってしまったが、非常に魚体の美しい群れだったことが印象的だった。
二週間ほど前は、日焼けした川鱸が釣れていたことを考えると、魚の群れが変わったのか?
いろいろなことを推測するも7月も残り僅か。
一発逆転に掛けたいところだが、まずは安定して釣れている魚に感謝したい。
- 2011年7月26日
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シーバス
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- 鳴門 磯マル釣行❗ ん~ん納得
- グース
空気ごと、ガポっと飲み込む鯉のライズを初めてみましたが、夜ならばシーバスと勘違いしてしまいそうでした。
ライズの瞬間に尾びれが見えて、その色で鯉だと分かりましたが・・・。
僕もどちらかというと後者の方ですね。
もっとも実力が伴わないのと、こないだの結果は偶然みたいなものですし(A^_^;;
あとソコリってなんですか?
長月