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▼ メバルの3種類の区分
- ジャンル:日記/一般
年度末は仕事が忙しく、思うように釣りに行けない日々が続いています(;・∀・)
それで、休日出勤中の合間に息抜きにちょこちょこっとログ書いていたりします(笑)
さて、我々アングラーがメバルと呼ぶ魚は、
・赤メバル
・黒メバル
・白メバル
という3種に区分されることは皆さんご存知の通りですよね。
これは、外見的特徴としては、色調の違いに加え、胸ビレの軟条数によって識別できると言われていますね。
・赤メバル・・・15本
・黒メバル・・・16本
・白メバル・・・17本
我々アングラーもメバルを識別する根拠は、基本的に色調だったり胸ビレの軟条数だったりします。
たとえば、メバルの茶色の柄以外のベースの色が白いと、こいつは白メバルだなと思いますし、
ベースの色が白では無くて、体色が全体に緑がかっていたりすると黒メバルだなと思うわけですよね。
下の写真の場合、体色のベースの色が緑がかっていて、胸びれの軟条数が16本であることも確認できるので、黒メバルで間違い無いと識別できます。
たまにこうやって胸ビレを開いて、「俺は黒メバルやでー!」って主張してくれるヤツがいます(笑)
赤メバルに関しても、黒や白とは全然色が違いますし、軟条数が15本である事が確認できます。
これら3種はDNAに違いが認められるため、科学的に区分されているとのことです。
それで最近、魚の骨格の研究している大学の先生やその学生さんとお話する機会があったのですが、
軟条数は15本で赤メバルだけど色は白メバル、だったりという事は結構あるそうです。
これは、アングラーレベルでも感じている方も多いのではないでしょうか。
この場合、軟条数が15本だから白メバルっぽい赤メバルと判断する方が多いのかなと思います。
色よりも軟条数を強い根拠として識別しているわけですね。
しかし、話を聞くと、軟条数に関しては種を決定付ける根拠にはならないらしいです。
つまり、赤メバルは軟条数が15本の個体が主体ではありますが、16本とか17本といった個体もいるのは、奇形でもハイブリッドでもなく、自然界では個体差レベルらしいです。
メバルに限らず、他の魚種だともっと重要な骨格に個体差がある種類もいるらしいです。
人間にだって個体差はありますからそんなものなんでしょうね。
以上のように、形態的特徴で判別できない個体がいる以上、
釣り人サイドとしては従来とおり色+生態的傾向(例えば磯は赤、ボトムなら白、表層なら黒が多いとか)な部分でざっくりと判断しても良さそうだな。
なんというか、人間が型にはめようとしているだけで、自然界ってそれくらいざっとしたものなのかもなと感じました。
混在して釣れますしね(^O^)
結論としては、
釣れればなんでもいいんです( ´・∀・`)b (笑)
- 2020年2月24日
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