セイゴとスズキの行動パターン

前々から感じていたのですが、

地域性もあるかと思いますが、40cm前後のセイゴと60~70cmを越えるスズキは、基本的に全く異なる行動パターンを取っていると感じています。

私のホームでの話にはなるのですが、

セイゴが河川に入っている場合、基本的には群れで行動を行い、明暗などでボコボコとボイルしながら捕食していたりします。

明暗だとやはり境目でよく反応しますが、明部でも積極的に捕食を行っていて、見切られやすいものの早巻きなどで反応する事もあります。

また、基本的にベイトに対する依存性が高く、ベイトが豊富な場所に集まり、ベイトが抜けるとどこかに行ってしまう印象です。


しかし、大型のスズキがこのセイゴの群れに混ざって釣れる事は経験的にほぼありません。

セイゴのように明るい場所で捕食を行う、あるいはルアーに口を使うといったような大胆な行動は少なく、警戒心が高いように思います。

そして、ベイトに対する依存性はセイゴよりも低く、流れやストラクチャーといった変化で単独で餌を待っている事も多々あるといった印象です。


以上を考えると、60~70cmを越えるスズキは基本的には単独で行動していて、警戒心も強く、セイゴとは全く異なる行動パターンをとっている事が多いと思わざるを得ないわけです。

つまり、セイゴが釣れるポイントや時間帯を狙っても延々とセイゴ釣りになってしまい、スズキには一向にたどり着けないと感じています。

なので、私はセイゴとスズキは全く別の魚と考えるようにしています。


先週の釣行では、

満潮から下げの時間帯で45cm以下のセイゴの活性が高く、イージーにボコボコと釣れました。

2bwfchpj7hnnbfahkm9y_480_480-0b305949.jpg

4ezn8dbos6x942kxna83_480_480-45d69a55.jpg

44cxnuos8x224pai7b26_480_480-14c47bad.jpg

開始30分で5匹の釣果。

ショートバイトも多数あり、群れでかなりの数が入っているなと感じました。


しかし、やはり大型の個体は釣れませんでしたし、セイゴがボコボコとボイルする中で大型の捕食音も聞こえません。


そして、そんなセイゴの高活性も長くは続かず、潮位が下ってくると、ベイトが抜けたのか生命感は薄れ、セイゴも釣れなくなってきます。


状況的には時合が終わったと判断してポイント移動を考えるようなタイミングです。



ですが、今回、そんな釣れそうにない微妙な時間帯にセイゴと入れ替わるように大型がヒットしました!

vbfyc5u73tzutkauy8e8_480_480-5e325ee8.jpg
2020年に入って初めてのスズキサイズでしたので死ぬほど嬉しかったです(笑)



その後はセイゴもスズキも釣れることなく納竿したのですが、

このスズキ、

セイゴの時合の時からいたけどセイゴが先に反応して釣れなかったのか、それとも後からやってきたのか。

または、セイゴが捕食していたベイトだけが抜けて、スズキが捕食していたベイトはまだ残っていたのか。

他にもいろんなケースが考えられると思います。


ですが、やはりセイゴとスズキでは行動パターンや時合が明らかに異なる可能性が高そうだと再確認できた釣行でした。


ではスズキの行動パターンはどうなのか?

その辺りをもっと深く考察できれば、もっと効率よく良型を狙って釣れるようになるんじゃないかと色々と考えています(^O^)

この色々と考える(妄想する?)事も釣りの楽しさですね!


FISHING IS GOOD(メインブログ)
 

コメントを見る