エクスセンス 902ML/AR-C-Tuned AR-Cのインプレ

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エクスセンスコミュを立ち上げたので。
 
902ML/AR-C-Tuned AR-Cのインプレ。
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このロッドが欲しくなった一番の理由。
それは意外かもしれないが、とあるバスロッドにある。
 
シマノ「ファイナルディメンション PV-1610M
シマノのAR-Cコンセプトで作られた、ハイブリッドワンピースロッド。
今年の早春、このロッドを持って水温9度の琵琶湖に浮いた。
 
バス釣りをされた経験がおありの方であれば、早春のサスペンドシャッドが如何にストロングかをご存じだと思う。
そして、その釣りのバイトが非常にショートであることも体感しておられると思う。
 
シャッドをリトリーブして、ポーズ。
そのポーズの合間や次のアクションの刹那、バスがバイトするのだが、そのバイトはかすかに「コ・・・」と軽く触れただけのようなバイトが伝わるか、はたまたロッドには何の感覚も伝わらずラインに何らかの変化が出るかである。
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この写真のように、実際ルアーが口に入らないことも多いのだ。
 
しかし、「ファイナルディメンション PV-1610M」でエバーグリーンの「フェイス」というサスペンドシャッドを引いたとき、私はAR-Cの真骨頂を見せ付けられる。
ポーズ中のバイトでも、ソフトなティップが「スッ」と入り、その感触が確実に手元に伝わる。
ベリーでガッツリフッキングすることが出来、掛けてからはティップは魚に追従し、バッドで確実に動きを止める。
超ファーストテーパーでありながら、ベンドカーブは果てしなく美しい。
ソフトなテップと裏腹ににリフトパワーは果てしなく強い。
実際このロッドで57cm、3500gのバスを掛けたのだが、魚を見るまでは大したサイズではないと思い、一気にゴボウ抜きしようとして同船者に慌てて止められたのだ。
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このロッドの魔法のようなアクションに嵌まり込んだ私は、当然のごとくシーバスロッドにも「902ML/AR-C Tuned AR-C」を導入する。
そしてシーバスロッドにおけるAR-Cを体感し、さらに多くのトリックのような世界を見せ付けられる。
 
その辺はまた次回にします。
とにかく902MLはすごく柔らかいです。
そしてよく曲がります。
 
しかしそれは一般的によくある「曲げて獲るロッド」ではないということ。
よく曲がりながら、「動かし、喰わせ、掛けて、止めて、獲る」ロッドである。
この相反する要素を兼ね備えているとうたう商品は数多いが、実際にそれを体感できるロッドは稀である。
 
ではまた次回!
 
よろしくです。
 
ちゃお~

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