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TSC-R第2戦(2010/5/23)

  • ジャンル:釣行記
5/23にボートシーバス釣り大会、TSC-R第2戦に参加してきました。
第1戦は優勝を飾ることができたので、その時点で年間ランキングも1位なわけです。
これは年間タイトルを取るまたとないチャンス!
さあ、気合い入れていきましょか~。


<大会前日プラ>

大会までの天候は、水曜まで雨が続き、木、金とドピーカン。
この時点で、潮は相当悪くなってるだろうと予測しました。

今回も会場のある横浜まで向かいますが、やはり川から海に出ると茶色い潮が蔓延・・・。
攻め方にもよりますが、キャスティングゲームなら、基本的にこの潮は外して
少しでも潮色の良いところを探しに行くのが良いです。

南下しながらのチェックで、良い潮が残っていたのは、川崎だと浮島のスリット壁や、
京浜運河内の一部のバース。
ここらで55cmくらいまでなら何匹かキャッチできました。

横浜方面は酷い惨状でした。



潮はほとんどまっ茶っ茶。まるで味噌汁というかコーラというか。
しかもあちこちで排水のように泡立っています。
要所の壁、穴が使えそうにもないのを確認して、横浜港内はバッサリ捨てました。

さらに南下して南本牧まで来ると、こちらは若干潮が良い感じ。
外側の壁、内側の壁、共に魚をキャッチできました。
ただ数はそれほどはいないようですが・・・。

ここでタイムオーバーとなり、プラ終了!



<大会当日>

この日は、前日までの晴天から変わって、朝からどんより。
停泊先のD-Marinaさんから出船する頃には、雨が降り始めました。
午後には強い雨に変わるかも、という予報で天気が心配です。

実はスタート直前まで、エリア選択を迷っていました。
川崎方面のほうが手堅く揃えられそうでしたが、おそらくMAXは55cm×3匹の165cm程度。
南本牧は数は不安があるけど、良ければ60cmクラスが何匹か入るかも、というところです。

上位を狙うならまずは南本牧、仮に釣れなくても川崎方面は後からでも間に合うだろう、
というわけでこの日のファーストポイントは南本牧に決めました。


今回のスタートは11番でGO!
南本牧に着くと・・・ありゃりゃ、外側の壁はかなり潮が悪くなってる・・・。
しばし、昨日と同様に岸壁沿いをチェックしますが反応はありません。
外側の壁を回りこみながら何箇所か見ていきますが、どこも潮悪し。

結局、一番南のコの字型に開いた内側壁の入口までやってきました。
ここで光明が。
潮がいい!
明らかに外側よりもよい潮が残っていました。
これならいけそうです。

程なくして答えは出ました。
最初の一匹が狙いの60クラス!
これは値千金!

魚は明らかに寄っているようで、その後もバイトは続きます。
順調にリミットは達成しました。
ただ、しばらくサイズが伸びない状況・・・。
最初の魚以外は50cmくらいまでがほとんどです。

この時期は早春に比べると上ずってくる魚も多いので、早春よりも浅いレンジの
ミノーも効きます。
ルアーとしては、レンジ深目のエアディープと、レンジ浅目の自作ミノー(Lateo130)の
ローテでじっくり丁寧に狙っていきます。


「ギ・ギ・ギ・・・」
魚をランディング中、嫌な音がして振り返ると、ボートに立てかけておいたロッドが、
突き出たタンカーバンパーとボートの間に挟まって大変なことに。

「ボートバック! ボートバック!」
あ゙あ゙ーーーっ



ロッドが砕けました・・・。○| ̄|_
このロッド、4月にロッドを踏みつけて折ってしまい、先日新しく作ったばかりだったのに。
なんと短命な。


まあ、ロッドぐらいまた作ってやるよ!ってことで、気を取り直してキープキャスティング。
と、今度はさっきの失敗を忘れさせてくれるかのような引き込み!
慎重にファイトして上がったのは確実60UP!
これでトータル170超え!
上位入賞が見えてきましたよ。


さらに、続けていくと、またしても強くトルクフルな引き込み!
今度も60クラスか!?
つおい!つおい!

と、寄ってきた魚は水中で全然光りません。・・・茶色い?
何やコレ!? 何やコレ!? 何やコレ!?



アイナメや。
アイナメ釣れた。

シーバスかと思ったら、アイナメでしたわ~。

・・・なんて、凄く立派なアイナメだったので、試合中だけどかなり嬉しいです(^^)
サイズは47cm。ビール瓶というか焼酎瓶くらいありますよ。
ところどころ壁に継ぎ目の穴が開いているので、そこに潜んでいたのでしょう。
それにしてもミノーでこんなのが釣れるとは。


周りを見渡すと、なんとイルカの群れが泳いでいるのが見えました。
タンカーバースのすぐ前の港内をイルカが泳いでいるってのは、不思議な感じですが、
この南本牧は水深が20m程度もあって、外海とあまり変わらないんです。
エサ釣り船のメッカにもなってますね。
この日のポイントは僕以外にシーバス船は見かけませんでしたが、エサ釣り船は
かなり沢山入っていました。

僕は潮色で選びましたが、イルカやエサ釣り船の数を見ると、ポイント選択としては
正解だったと思います。
ベイトも結構入っていたということですからね。

結局、最後までこのエリアで粘り、50cm台の入れ替えをしてかさ上げを図りました。


魚を弱らせないよう、12時過ぎからゆっくりと船を走らせて会場に帰着。
周りの方々の釣果を聞くと、潮の割に数は結構出ているようでしたが、
ほとんどが40cm台で、キーパーは50cm前後が3匹という方が多数でした。

僕の検量の結果は・・・叉長62、60、53で、トータル175cm。
おっしゃ、60cm台が2本入った!




さて、表彰式。
僕の順位は・・・。




やりました~!
準優勝!
大満足の結果です。



2戦連続お立ち台!

5位・4位は、REALの名キャプテン、森田さん・元田さん。
3位はご存知、湾奥遊園地マスターの沢村さん。
1位はメガバス保田さん。

中でも、保田さんはTSC時代から4年連続年間総合優勝者。
今回もオール60UP、トータル194cmとブッチギリの強さ。
これには皆さん、溜息ついてました(^^;)


詳しくはTSC-RのHPブログに入賞者のパターンが掲載されますが、
保田さんのパターンはかなり衝撃的だったのでここでご紹介。

一見赤潮に染まっているバースでも、底付近の水は生きていることも多い。
そこを、ジグヘッドのワーミングでカウントダウン。
10秒で着底するなら、9.5秒、つまり底スレスレのところでジャーク。
すると食ってくるんです・・・と。

本人は「かなり地味な釣りだよ~」とおっしゃってましたが、
僕的には目からウロコでした。
仮にそこに魚がいるとわかっても、喰わせて、かけられるかはまた別問題。
まだまだ精進しないと・・・。


さて、優勝→準優勝という自分でも予想以上の高順位で、現在も年間ランキング1位です。
自分で振り返ってみるに、この2戦の勝因は、ポイントの目利きがうまくいったこと、
良い魚が着いていてくれたこと、そしてほとんどバラシが無かったことでした。
やはり運の要素もありますが、ミスをしないで丁寧な釣りを続ければ、
結果は出るものだなあと感じています。

強者揃いの大会ですが、外さない釣りを続ければ自分もいける気がします。
年間連覇阻止請負人として、目指せ年間優勝!(^^)

次戦も頑張ります!

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