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2012年総括

  • ジャンル:釣行記

今年もいつの間にか最後の1日となりました。

前回日記で「この春から復帰です。」と書いたのですが、結局日記は年末まで
休みっぱなしに・・・(^^;)
すいません、総括ということでまとめてご報告させて頂きます。


まず近況についてですが、4月のメガバスへの転職・浜松へ引越しで、それまでの
関東でのSE生活から環境も仕事内容も全く変わりました。
入社後しばらくは修業のような作業で、新製品のカラーリングや鉛製品の鋳造などを
主にこなしていました。(今でもやっていますが)
最近では一部、特にソルト関連のルアー開発はメイン担当として任せて頂けるようになり、
デザインや彫刻など、伊東社長や先輩社員の指導の元、忙しくも充実した毎日です。
地道な仕事内容ですが、モノ作りが好きな人にはとても幸せな環境です。

ちなみに私見ですが、華やかさを求めている人、暑さ・寒さに弱い人にはこの仕事は
あまり向いてないと思います。
ルアーを作ったことがある人にはわかると思いますが、ルーターやヤスリでの削り、
パテ盛りの連続で粉まみれになりますし、作業場の多くは換気の問題で、基本的に
外気温に近いので(^^;)


浜松は、都会過ぎず、田舎過ぎず、すごく住みやすいです。
住んでいるところは、市街地から田畑が多くなってくる丁度境目あたりですが、
自分の生活リズムには合っている気がします。
家賃は60㎡で駐車場込55000円。
会社まで5分で車通勤。
素晴らしい!(^^)


さて、以降は今年の主だった釣果等の報告です。
ダイジェストですが、総文量が相変わらず長いので、読むのが面倒な方は写真だけ
ご覧下さい。

 

<4月>-------------------------------------------------------------------

【ライギョロッド作り】

まずは、愛して止まないライギョ釣り。

引っ越し後の梱包されたままの段ボール箱の横で、久しぶりにライギョロッドを1本
こさえました。
今は凄くモノの良いブランク屋さんが見つかったので、好んでそこのブランクを
使っています。
台湾の青木さんがブランクメーカーに特注で作っている、「マグナムクラフト」という
ブランクです。
大物用のブランクが多く、アカメ、バラマンディ、スネークヘッド、ピーコックバス
・・・等、世界の大魚・怪魚と渡り合えるブランクがラインアップされています。

http://ameblo.jp/magnamcraft/entry-10556269050.html

今回使ったブランクは、「ビッグゲームLimited 90150」。
90cm超あるグリップブランクを63cm程度に詰めて、7.7ftくらいの仕上がり寸法にしました。
7ft半を超えると持ち重りするライギョロッドが多いですが、こいつは軽さとパワーを
兼ね備えていて、1日中振り続けても疲れません。

坊主さんに譲って頂いた、ここ数年のメインロッド、シャドウライズの71バイオレンスを
ロング化したような印象です。
パワーは、バイオレンスやGUNGUN73等と同レベル。
バイオレンスよりもバットでの外径はわずかに細いですが、ブランク肉厚は太いです。

今年のライギョ釣りは、ほとんどこれ一本で通しました。


 

-----------------------------------------------------------------------

【ライギョ遠征1】

今年1回目の遠征は、去年開拓したフィールドに弟と2人で向かいました。

昨年は夢のような爆釣を体験したフィールドですが、シーズン序盤は寒々しく、
午前中はライギョの反応は全くありません。

代わりに高活性だったのが、ナマズ。
産卵を控えての荒食いの時期だと思われるのですが、フロッグにバイトしてくるのは
ほとんどナマズでした。
しかもほとんどが60UPで、フロッグでもかなり乗せることができます。



これは70中盤のデカナマズ。
ファイト中は完全にライギョと思ったのですが(^^;)

これはライギョアブレかな・・・と思い始めた午後、ようやくライギョの息遣いを
感じるエリアを発見。
やっとこ今年初ライギョをキャッチできました。
傷一つない、綺麗なライギョ。

オープン気味のフィールドで特に効果がある、とあるブレードフロッグを弟に渡すと、
それが見事にハマりました。

まずは80後半のモンスター級。
弟の自己記録だったので大喜びです。


 

続けて80中盤のナイスサイズ。
魚のクォリティーも申し分ありません。



悪天候で1日しかできませんでしたが、久しぶりに兄弟2人で楽しめた遠征でした。


<5月>-------------------------------------------------------------------

【ライギョ遠征2】

浜松に仕事で来たはうすさんと2回目のライギョ遠征。

前回と同じフィールドに行きましたが、カバーの生育遅く、前回と同じようなパターン、
つまり、ナマズバクバクパターンに(^^;)

ライギョの居場所を探しに2人で移動中、昨年明らかな大型がミスバイトしたポイントで、
ようやくライギョアタック!

・・・ん?
こいつは・・・!?
イっとるんでないの!?

数年ぶりにオオノ袋出動!



どえりゃ~太ぇーぜ、こいつは!



やりました~。ついに開拓地にて、90UP!



ちなみに、この手持ち写真を取る前にウンコが一杯出てきて、お腹が少し痩せたのですが、
ウンコには1円玉サイズの鱗が沢山入っていました。
食べられたのはおそらく30cm程度のフナかコイかと。

2日間で他には80中盤まで数本といったところで、全体的にはまだ早いかなという
印象でしたが、少ないながらもチャンスをモノにできました。

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【地元ライギョ開拓】

遠征とは別に、地元でちょくちょくライギョフィールド開拓に行っていました。
関東と違って、お気軽にライギョ釣りに行けるのです。

最初、でいぶさんと一緒に回りまくった日は、ことごとくスカ(^^;)

リベンジじゃ!というわけで1人で行った2回目の、最後のフィールドがビンゴ!
ちなみに、このフィールドは地図で探しても見つからないと思います。
例の如く、Googleマップ大先生頼みです。

60~70クラスを3匹キャッチした後、夕暮れ時にアタックしてきた魚がまたしても
モンスタークラスでした。



メジャーが弛んでいますが、張った状態では90にはちょっと届かないぐらい。

フラッシュ無し写真がこちら。



フラッシュ有り写真がこちら。



驚くべきことにどちらもセルフ写真なのです(^^;)
(人知れず練習したのさ・・・)


<6月>-------------------------------------------------------------------

【ライギョ遠征3】

KENKEN君、BINGOさんと3回目のライギョ遠征へ。

1、2回目と同じフィールドでしたが、カバーはかなり育っていたものの、
全体的に減水していて、昨年調子の良かったエリアは浅すぎる感じで、
なかなかヒットが得られませんでした。

1日目は17時頃まで全員1~2匹程度とかなり渋い状況だったのですが、
風が止んできた夕暮れ、少しだけ離れた隣接のオープンエリアに藪漕ぎして
向かったところ、突然1キャスト1フィッシュ状態に!

良く見ると3~4㎝程度の小魚がやたら跳ねています。
この魚を食べにライギョが寄ってきているのか?
とにかくまた例のブレードフロッグにやたら反応します。

釣れる魚はほとんどが60cm程度と、このフィールドにしては小さめの魚だったのですが、
最後のほうでいきなりデカイ奴が横っ跳びでアタックしてきました。

これ・・・マジ、デカイよ。

何と嬉しいことにまたも90UP!


 



1日目は自分だけ良い思いをした感じでしたが、2日目もやはり夕方だけ同じエリアで
同じパターンがあり、全員80UPをキャッチできました。

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【伊豆ヒラスズキ釣行】

メガバス社のSさん、Aさんと3人で伊豆にヒラスズキ釣りに行ってきました。

ヒラスズキは過去に何度かチャレンジして、遠くは五島列島にまで足を運んだことが
あるのですが、いずれもベタ凪等でタイミング悪く、キャッチしたことが無かったのです。

この時も1日目は波風弱く、途中からイカ釣りしたり、ミミズ掘ってウナギ釣りしたりと
まったりモードでした(^^;)

2日目は絶好のヒラ日和。
ベテランのSさんに案内されて、ライギョ釣りとは比べ物にならないほどの藪漕ぎ、
道とも思えない獣道をUP、DOWNして、ようやくフィールドに到着。

素晴らしいサラシ!



下りてきたのは下の写真のような急斜面。
伊豆のヒラ釣り場の多くはこのような高低差の激しいポイントになっています。



見た目は絶好でしたが、ベイトの寄りが悪いのか、なかなかヒットには至りません。
このフィールドの鉄板というポイントでもノーヒットだったため、見切って次の
ポイントに移ろうかという際、風でなかなか投げ込めなかった岩盤際のキワで、
引き戻しの波の中で泳ぐミノーに、突然ガツンときました。



サイズは50㎝程度でしたが、本当に嬉しい初ヒラでした(^^)
ルアーはメガバスZONK120で。

ヒラは途中のプロセスがあるからこそ、1匹の価値がより高まりますね。


<7月>-------------------------------------------------------------------

【伊豆船宿釣行】

大学の釣りサークルの後輩のChris君とその職場の先輩Oさんと、伊豆の船宿を
回ってきました。

1日目は船ヒラで有名な西伊豆の鳥羽丸。
朝のうちは波が高過ぎて、出船が危ぶまれる感じでしたが、時間を遅らせてもらって、
何とか出船。

ヒラのシーズンはもう終わりかけでしたが、陸からでは到底狙えない、
崖下の一級ポイントを通すと、喰ってきました!
・・・が、これを痛恨のバラシ。

さらに沖に見え隠れするシモリにミノーを通すと、またヒット!
尋常じゃない引きで、シーバスロッドが立ちません。
これは青物だね、と言っている間にシモリに擦れてラインブレイク。

ならばと付け替えたポッパーを一発で食わすも、またもやラインブレイク。

で、PE4号のヘビータックルで挑んだところ、全然喰ってくれなくなりました・・・(T_T)

そのシモリ際でのジギングで、Oさんが5~6kgのメジロをキャッチして、一矢報い。

帰り際、タイラバで根魚など狙ったところ、Chris君にバイトが?
しかし、根に入ったように動かずブレイク。
直後、自分にもアタリ!・・・が、同じようにすぐ巻けなくなりました。

「根がかりなのかなあ?」
「いやあ、絶対魚だったよ」と、向きなど変えてしばらくなだめていると、
ゴツゴツという感触と共に、魚が根から出てきました。

上がったのは45cmオーバーの巨アカハタ。
で、口にはChris君のタイラバも付いていましたとさ(^^)



その日は宿でメジロとアカハタを捌いてもらいましたが、感激の旨さでした。



2日目は、青野川河口にある忠兵衛丸。
南伊豆から伊豆大島までの海域で、クロマグロ、キハダを狙います。

マグロと言えば、まあ釣れない釣り。
釣れた数を全アングラーで割ると、キャッチ率は5%程度だとか。
釣れてる情報が入ったら、平日だろうが何だろうが休みをとって行っちゃえ、というのが
一番のヒケツのようですが・・・。

自分も相模湾にコンスタントにキハダが入ってくるようになった3年ほど前から
ターゲットにしていますが、メジを超える10kg以上のサイズは未だキャッチできて
いませんでした。

しかし、この日は何か状況が違いました。

鳥山の遭遇率が高く、コンスタントにマグロが着いていたのです。
ベイトはカタクチで、朝方はクロマグロ・キハダ混合、それ以降はキハダのみでしたが、
やたら水面でベイトを追っていました。

一発目のヒット!は拍子抜けでしたが、4kg程度のかわいいキメジ。



ナブラは一旦沈静化したものの、後半に大規模な盛り上がりを見せました。
ナブラには自船が一番先に到着し、進行方向に先回りできた絶好のポジショニング。

これなら喰うのではないか?
どうだ?
投げ入れたペンシルにアクションを入れ始めた直後、ガツンという衝撃と共に
ドラグが引きずり出されました。

「喰ったぞぉ!」
先程のメジクラスとは明らかに引きの質が違います。
2、3度追い合わせを入れた後は走らせるだけ走らせて、ファイティング体制に。

ファーストランは1分程度で止まり、そこからじわじわ寄せに入ります。
5分程度で、船の下に見える程度に寄ってきました。
やっぱ、大きいわ・・・。

最後の抵抗を凌いで、無事ギャフ打ちが決まり、魚体が船に上がりました。
と共に、船上に歓喜の声が。

乗合いなので、仲間を含めて全員で6人ほどお客さんがいたと思いますが、
みんなで祝福してくれました。
釣れない日々の積み重ねがあるから、余計に「感動」しました。



やりました~(^^)



この逞しい尾っぽがパワーの源です。

そのあとはOさんにも同サイズがヒットするも、残念ながらラインブレイク。
さらにOさんがメジサイズをキャッチして、タイムアップとなりました。

何とこの日船中でヒットしたルアーは全て同じ。
ルアー名はナイショにしておきますが、カタクチに合った、少し小さめのペンシルが
効いたようです。

キハダの計量の結果は21kgでした。



<9月>-------------------------------------------------------------------

【相模湾キハダ釣行】

開発中のキャスティングジグのプロトタイプで魚を釣ってこい!という会社からの指令で、
毎年お世話になっている青木丸に、KENKEN君、Chris君と行ってきました。

この時の釣行はメガバスのスタッフレポートに記載しているので、そちらでどうぞ(^^;)

http://www.megabass.co.jp/blog/staff/2012/09/post-2.html

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【北陸ライギョ釣行】

自宅から近くなったことだし、往年の名フィールドに行ってみましょうか~、という企画。

もう10年ほど行っていませんが、噂ではカバーがほとんど張らなくなってしまったと
聞いていました。

逆に、
「ライギョアングラーが減っているなら、プレッシャーが減って狙い目かも?」
「アシなどの岸際ベジテーションに寄って、ポイントが絞りやすいかも?」
という甘い?思惑が。

実際に行ってみて、驚きました。
確かに、無い。
ヒシ、ガガブタ、ハスなどの浮葉系植物群が、昔あったエリアに全く無いのです。
やはりあるのは、アシ、ガマなどの抽水植物と、ウキシバ。

初日はほとんど釣りしていませんが、昔良く釣れた水路沿いを歩いていたら、
60cm程度のライギョがうろついていたので、キャスト。
ウブな反応で、すぐにアタックしてきました。

昔に釣っていた魚の子孫だと思うと、感慨深いものがあります。



2日目は本格的にアシ際狙い。
・・・でも、予想以上に渋い。
バサーに狙われているからでしょうか?
思惑はやはり甘かったようです。

2バラシのまま迎えた夕刻、ウキシバの際でようやく満足のいくアタックが取れました。
久しぶりの80UP。
せり上がりつつある頭部に、昔の魚の面影を見ました。



(ちなみにこれもセルフ写真・・・)


<10~11月>------------------------------------------------------------

【東京湾ボートシーバス】

秋後半はシーバス強化シーズン。

特に荒川河口や三番瀬、盤洲などのオープンシャローは、数、型、共に期待できるので、
ルアーのテストにはもってこいです。

今年の傾向としては、荒川河口、三番瀬界隈は10月後半~11月初は調子が良かったですが、
11月中頃に急に魚が減りました。
例年だともう少し留まる感じなのですが・・・。

盤洲は今年は好調で、11月中は特に北側のエリアでバクバク、
11月末の大潮&冷え込みで一気に下った感じです。

今年はメガバスの既製品、新製品、プロトタイプを数多く持ち込み、テストを重ねました。
メガバス以外の仲間の方には、出来るだけ他社さんのルアーを投げてもらって、比較検証
という形を取りました。

自分だけで期間内に200匹程度の魚をキャッチしましたが、既製品、他社製品を捲るような
好感触のサンプルも見出すことができました。

結果はこれからの製品にフィードバックしていきますので、ご期待下さい。













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今年は毎週のようにテストかプライベートで釣りに行っていたので、まだまだ話は
あるのですが、今年が終わってしまいそうなのでこれくらいで(^^;)

往復600キロ以上走って1匹もキャッチできなかった釣行もありましたし、
遠征先で台風直撃されて、別のエリアで開拓を続けた、なんてこともありました。

来年は仕事も更に忙しくなりそうですし、プライベートでもやりたい事は沢山ありますが、
何事もフィールドに行かなきゃわからない!ということで、現場主義を貫いて参りたいと
思っています。


それでは皆様、良いお年を!



 

 

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