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▼ 浦戸湾からの結婚祝い
- ジャンル:釣行記
こんにちは
fimoフィールドモニターのhiroです。
今回は一生記憶に残るであろう高知遠征の記録を綴りたいと思います。
9月某日、学生の頃から数えて3度目の高知遠征はまさかの結婚式の翌日からスタート(なんやかんやで飛行機に乗り遅れ翌々日からスタート&日程延長)という序盤からカオスな展開。
期待に胸を膨らませながら、初日は状況把握のために予め目星をつけていたポイントをひたすら観察することに。
途中、以前から度々お世話になっているR氏と偶然少し早く遠征に来ていた東京のS氏と合流し状況共有。
今回こそはアカメ主軸で・・・と思いつつ目の前の河川からはヒラが釣れそうな雰囲気。
我慢できずスラムドッグ放ると一撃で

https://pbs.twimg.com/media/F59JO9lbcAAZF3y?format=jpg&name=large
地元湾奥のノリで美味しいところに小さめのルアーを入れると簡単にヒラが釣れてしまう激熱フィールドに序盤から上がるテンション。
とはいえ、何も考えずに適当に釣りして釣れるほど甘くはなく、あくまでも美味しいエリアとタイミングで釣りができているという前提条件は必要ではある気がするが、なんとなく魚の動きが地元と似ており、湾奥どぶピン撃ちスタイルで割と安定して魚を拾えそうな感じ。
ロコの達人たちから聞く話によるとアカメはスズキとは行動パターンが異なるようでまた別のお話とのこと。。。
※高頻度で通えていないため掴み切れてはいないが、スズキに限った話でいうともっと絞っていけば80、90・・・メーターも夢ではなさそう(もちろんそんな甘くはないと思いますが)
毎回こうやってなんだかんだ目の前の魚を追ってしまい、アカメとは出会えずにいたので今回は極力アカメに集中することに。
2日目、ここ数日不規則に降った大雨の影響で真水がだいぶさしてきており、アカメはそれを嫌うためあまり状況はよろしくないとのこと。
初日と最近の傾向から消去法で去年S氏と共に一晩中大雨で打たれながら釣りをした(修業した?)某所へ行くことに。
道中もトラブルだらけで一時はどうなることかと思ったが無事夕まずめ終わりに到着。
去年に比べ全く雰囲気がないので若干心配だが狙いの潮位までしばらく待機。
案の定、魚が付いていそうな場所には去年同様スズキが数匹いた(誤爆複数回あり)が今回の狙いはそれではないので特に深追いせず。
そして潮止まり付近、辺りがざわつき始めるとぽつぽつとボイルが出始める。
座って海を眺めていたが、重い腰を上げ釣りを開始する。
先発はもちろんメガドッグ220
真っ暗闇にひたすらにキャストし、スライド幅が大きくなるように意識しながら丁寧なドッグウォークをしていると目の前で突如大爆発
一発目のエラ洗いでアカメではないことは分かったが、スズキにしてはかなりデカい・・・というかファーストランがパワフルすぎて強化ドラグ入れてるといえどもフルロックのドラグがずるずると引き出されていく。
マルだったら確実に80クラス・・・というか90以上も全然ありえそうなウエイトとパワフルさを感じる。
何度かエラ洗いをいなしてあがってきたのはなんと極太ランカーヒラ!


https://pbs.twimg.com/media/F5-qHXDbMAA1weV?format=jpg&name=large
これはこれで嬉しい。
ぶっちぎり自己新記録の極太ヒラスズキ。
続いてボイル撃ちでかわいいサイズも(とはいえ60あるなし)

ボイルも段々と増え始め、お祭りモード突入かと思ったが何か異様な気配と雰囲気が変わるのを感じた次の瞬間、水中で何かがはじけるような音と共に大砲が撃ち込まれたかのような音が・・・
やつがいる・・・
相変わらずヒラと思われるボイルは至る所でやっているが、時折明らかにサイズ感の違うド派手ボイルが起こる。
ランカーヒラを釣った場所をよくよく観察していると何発か同じラインでボイルが出ていたので真っ暗闇でよく見えないがブレイクか流れが当たっているか何か魚が好む変化があるんだなと思い、同じラインを角度を変えながら何回か通していると・・・
またしても目の前で大爆発
と同時にド派手なエラ洗いと暴力的な引きで一瞬でラインが30mほど出される。
先ほどのランカーヒラの引きとは比べ物にならないほどのパワーを感じるも姿が見えないので確信はなかったが、少し離れた位置にいたR氏が異変を感じ近づいてきてくれていた。
アカメや!デカい!!慎重に!!!のような声かけ(だったような気がする・・・w)で確信に変わった。
寄せては出されを何度か繰り返し、途中何度かリールが壊れたかと思ったぐらいにはドラグが全く機能してなかったが、普通にパワーがヤバすぎるだけだった。
ばれるなよと神に祈りながら寄せてきて、3回目か4回目のエラ洗いで真っ暗闇の中でメガドのフロントとボディの2フックががっつりかかっていることがスローモーションで見えた(人間極限状態でゾーンのようなものに入ることがあるとよく聞きますがまさにそんな感じ)ので
「2フック掛かってるんで大丈夫です!!!」
とランディングしてくれようとしていたR氏に向かって叫んでいた気がする。
もう無我夢中だった。
R氏が魚を掴んだ瞬間、今までの苦労その他諸々感情が大爆発して、その場に崩れ落ちたのを覚えている。
一般サラリーマンアングラーのリソース全ツッパしてまで抽出した時間で通ってようやく獲れた。
R氏いわく「ヨガッダヨガッダアアア」と全音濁点の付きで号泣していたらしい(笑)
ランディング後はほとんど記憶がないが、その後騒ぎを聞きつけてS氏も合流し、魚に最大限配慮しつつ写真撮影。
https://pbs.twimg.com/media/F6Db5jpa0AASKSD?format=jpg&name=large
国内唯一のラテス族を間近で拝むことが出来て幸せな時間だった。
自分の好きな釣り、得意な釣りで最高の魚が獲れて感無量。
魚を釣って泣いたのは20数年間の釣り人生で初めてです。

いまだに水面大爆発した瞬間、魚体丸出しの弩級エラ洗い、闇夜にうっすら浮かび上がってきた巨体が脳裏に焼き付いて離れません。
R氏、S氏ランディングから撮影まで本当にありがとうございました。
そして何より結婚式翌日(乗り遅れのため1日押し&日程延長)からの高知遠征を許してくれた嫁ちゃんをはじめ、現地でお世話になった方々、豊かな自然を守ってくれているロコの方々、すべてに感謝です。
一生の思い出になりました。
【アカメ:116cm 推定20kgオーバー】

タックルデータ
ロッド:ヴァルキリーワールドエクスペディション711XH-4
リール:18アンタレスDCMD
ライン:PE4号+ナイロン50lb
ルアー:メガドッグ220
フック:stx58 2/0
リング:マリア楕円リング#6
スナップ:オーシャンスナップ#6
fimoフィールドモニターのhiroです。
今回は一生記憶に残るであろう高知遠征の記録を綴りたいと思います。
9月某日、学生の頃から数えて3度目の高知遠征はまさかの結婚式の翌日からスタート(なんやかんやで飛行機に乗り遅れ翌々日からスタート&日程延長)という序盤からカオスな展開。
期待に胸を膨らませながら、初日は状況把握のために予め目星をつけていたポイントをひたすら観察することに。
途中、以前から度々お世話になっているR氏と偶然少し早く遠征に来ていた東京のS氏と合流し状況共有。
今回こそはアカメ主軸で・・・と思いつつ目の前の河川からはヒラが釣れそうな雰囲気。
我慢できずスラムドッグ放ると一撃で

https://pbs.twimg.com/media/F59JO9lbcAAZF3y?format=jpg&name=large
地元湾奥のノリで美味しいところに小さめのルアーを入れると簡単にヒラが釣れてしまう激熱フィールドに序盤から上がるテンション。
とはいえ、何も考えずに適当に釣りして釣れるほど甘くはなく、あくまでも美味しいエリアとタイミングで釣りができているという前提条件は必要ではある気がするが、なんとなく魚の動きが地元と似ており、湾奥どぶピン撃ちスタイルで割と安定して魚を拾えそうな感じ。
ロコの達人たちから聞く話によるとアカメはスズキとは行動パターンが異なるようでまた別のお話とのこと。。。
※高頻度で通えていないため掴み切れてはいないが、スズキに限った話でいうともっと絞っていけば80、90・・・メーターも夢ではなさそう(もちろんそんな甘くはないと思いますが)
毎回こうやってなんだかんだ目の前の魚を追ってしまい、アカメとは出会えずにいたので今回は極力アカメに集中することに。
2日目、ここ数日不規則に降った大雨の影響で真水がだいぶさしてきており、アカメはそれを嫌うためあまり状況はよろしくないとのこと。
初日と最近の傾向から消去法で去年S氏と共に一晩中大雨で打たれながら釣りをした(修業した?)某所へ行くことに。
道中もトラブルだらけで一時はどうなることかと思ったが無事夕まずめ終わりに到着。
去年に比べ全く雰囲気がないので若干心配だが狙いの潮位までしばらく待機。
案の定、魚が付いていそうな場所には去年同様スズキが数匹いた(誤爆複数回あり)が今回の狙いはそれではないので特に深追いせず。
そして潮止まり付近、辺りがざわつき始めるとぽつぽつとボイルが出始める。
座って海を眺めていたが、重い腰を上げ釣りを開始する。
先発はもちろんメガドッグ220
真っ暗闇にひたすらにキャストし、スライド幅が大きくなるように意識しながら丁寧なドッグウォークをしていると目の前で突如大爆発
一発目のエラ洗いでアカメではないことは分かったが、スズキにしてはかなりデカい・・・というかファーストランがパワフルすぎて強化ドラグ入れてるといえどもフルロックのドラグがずるずると引き出されていく。
マルだったら確実に80クラス・・・というか90以上も全然ありえそうなウエイトとパワフルさを感じる。
何度かエラ洗いをいなしてあがってきたのはなんと極太ランカーヒラ!


https://pbs.twimg.com/media/F5-qHXDbMAA1weV?format=jpg&name=large
これはこれで嬉しい。
ぶっちぎり自己新記録の極太ヒラスズキ。
続いてボイル撃ちでかわいいサイズも(とはいえ60あるなし)

ボイルも段々と増え始め、お祭りモード突入かと思ったが何か異様な気配と雰囲気が変わるのを感じた次の瞬間、水中で何かがはじけるような音と共に大砲が撃ち込まれたかのような音が・・・
やつがいる・・・
相変わらずヒラと思われるボイルは至る所でやっているが、時折明らかにサイズ感の違うド派手ボイルが起こる。
ランカーヒラを釣った場所をよくよく観察していると何発か同じラインでボイルが出ていたので真っ暗闇でよく見えないがブレイクか流れが当たっているか何か魚が好む変化があるんだなと思い、同じラインを角度を変えながら何回か通していると・・・
またしても目の前で大爆発
と同時にド派手なエラ洗いと暴力的な引きで一瞬でラインが30mほど出される。
先ほどのランカーヒラの引きとは比べ物にならないほどのパワーを感じるも姿が見えないので確信はなかったが、少し離れた位置にいたR氏が異変を感じ近づいてきてくれていた。
アカメや!デカい!!慎重に!!!のような声かけ(だったような気がする・・・w)で確信に変わった。
寄せては出されを何度か繰り返し、途中何度かリールが壊れたかと思ったぐらいにはドラグが全く機能してなかったが、普通にパワーがヤバすぎるだけだった。
ばれるなよと神に祈りながら寄せてきて、3回目か4回目のエラ洗いで真っ暗闇の中でメガドのフロントとボディの2フックががっつりかかっていることがスローモーションで見えた(人間極限状態でゾーンのようなものに入ることがあるとよく聞きますがまさにそんな感じ)ので
「2フック掛かってるんで大丈夫です!!!」
とランディングしてくれようとしていたR氏に向かって叫んでいた気がする。
もう無我夢中だった。
R氏が魚を掴んだ瞬間、今までの苦労その他諸々感情が大爆発して、その場に崩れ落ちたのを覚えている。
一般サラリーマンアングラーのリソース全ツッパしてまで抽出した時間で通ってようやく獲れた。
R氏いわく「ヨガッダヨガッダアアア」と全音濁点の付きで号泣していたらしい(笑)
ランディング後はほとんど記憶がないが、その後騒ぎを聞きつけてS氏も合流し、魚に最大限配慮しつつ写真撮影。

国内唯一のラテス族を間近で拝むことが出来て幸せな時間だった。
自分の好きな釣り、得意な釣りで最高の魚が獲れて感無量。
魚を釣って泣いたのは20数年間の釣り人生で初めてです。

いまだに水面大爆発した瞬間、魚体丸出しの弩級エラ洗い、闇夜にうっすら浮かび上がってきた巨体が脳裏に焼き付いて離れません。
R氏、S氏ランディングから撮影まで本当にありがとうございました。
そして何より結婚式翌日(乗り遅れのため1日押し&日程延長)からの高知遠征を許してくれた嫁ちゃんをはじめ、現地でお世話になった方々、豊かな自然を守ってくれているロコの方々、すべてに感謝です。
一生の思い出になりました。
【アカメ:116cm 推定20kgオーバー】

タックルデータ
ロッド:ヴァルキリーワールドエクスペディション711XH-4
リール:18アンタレスDCMD
ライン:PE4号+ナイロン50lb
ルアー:メガドッグ220
フック:stx58 2/0
リング:マリア楕円リング#6
スナップ:オーシャンスナップ#6
- 2023年12月30日
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