私の場合のサーフェスプラグの定義は…
『ルアーが目視出来る事』です。


以下この２つのルアーは、共に私が作ったルアーですが、使い方は違えど同じサーフェスプラグに分類されると思います。



画像上が、Category-W90
画像下が、プロトペンシル


ボロボロなのはご愛嬌（爆）


魚が己の制空権を無視して、水面上に飛び出す姿を見るのは、なかなかに快感で、この秋の使用頻度はかなり高かったです♪


…で、この２本のルアーをローテしていて気がついたことがあります。


ちなみに過去にブログでもその点に触れてます。


http://orange.ap.teacup.com/applet/mog-mog-mog/msgcate11/archive?b=4


同じサーフェスプラグでありながら、バイトして来る魚の意識？が全く違うのではないか？
・・・と言うことです。


Ｗ９０の方は下からの吸い込み補食系が圧倒的に多いのに対して、ペンシルの方は、全身を出して激しくバイトして来ることが多かったです。


では実際にイナにボイルするシーバスを思い浮かべると…


やはり吸い込み系です。そうそう空中に全身まで出して補食しないですよね？


やはりＷ９０はそれなりに餌として認識されていて、ペンシルは本能（リアクション）でバイトしてるのではないかと思うのです。
（魚が興奮しているような状態です）


よくペンシルが上手くフッキングしないのは人間が操作してるからだ。
だから補食が下手なシーバスは悔い損ねる。


…と言う事を耳にしますが、果たして本当でしょうか？


シーバスはルアーのアクションの間（隙）を突いて、的確にバイトしてきます。決して泳ぎが速い魚ではありませんが、狙いすまして一発で吸い込む、言ってみれば『暗殺系』です。


ペンシルなんてどんなに速くティップを弾いたって、必ずラインスラックが出ますし、そもそも私はさほど速く動かさないことが多いです。
（職業柄、腱鞘炎持ちなもんで）


ある意味『隙だらけ』だと思うんですよね。


だいたい人が動かす程度の速度に対応できないような魚が、あんなに大きく育つでしょうか？


初めから食う気がないからフッキングしないのでは？
そもそも別に餌だと思ってないからフッキングしないのでは？
極度の興奮状態だからフッキングしないのでは？


…と思うようになりました。
まぁ真相は魚に聞かないとわかりませんが、ペンシルベイトのスケーティングやクイックステップには、魚を興奮状態にさせる何かがあるように思います。


ちなみに私の場合、Ｗ９０のテーマは…
『如何に思い通りの場所で、綺麗に吸い込ませるか』


であり


ペンシルのテーマは…
『如何に思い通り、美しい軌跡を水面に出せるか』


なので、別に乗らなくたって全然構わんのです（爆）


いずれにしても『サーフェスゲーム』も、ルアーを『動かして釣る』のも最高に楽しいですね♪


シーバスに限らずルアーフィッシングの醍醐味ではないかと思います。


さて・・・次はいつ爆発させられるかな♪