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金沢港のアンコウ

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▼ 夜釣にてもの思いに耽る

  • ジャンル:釣行記
　夜釣りの魅力に気がつき週末また出かけました。
前回の夜釣りで開放感のような感覚がとても心地良かったからです。
もともと夜釣りはあまり好きでは無かったのと、アル中で夜は家から出られなかったのが飲酒をかなりコントロールできるようになった事で夜に有意義な時間ができ、これからはもっと夜釣りをやってみたいと思うようになりました。
　
季節的にも今が一番やりやすいせいもありそうですが、、、。
　
　今回は自宅から車で1時間ほどの港に行ってみました。
　
　道中、前々から竿を出してみたかったサーフを通過したときにルアー用のタックルを持って来れば良かったと思いました。
ですがそこはまた今度、明るい時間帯の下見をちゃんとしてから行ってみたいと思います。
　
　目的の港に着いてまず目に入って来たのは東にある小高い丘の上にある北陸自動車道の尼御前SAでした。
満月で青黒い夜空が明るく、尼御前岬の高台が真っ黒いシルエットとなりくっきりと空に映し出されていました。その高台の頂上はSAの照明がきらびやかに輝いていて幻想的に見えました。港の外は波が高いのか、港内の私の足元にもうねりが届き波の音を大きく感じました。

　風景を眺めながらこの辺りは案外いろいろな用事で訪れているなぁといくつか記憶を思い巡らせたりしました。
照明の輝いているSAの裏は尼御前岬を訪れる人のための駐車場があり、岬の散策路やトイレなどがあって一、二度デートの途中で立ち寄ったことがあるなあとか、20年以上前にこの近くの溜池にブラックバスを釣るために足繁く通ったことがあることも思い出しました。
　近くの温泉街の安ソープの嬢の事も思い出しました。その嬢というのは、いわゆる地雷的な女性従業員でした。最初の印象からして怪獣みたいだな、、と思ってしまいました。
もうお金を払ってしまっているし、私自身前日からのイメージトレーニングで興奮状態でもありましたので後戻りはできません。
店のHPに騙されて上手く釣られたわけですが、めげずに私なりに嬢の容姿の好きなところは無いかと探すように努めました。
一つだけ、頭の形が私の好きな感じでした。
案の定、手抜き、地に足がついていないような会話。なるべく若く年齢詐称。部屋も狭い。誰が見ても残念な出来事が起きていることに変わりはありませんでした。
　事が無事終わり事後の一服の時、我々は紙コップのお茶を飲みました。
嬢は話をしながら紙コップに少し飲み残した茶をピシャッと少し離れた排水口に向けて飛ばすように捨てました。その嬢の手つきがなんとも言えない熟練の技のように見えました。
　
　そんなことを思い出しながら港のあちこちを探りましたが反応はなく、いつものポイントに戻って朝までやってみようと考えました。
　
　いつものポイントの駐車場で仮眠をとり朝方にタコを一匹仕留める事ができました。
またあの港に行くことがあるだろうか、、と考えながら帰路につき、家についてリビングに倒れ込み3時間ほど眠りました。　　
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記事編集中に寝てしまい2日前の記事となってしまいました。9月21日火曜日。
　
　
　
　

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