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『心霊スポット』とかは聞いたことあるけれど。。。


高校時代2人の友人と西湖へキャンプに行ったときのことなんですけどね。

実はこの話、我々の間では暗黙のうちに封印してました。

新学期が始まっても誰もこの話しには触れません。

もちろん卒業後に会った時でも一切話は出ませんでした。

でも、今、、、話しちゃいます。


その日の昼間はぷらぷらとラフに過ごしました。

夜は簡単にカレーで済ませて翌日の富士山の登山に備えます。

夕食後は3人で手すりにもたれて西湖を眺めながらまったり。

とりとめも無い会話でゆったり時を過ごします。

  私:「ん!?」

  友:「なんだろうね?」

  友:「鳥じゃね?」

微かにバシャバシャと水をかくような音がします。

しばらく3人でその音を聞いてました。

目の前には1本の常夜灯が狭い範囲の水面を照らしてます。

同時に白くくっきりと手前のガードレールも照らします。

そのうち狭く照らされた明るい水面に何かが見えて来ました。

明るく照らされたところを何度も行ったり来たりしてます。

ちょうど水鳥くらいの大きさです。

  友:「あれ、なんかの頭にみえねぇ?」

  私:「やっぱしぃ、そう思って見てたんよ。」

  友:「なんか絵で良く見る河童の頭みたいに見えるネ!」

  私:「確かに河童に見えるけど、んな訳ねぇだろ。」

  友:「頭のてっぺんも白っぽいよ。」

  私:「確かに、、、お皿だったりして。」

  友:「それになんだか大きなクチバシみたいのが進んでく側に付いてねぇ?」

  私:「付いてるね、確かに河童の頭に見えるなぁ。」


なんとなく怖くなって3人で小石を投げて威嚇します。

威嚇というか、追い払おうとしただけなんですけどね。

ちゃぽん、ちゃぽんと小石が水面に落ちる音が小さく聞こえます。

そのうち、パキンと硬い音がしました。

この時友人がボソッと「ヤベ、お皿に当たっちゃた!」と独り言っぽく言ってました。

同時にバシャバシャといった音も止み、行ったり来たりしてる姿も無くなりました。

一瞬辺りはし~んとして静けさを取り戻したように思えました。

次の瞬間、目の前の白いガードレールに。。。


何かが目の前の白いガードレールに手を掛けてます。

しかも水かきが付いた茶色い手が。。。

3人は声も出せませんでした。

鳥肌なんてもんじゃない、なんとも言えない体験したことの無い恐怖感で私の体は硬直してました。


ここからはしばらく記憶がありません。

最初に気が付いたのは私でした。

両脇にいる友人たちも固まってます。

私は「おいっ!」と大声で友人たちを揺さぶりました。

2人もハッと気が付き、同時に3人でバンガローまで全速力。

そして高校生の男子3人は真夏だと言うのにピッタリ寄り添って何も言わず毛布を頭からかぶります。

いつしか寝てしまいましたが、朝になっても3人の体制は変わらず。

ピッタリ寄り添ったまま同時に目が覚めました。

ここからはしばし無言。

その後、昨晩の出来事に対しては誰も触れることはありませんでした。

そして何事もなかったかのように富士山へ向います。

ところが何故か遭難しかけました。

富士山で遭難なんて今考えるとあり得ませんが、迷子になり死にそうな思いをしました。 

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