仕事終わりにウェーディング。

流れはあるが、ブレイク付近の潮目やヨレが出来るのを待ちながらキャストを繰り返し探る。

川幅が狭くなり、流芯に向かって、流れの方向が変わる。

今がチャンスだな。

と思い、探るが反応は無い。

ストラクチャーの横に蠣殻の石が散乱している瀬があるのだが、潮位が落ちると着水と同時に根掛かりするぐらい、瀬の上は水深がない。

いつもは、瀬の手前側の流芯とブレイクを狙っているのだが、今日は反応が無いため、リスキーではあるが、瀬の向こう側へブルースコードをキャスト。

ちなみに、ブルースコードでないと届かないし、届いたにしてもミノーでは、即根掛かりする為、このルアーを選択。

瀬の向こうは、もうひとつの流芯があるので、瀬の向こう側からアプローチ。

瀬に差し掛かった瞬間。
｢ドスン！！｣

重くて鈍いバイト。。。
すかさず鬼合わせを入れると、タイドマーク96/08がバットからブチ曲がった！！

｢ギュイーーーーン！！｣
聞いたことの無い音とスピードで、約５㌔に掛けたドラグが出る！！

｢ギュイーーーーン！！｣
止まらない(汗)

｢ギュイーーーーン！！｣
あまりにスピードがあるので、スプールを手で押さえると高切れしそうなので、体を反らして、プレッシャーを掛ける！

｢グングングン｣

頭を振ってる。

止まったか？

｢ギュイーーーーン！！｣
嘘ぉ～っ。。。

そっちは、ストラクチャーですよぉ(汗)

｢ギュイーーーーン！！｣




止まった。



ん？


嫌な感触(焦)


擦れてる。。。


｢ブチッ！｣


Oh～NO～(泣泣泣泣泣泣)

そんな。。。


シーバス相手に、こんなに完膚無きまでにヤラレたのは初めて。


リールのハンドルを何回巻けただろうか。


完敗。。。


悔しいが、清々しささえ感じる敗北だった。


あのストラクチャー周りで、あの化け物があの方向に走ると、捕るのは、ハッキリ言って無理。


私のガチンコタックルバランスで、どうにもならなかったので、妙に諦めがつきました(笑)


どうやら、私のホーム河川にも夢のサイズは生息しているようだ。


次は、必ず捕っちゃうよ！

覚えてろよ！怪物？！

次は、あっちに走っちゃ嫌よ(涙)



あぁ～っ！！！