新しい季節へ

  • ジャンル:釣行記
イロイロあって、すっかりログをサボっていました。

気付けば2012年も折り返し。

春はあっという間に過ぎて、いつの間にか梅雨が来た。

そう、春。



サクラマスを求めて、新潟・荒川へ通った春。


サクラを釣りに行ったら、サワラが釣れた。




…嘘デス。


荒川に行くついでに、新潟東港でボートサワラに初挑戦。

港内で釣れちゃうってスゴイなぁ。

12cm前後のミノーをキャストして、ジャーク。

軟弱な私も『腕だる~い』とか言いながら、なんとか1本GET。

船中サワラ4本、サゴシ(サワラの小さいの)1本だから、上出来?

なにより、初物はやっぱり嬉しい。



朝はサワラ、午後はサクラ。



が、この日もやっぱり反応はなし。


3/20から5/27まで計7回の釣行。

大半が1泊2日。

車中泊にもすっかり慣れた。

荒川に「帰ってきた」と思うようになった。

やりきった、と思う。


シーズン通して、「アタリかもしれない」反応が1回きり。


初めての私にはよく分からないけれど、厳しいシーズンだったらしい。

雪代による増水と濁りで、釣りが出来ない日が多かった上に

条件は悪くないと思われる日でも、あまり釣れなかった。

一番好調だった日でも、解禁区間全てで日に6本。

1本も出ない日も多かったという。


この釣りに引きずり込んでくれた浅川先生も

アタリ数回に、ラインブレイク1本のみでGETならず。

それでも充分羨ましい。


橋の上から見下ろした堰下でうごめいていた魚影は見事に逞しくて

私が触れてきたトラウトとはかけ離れたものだった。

あんなサカナにやられてみたい。



こんなに長期間、釣れない釣りを続けたのは初めてだったけれど。

丸々半日投げ倒す日々は、この上ないキャスト練習になった。

シーズン初旬、軟弱手首のせいでトゥイッチが出来なくて

大半はステディリトリーブだったけれど、少しずつ慣れて

へなちょこながら7割くらいトゥイッチを織り交ぜられるようになった。

1シーズン頑張ったからこその、小さな進歩。


釣りの合間には山菜捕りも楽しめた。

川原でお昼寝したり、頂いた竹の子を焼いてみたり。

贅沢な時間の過ごし方だった。


釣れなくて辛いだけのシーズンではなかったと思う。

そもそも、挑戦できるだけで有難いという釣り。

往復5時間近い道のりを、眠気と闘いながら運転し続け、

現地では何くれとなくサポートしてくれた浅川先生と

地元の皆様に心からの感謝を。


またあの川原に立てることを祈って。








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