先日もまた水害レベルの土砂降りだった。

もう今年は何度川が暴れたか。
それも解らなくなってきたけど、
そろそろ梅雨明け宣言が出るそうだねー。



実家に繋がる一本道が土砂崩れして、
深夜まで土留めしたりした先日の夜、
その作業も終わり、自宅へ帰る道中。
ふと川を見てみた。




少～し増水はしているが、
氾濫する程じゃない。
濁りは酷いが…



で、常夜灯を見に行くと、
ハクか、イナッコか、ピチャピチャと騒ぎ、
たまに、パァン！と水面が弾けている。


それをボーッと眺めていたんだ。

あー、魚は強いわ…と。



タバコに火を着けようとした、
その瞬間、





バン！

と、一際大きな大砲が鳴り響き、
護岸にこだまして行ったのさ。





マイクロベイトパターンて、
普通は頻発するボイルに悩まされ、
その挙げ句に大したサイズが出ないのだ。



が、今俺の目の前のボイルの中に、
でかい奴が居るんだ。


今日はこいつに決めた！






相棒は久々登板のブリストマリノ80M。
新規導入したリールが載っている。

ルアーはビッグベイト、
アイスライド185SW、同185SWのF。

これだけで十分だ。





明暗辺りで頻発するボイル。
そのベイトはマイクロ。

シーバスはかなり居るが、
その中ででかいのは1匹か2匹か…


小さいルアーを投げて豆を掛けたら、
一発で場荒れしてしまう。

だから掛けるのは、エリアボス1匹で良い。





ボイルする辺りの少し上流へ、
遠慮なくドボーンw
とビッグベイトをぶちこむと、

バババーッ！と逃げる小魚。


これで、場にはルアーしかない筈だ。

そのまま暫しクラッチを切って、
アイスラをクネクネと流して行くと…



カン



と『当たった』。



が、『当たっただけ』だ。
乗らない外当たり。


フッキングはしない。
もう少し流すが、食わなかった。


で、フローティングをシンキングに換え、
今一度、同じアプローチ。
レンジを僅かに落としてやる。

着水でベイトを蹴散らかすのは変わらない。

クネクネ、クネクネと流れつつ沈んで…



ドツン


と、今度は『食った！』

リールを巻き取りつつ、ロッドを魚に向け、
力強くスゥイープフッキング。

これでファイト開始から即、ベリーに魚が乗る。

そうすれば、エラ洗いしようがダッシュしようが、
主導権はこちらのもんだ。


イヤイヤをする子供を撫でてなだめすかすかのように、
スルリ、スルリと足元へ寄せる。

無駄に魚を暴れさせないから、
リリース時にも蘇生なんて要らないんだ。

尾びれで俺に泥水をぶっかけて行ったw







でかいシーバスは、一晩に1匹で良い。


凄腕に出る訳じゃない、
漁師でもない。


俺がやりたい釣りは、

一匹の魚と、どう相対するか。




楽しく釣りが出来れば、
たった一匹で十分さ( =ω=)




さあ、今度こそ梅雨明け宣言を待とう。



Fishman BRIST MARINO80M
シマノ ベイゲーム301HG
メガバス i-slide185SW