き、君の名は?砂地の勇者

平成29年1月15日の話。


いや~ボート楽しいね。天候に恵まれて週末は毎日釣りに出かけています。理解ある妻にも感謝。


1月15日はカヤック釣り師の友人と、日南の浜から出撃しました。
この場所は二度目。前回ヤミハタが初めて釣れた場所です。
私の初出艇の場所。


二度目の今回は準備スムーズ、出艇スムーズです。
水が透明で底が見えますが、前回のようには怖がらずに済みました



一直線に水深25mラインの砂地岩混じりのポイントへ。
最近ブームのTGベイトを送り込む!地球!釣れるな!!と念じる。

魚探がすごい反応。ホンデックスの魚探はピーピー鳴る。鳴り続ける。
噂ではすっごい小さい魚でも反応してピーピー鳴るらしい。
仮にすっごく小さい魚に反応しているとしても、ベイトが居ると思えばテンションは上がる。

TGベイトをしゃくる。私のジギングはワンパターン。
1秒に2回程度シャクリを入れるワンピッチか、1秒に0.5~1回しゃくるロングジャーク。あとはリズムを変えたり間を取ったり、ただ巻きしたりする程度。あまり成長しない

ヒット! 結構首を振る。真鯛か?と思っていると現れたのは40cm程のエソ・・・。宮崎のエソでかいよ・・・。シマノTVとかThe Fishingとかで見るエソはもっと小さい気がする。

あ~、TGベイトのフックが一個切られている・・。
エソは大抵嫌われ者。エソが釣れる日はほかの魚があまり釣れない気すらする。リリース。ガッカリ魚なので写真なし。


その後しばらくアタリがなく、30mラインまで船を流す。50mほど先に定置網が入っている。定置網に並行する形で船を流す。
やはりここでも魚探が唸る。ピーピー!
ジグを落とすが反応がない。
60gタイラバに変更。ヘッドは黒、ネクタイは緑。

2箇所の遊漁船船長にタイラバヒット率を尋ねたら、緑のヒット率が高いと言っていた。自分で使ってみてもそんな気がする。

底まで落として1秒に1m程の速さで巻き巻き。
ヒット!中層だった。
グングンと感じながら上がってきたのは、シロサバフグ(たぶん)。

こちらの地方ではキンフグと呼ばれる。市場に出回る食用フグで一番安価なフグだそう。でも見た目が似ている有毒種がいるらしいので、怖くて持ち帰ったことはない。
こいつが釣れる日もろくなことはない。またガッカリ魚なので写真なし。


その後タイラバを沈めるとアタリがあるものの、ネクタイがボロボロになっている。フグが攻撃しているらしい。
タイラバを壊されるのは嫌なので、またジグに変えてシャクってみる。

何度かしゃっくていると違和感。
ん?と思って動きを止めるが生命感なし。
またしゃくると違和感。
おかしいなと思い手元まで上げてくると・・・。
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き、君・・・誰?

ハゼっぽい見た目のヌメっとした魚でした。ジグと大きさが変わらないのに、よく釣れたな~。(たまたま引っかかった可能性が高いですが。。。ごにょごにょ)

名前の分からない勇敢なお魚さんは海にお帰り頂きました。
どなたか名前が分かる方いらっしゃったらご教示下さい。



その後もジグをしゃこしゃこして、やや小さめのカサゴと、まあまあサイズのオニカサゴを追加しました。
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わかりにくいですが、左がオニカサゴ。
釣りたては、ふわふわホコリみたいなものがヒレや刺の先端に付いています。水中でサンゴや藻に擬態するためだと思われます。
刺々しいので取り扱い注意です。毒があるようです。
一応高級魚なんだって。


ボートはいろんな魚が釣れるから面白いですね。

あたりは少なかったけど、ピーピー楽しい釣行でした。

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