前回これからアジングを初める方に説明してるアジのバイトの簡単な判別方法について書きましたが取り敢えずそれなりに覚えてもらうやり方なんでそれだけでは色々な状況には対応出来ないのが事実ですしもっと釣る為には細かくバイトの種類を区別して適切な対応が必要です
今回は文章で表現出来る範囲迄になってしまいますがバイトの種類と説明について書いてみます

①　コン　コッ　コツン　カン　とかロッドに響く様な感触

②　ワームをくわえて走る感じでそのままラインを引っ張っていく

③　下から急浮上してワームにアタックしてくるバイト

④　ワームの先っぽをくわえてブルブルヘッドシェイクする様なバイト

⑤　ワームを吸い込んでそのまま泳いでついて来る様な感じのバイト

⑥　ワームを吸い込んでその場でホバリングしてる感じのバイト

⑦　それ以外の多種多様なバイト

細かく書くとキリが無いので以上簡単におおまかに書きました

①　吸い込む時に口内のどこかに当ったり吐き出そうとしてる感触が伝わった時にこういう感触が伝わると思われます
基本的に吐き出される前にフッキング出来てればのるバイトですしティップに張りのあるロッド程この系統のバイトが気持ち良く伝わります
かなり高確率でフッキング出来易いバイトでもありフッキング動作も手首をかえすようなやり方でものってくれる感じ易く釣れ易い一番誰でも釣れ易くなるバイトだと思います
この系統のバイトが多い時はロッド選択シビアに考えなくても釣れるし初心者でも釣り易いと思います

②　アジがワームを吸い込んで走ってる状態ですがこのバイトの場合口の側面に掛かる事も多くその場合アジの走りを吸収し易いロッドを使って適切な対応していないと口切れしてばれ易くなります
ロッド選択とドラグ調整で対処が出来るんですがそれでもばれ易いバイトではあります
ティップが硬いロッド程ばれ易くなるバイトです

③　バチ等水面に浮いてるエサを食べてる時に起こり易いバイトです
もしくはアジのいるレンジより上層を引くとこのバイトが出ますのでこういうバイトを水面直下以外で感じたら釣るレンジを下げる方がいいです
水面直下に興味が強い場合は水面直下で無いとバイトしてこなかったりします
素早くバイトして素早く潜ろうとする為サイズが小さい程ワームを吸い込みきれない事も多いですしのったとしても②と同じくばれ易いです
ティップが硬いロッド程はじかれたりばれ易くなるバイトです

④　サイズの小さいアジやマアジより細身の種類のアジで起き易いバイトですが吸い込んでからのヘッドシェイクと違いこのバイトをのせる為には感じたらその後喰わせるアクションをいれてきっちり吸い込ませる必要がありますがこの辺は過去の記事に書いてるので省略します
当然吸い込み切れてない状態でフッキングしてものりません
小さいサイズのアジや渋い時程こういうバイトが増えます

⑤　このバイトはラインを張ってる状況だと違和感として感じる事が出来たりティップの曲がり方の変化やそれが伝わり易いロッドを使う事で感じる事が出来ます
タックルセッティングによって分かり易かったり分かり難かったりする傾向があります
アジのサイズが大きい程吐き出しが成功し易いのでどれだけ早くこのバイトに気付くかで釣果は変わりますしリトリーブ系でやってるとティップにのる重さの違和感で気付き易くなります
軽い重さでティップが曲がるロッド程このバイトに早く気づける傾向がありますので攻めの掛けの釣りをスピーディーにするには適切なティップの柔らかさのあるロッド使用が数釣るには向いています
ティップが硬めのロッドでバイトに気づくのが遅れても違和感でアジが暴れてその感触が伝わるのでその時まだ口内にＪＨがあれば即あわせで釣れる事も多いです

⑥　使用ロッドややり方によって気づき難くかったり気づかぬ間に吐き出されたりし易くなるバイトですね
リトリーブ系の釣りでティップの柔らかめのロッドでやると重さがのる違和感を気づき易いのですぐ分かるバイトではあります
リフト＆フォールの釣りではリフト時に重さがのるか違和感で暴れた時に違和感を感じる事が出来るのですがこのバイトもティップの柔らかいロッドの方が早く気づく事が出来ます
フックＵＰ率は落ちても口内にすっぽりワームが入ってるので吐き出す動作が伝わり吐き出せない状況ではティップが硬くても即アワセで釣れてくれます

⑦　①～⑥が釣りをしていてありがちなバイトですがその他にも色々ありますが話が細かくなり過ぎて長くなり過ぎるので省略してます

①②③④に関しては適切にラインテンションコントロールしてればロッドタイプ関係無く感じる事が出来ると思います

⑤⑥に関してはコン系の感触が伝わらずにそうなってる事も有るんですがその場合は違和感やティップに掛かる荷重変化で察知する事になるので明るい状況では目視でロッドティップの僅かな変化やラインの変化を察知する事も可能だったりしますが暗い状況の目視では気づき難くなります
ティップが柔らかいロッドだと早い段階でティップが曲がるのでその曲がった違和感を手元で感じる事がいち早く出来る様になります
リトリーブ系の釣り方より気づくのが遅くなる傾向はありますがリフト＆フォール系の釣り方でも適切なラインテンションでやれてれば感じられます
バイトを出来るだけ早く感じてより攻撃的な釣りをしたい場合はティップの柔らかさが適切なロッド使用でバイトの感触をより気持ち良く感じたい場合はティップが硬い傾向のロッド使用というのが私の個人的な見解です
どちらの条件も適当に満たしてるロッドというのも売られてますね
私の好みは特化した専用ロッドとなるのでどちらかに特化したロッド使用となるのでそういう傾向の説明となります

きっちり吸い込んでくれて長い時間くわえてくれる状況程ロッド性能等で釣果差がつき難くなるんですが吐き出す行為をし易い状況程軽い重さでもティップが曲がるロッドでないとバイトじたいを感じれなかったり感じた時に吐きだされたりする傾向になり易いです

アジが多くの群れでいてバイトが多いと上記の様な事も気にせず釣ってても釣れてしまうのですが渋い時ほどちゃんとバイトの種類を区別してそれを感じ易い道具ややり方かどうかで釣果が大きく変わったりします

今回はここまでですが次回はバイトの種類に対してのフッキング方法を書きます