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タックルのバランス 〜手元重心の重要性1〜

タックルのバランスって、ライトリグ、特にアジ狙いでは本当に大切なんですよ…

静岡でもけっこう気にされる方が増えて来たし、自分も何とか説得力のある内容を書けそうな気がして来たので、チャレンジしてみます!



まずは手元重心について♪

まあご存知の方も多いとは思いますが、「手元重心にする」っていうのは「ちょうどロッドグリップの握る位置くらいにタックル全体の重心が持ってくる」ということです。


下がちょうど手元に重心が来ている例です♪


PSR−60&10ステラ改(約208g)ですね!



HSR−63&10ステラ改(同じリール)です!

これもかなりいい感じで手元まで重心が来ています(^_-)

ここで断っておきますが、この2つの画像ってリールの方をかなり弄ってますので、ノーマルでするとこの位置には重心が来ません…(^^;)




なぜこんなに重心の位置を気にするのかって?

それは…軽量ジグヘッド(1.0g以下)の重さや微細な潮の流れの変化をできるだけ的確に把握するためです。

通常、釣りしている際、握った時に掛かるタックルの竿先側の負荷とリグの重さ(抵抗)を人の手の力で支えているんです。

そこでそうやってバランスを取っているのなら、重心位置が何処にあろうとその釣り合っているバランスが崩れたらわかるじゃない!って思うかもしれません…

そうじゃないんですよ…

例えばタックルの竿先側の負荷が約20gだったとします。

これに1.0g分のジグヘッドの負荷が追加されたら、人間の手の感覚でわかると思いますか?

もし竿先側の負荷が5.0g未満だったとしたら、20g分の負荷が掛かっているより1.0g分の変化がわかりやすいとは思いませんか?

つまりはそういうことなんですよ♪



重心位置が竿先側にあれば、タックル自体を支えようとする負荷は増えます。

この負荷は重心(支点)からの距離に比例して大きくなりますから…

重心から握っている所の距離が2倍なら負荷も2倍となるんです。

これは1cmと2cmの関係でも同様です。

実際、バランスの悪かったロッドに重量追加チューンをして手元に重心を持ってくると、実は自重は重くなっているに関わらず軽く感じるようになります。

これはタックル自体を支えようとする負荷を軽減したことによる効果です。

竿を握っている所に近い位置に重心を持ってくれば、その負荷を軽減でき、バランスが崩れたのがわかりやすくなる、つまりは感度が上がる!という訳です。

なので、ここまで気にする訳ですね!



ところで、それと上の画像では重心位置がリールフットの少し竿先側になっていますよね。

上の理屈で言えば、リールフットの所に来れば最もバランスが良いようなイメージを持たれたと思います。

確かに竿を水平に構えるのが基本であればそうなります。

しかし、フォールメインの釣りでは竿は起こし気味にします!

なので、少し手前でちょうどいい感じになるのです(^_-)

私の感覚では、通常通り中指と薬指の間にリールフットが来るように握って人差し指の所辺りに重心が来るといい感じです♪

まあこの辺は各自の好みってのがあるので、絶対これだ!とは言い切れない部分ではあります。

ただ明らかに重心位置が竿先側に偏っていれば、竿を起こし気味構えた時、持ち重りもしますし先に揚げたジグヘッドの重みや潮の変化を捉えるのは難しいのは間違いないです。

竿を倒して構えたとしてもバランスが取れていないために、いわゆるテンションが抜けるような微妙な変化(アタリも含め)は捉えづらいでしょうね…(>_<)

メバル狙いのリトリーブメインの釣りの場合は、あまり関係のない話ですが…


まあここまではなぜタックルのバランスが重要か?というお話でした。

とりあえずここの所を理解して頂かないと次のステップに進めませんので(^^;)

次回は今日のお話を基本にもう少しコアな話をしてみたいと思います(^o^)/
 
 
 
 

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