【AQUA QUIVER】磯ヒラ

宮崎県の青島という観光地周辺には「鬼の洗濯板」と呼ばれる珍しい波状岩が広がっています。

正式には「隆起海床と奇形波蝕痕」だそうで、青島の周囲と日南海岸の海岸線に見られます。大昔に海面下にあった岩が地質変動によって水面上に現れ、波や海水に浸食されて現在のような形が出来上がったそうです。

干潮時には海岸線に沿って沖合100mに及ぶ自然の岩肌が出現し、見事な景観を楽しむ事ができます。その為、昭和年1934に国の天然記念物に指定されています。

今回の釣行で、ランガンしたフィールドはこんな感じ。鬼の洗濯岩が何キロも続いており、この岩の隙間やスリッドにヒラスズキが隠れているため、足を使って釣り歩くスタイルになります。それに伴い、遠浅のためルアーのロスト率も高め。ボックスには多めのルアーを入れておくことをお勧めします。

しかし、美しい風景を楽しみながら釣りができるのも宮崎の魅力です。この時期梅雨は黒潮が最も太平洋側に近づく影響で、多様多種な魚を釣ることが出来きます。

また、ヒラスズキをはじめ大型のエバなども望める事で、宮崎の磯釣りでは、最も熱いシーズンとなります。

私も時間の合間を見て磯には足を運んでおり、60クラスのヒラスズキはコンスタントに釣れてくれます。今回の釣行でも、サラシに囚われず離岸流と流れを意識する事がキーになると感じました。

同行した知り合いのヒラ師も、トッププラグのみでヒラスズキを釣っていますが「流れを見つけるコト」が魚からのコンタクトに繋がり、釣果が左右してくると言っていました。

サラシだけに囚われるのではなく、別の視点でフィールドを観察してハンティング的な釣りを楽しむ。

丸さん達に教えて頂いた事が、生きていると感じます。
そのおかげで、今期最大となるヒラスズキを捕獲することが出来ました。

ランカーサイズのヒラスズキの口にグリップを掛けた瞬間の興奮と感動は今でも忘れられないものです。宮崎の美しい自然が生み出す生命に感謝です。

ちなみに今回メインで使用したルアー。

NORTH　CRAFT
アドラシオン　125F

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安定した飛行姿勢から得られる飛距離はもちろん、大型のシーバスが定位するミドルレンジをキープしながら直撃可能な専用リップレスミノーになります。

ランカーがスレにくい大きすぎないウォブリングとローリングを適度にミックスしたナチュラルなアクションで、今まで攻めきれなかった一枚下の棚を攻略します。

また、今回のように磯場や防波堤など足場の高いところからの攻撃でもしっかり水を捉え足下まで誘いきることも可能で、自のエアロフォルムデザイン重心移動システム採用により圧倒的な飛距離を誇ります。

ART90F	90mm	12g	Floating
ART125F	125mm	20g	Floating

サイズは、90・125の2タイプ。
河川から外洋までオールマイティに使用することができるミノーになります。ミドルレンジをキープすることで、魚に違和感なく口を使わせることが出来ます。

http://rapala.co.jp/northcraft_lures/northcraft_lures.html

興味のある方は是非。