8月の夏ヒラ釣行
5日の夜...

めんどいので
ルーティンのくだりははしょって(笑)

大潮のこの夜
下げの緩む潮止まり直前の
20時半頃より本命場所で釣り再開

対岸にはぶっこみ釣りをしながら
花火を楽しむ観光客

立ち位置のすぐ上流側には
足下に電気浮きを浮かべる
子供さん連れのファミリー

小学生ぐらいだろうか...

浮きが沈むたび嬉しそうに
はしゃぐ子供さんの声が
ウネリも波もすっかり落ち
前夜がウソのように静かになった
釣り場に響く


こりゃ...
今夜は釣れんな (笑)


釣り上げた小さなウミタナゴを
自慢気に掲げてパパさんに見せる
子供さんを見ていたら

ピンギスしか釣れない自分を
さしおいて尺近い立派なシロギスを
釣って興奮する息子達との釣行を
思い出してた


もう何年前かなぁ...

息子達も上はもうすぐ二十歳
下はこの春に高校生になった


あの頃は二人共小学生だったのに...
月日が経つのは早いもんですな(笑)

翌日8月6日は自分の誕生日
四捨五入したら50歳になる訳で...

早く感じようが、遅く感じようが
確実に歳はとってる事を実感したり(笑)


そんな思い出に浸りながら
ほのぼのした釣り場の雰囲気の中
殺気の抜けた気のないキャストを
繰り返しつつも

そこは十何年も通い馴れた釣り場
意識せずともそれなりのコースへ
ルアーは放り込まれてたらしく...

不意にガッ！っと噛み付き系のバイト

突然のバイトに反射的に
即アワセを入れてしまったが
どうやらフックアップした感じ

が...

なんか魚が違う(^^;

スレ？
とも違うようだし、ボラとも違う
暴力的なトルクで引き込むだけの
巨エイとも違って寄せる事ができる


たまに鯛系の突っ込みをみせる引き...
クロダイ？...何だろ？

と、初めて味わう引きを堪能しつつ
足下まで寄せてヘッドライトを点ける

ここで隣のファミリーが気付き
子供さんから「頑張って！」の声援がとぶ

子供さん、バット付近まで曲がり
弧を描く自分のロッドを見て
掛けてる自分より楽しそう (笑)


これでバラしたらカッコ悪いな(^^;


なんて事を気にしながら(笑)
足下のブレイクで何度か下に
突っ込むのを浮かせてズリ上げ


魚に近よりライトで照らすと...




(´・ω・`) 誰？



君の名は？


何だか分からん初めての魚...

食えるのかな？(笑)

とりあえず嫁に連絡すると

「焼く！焼いて食べれない魚はない！」

とのこと...主婦は強し！(笑)


仲間にグループLINEで報告し
後にＴａｋａからきた連絡では
ゴマフエダイでは無かろうか？と

何でも伊豆では本来釣れるもんでは
ないらしくレア物だとか...


レア物であってもなくても
ウミタナゴより大きい魚が
すぐ隣で釣れた事に大興奮の子供さん

「すごい！大きいね！カッコいいね！」

と、興味深そうに魚を見にくる姿に
何だか少し嬉しくなったりして

ほっこりした気持ちで
納竿とした夏の夜でした



あ、君の名は...早くDVD見ないと！

彼女とデートだかで見てきた
息子にネタバラシされちゃう前にね (笑)


じゃ、また(*・ω・)ノ