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孤立と孤独の違い?

  • ジャンル:日記/一般
また、少し微妙な感じのログです(最近多いですが)。
気の進まない方には、ご迷惑おかけします。


私が、福祉関係の講演で、よく話す事なんですが、


孤独と孤立、この違いをどうとらえますか?という話です。

孤独とは、簡単に言うと一人っきり、一人ぼっちであること
孤立とは、他から離れて、つながりや助けのないこと

となるんですが、もう少し具体例をあげてみます。


仕事柄、高齢者の方を例に上げる事が多いので、それで話を進めますが、

孤独な高齢者とは、単に一人で暮らしているという状況をさします。

逆に、家族と住んでいるけど、家族とのつながりを感じることが出来ない状況
・・・これは孤独ではないけど孤立している状況、と言えます。



人間は、孤独には耐えることが出来ても、孤立には耐えられない・・・



一人暮らしの高齢者よりも、家族と暮らしている高齢者の方が、自殺率が高いという話を聞いたことがあります。

子供の不登校なども、学校内での孤立に耐えられなくなって、孤独を選んだ・・・という見方ができる場合があるとおもいます(全てではないですが)。

避難所の状況を見てみると、いつもの生活よりも、たくさんの人がいるので、孤独ではないとも言えるのですが、

他の地域との間や避難所内で、つながり(情報、物資、人、心)を感じることが難しい状況にある人も、孤立を感じている人も、たくさんいるはずです(うまく表現できません。逆に避難所内にいるからこそ、支え合えている人もいると思いますし)

そんな中で、負担や不愉快を与えずに行動するためには?

頑張れ!という言葉は、たくさんの人を勇気付けます。

でも、安易な「頑張って」が、相手を苦しめるかもしれません。

現地でのボランティアなどを考えている人には、少し考えてもらいたいなあと・・・


被災地で行動を起こす準備中に見つけたサイトです。

サイコロジカル・ファーストエイドという、災害時などにおける心理的支援のマニュアル
http://www.j-hits.org/psychological/index.html

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