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沖堤防釣行のススメ

9月に入り気温も少し下がって、日中の釣行がやりやすくなってきました。

今回は、沖堤防の釣りをご紹介したいと思います。

ちょっと長めですが、沖堤防に興味がある、挑戦してみたいって方は見て行ってください。



沖堤防ですが、呼び方は様々で「一文字」「離岸堤」など場所によって違いはありますが、要は渡船を利用して徒歩で渡ることができない場所のことです。

場所によっては、地続きの場合でも渡船を利用しないと行けない堤防もあります。また、徒歩でアクセス可能な場所でも渡船を利用して、重い荷物や長い距離を歩かなくても渡してもらえる場合もあります。


徳島市内からのアクセスのいい場所で紹介すると、

「津田一文字」と「小松島一文字」でしょうか。

この二か所の沖堤防は、沖に位置する一文字以外にも渡してもらえる場所がそれぞれあります。

「津田一文字」は沖の一文字以外に、「ジャンボ」と呼ばれる津田南波止の最終地点への渡船もあります。ルアーアングラーの方は波止を歩いて行けばいいのですが、餌釣りの方などは荷物が多いですし距離も結構ありますのでよく渡船を利用されている方を見かけます。チヌの有名ポイントですしね。

「小松島一文字」の場合は、一文字以外に北防と南防があります。どちらも地続きですが、北防は付け根が侵入禁止ですので渡船のみアクセス可能となっています。

渡船を利用する際に、どうしても沖の潮通しのいい場所で釣りをしたくなりがちになります。しかし沖堤防はそれ自体が沖にある巨大なストラクチャーですので、先端や沖だけでなく地向きや足元にも視野を広げてみましょう。




今回の釣行は「津田一文字」に行ってきましたので、渡船利用の注意点などもご紹介したいと思います。


①まずは電話で予約をしましょう。

行きたい場所が決まったら、渡船屋さんに電話で予約をしましょう。電話番号はホームページがあれば載っていますし、ホームページには料金や最近の釣果なんかもあったりしますので要チェックです。それ以外には、釣り具屋さんや雑誌なんかでも連絡先は手に入ると思います。

予約をするときに、わからないことは聞いておきましょう。渡船出発時刻はどの渡船屋さんも季節や時期によって変わります。料金はどのタイミングで渡すのか、迎えの時間は何時か、駐車場は?など初めての場合は聞いておきましょう。
渡船屋さんに「初めてです」といえば、いろいろ教えてくれます。

注意点としては、連絡は前日の20時くらいまでにはしておきましょう。あまり遅くに連絡するのは非常識です。かといって一週間前に予約しても、天候等で渡船できない場合もありますので予約は早くてもいいですが、前日に出船可能かの確認も兼ねて電話するのがいいと思います。


②道具の準備をしましょう。

道具は前日には車にまとめておきましょう。一度渡ってしまうと忘れ物があっても取りに帰るのは難しいです。当日慌てて準備をすると大体何か忘れ物があるものです。

同じ理由でタックルは可能であれば2セット持っていくことをお勧めします。ロッドが折れたりリールが壊れたりした場合に釣りが続行不能になってしまいます。

道具は多少多くなっても渡船ですので、重さは気にしなくていいですが、
・ロッド(ロッドケース)
・クーラーボックス
・バッカン(タックルバック)
の3点にまとめておくことをお勧めします。

ロッドはケースに入れておくほうがいいです。
結構皆さんタックルをセットした状態で乗船される方がいらっしゃいますが、それを見て真似をすると痛い目を見るかもしれません。
潮位や潮流、風などで渡礁(沖堤に上がるとき)が不安定で上下にも結構揺れます。初めての時は特にビビります。
なので先に荷物を堤防に渡してから、最後に片手をフリーにした状態(揺れが大きい時は両手をフリー)で自らが渡るようにします。
ある程度雑に扱ってもいいような道具のまとめ方にしておかないと、不慣れなうちは道具を気にしている余裕はないですよ。

あと水分は自分が必要と思う倍の量は持っていくようにしましょう。日陰がないので、水分補給は生命線です。
ちなみに自分の場合、今の時期であれば6~7時間の釣行で500mlを5本は最低持っていきます。


③渡船場所へは30分前に到着するようにしましょう。

今回津田一文字には「サンライズ渡船」さんにお世話になりました。渡船場所は津田の木材団地にあります。
サンライズ渡船さんの場合、予約の時に「何時に出発したい」と伝えれば希望の時間に渡船してもらえます。朝一番の渡船は時期により変動し、基本的に日の出の時刻に渡船してもらえます。予約の時に確認してください。

万が一渡船時間に間に合わない場合は船頭さんに連絡しておけば、ほかのお客さんがいる場合は定刻に出発し、船が帰ってきたらもう一往復してもらえます。
自分だけの場合は出発時刻をずらしてくれますが、早めの到着を心掛けましょう。

渡船場に到着したら荷物を固めて置いて船頭さんが来るのを待ちましょう。今回の荷物はこんな感じです。

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ちなみに渡船利用者は必ず救命胴衣の着用が義務となります。どんなタイプでもいいので着用した状態で渡船に乗り込みましょう。


④渡船に乗り込んだら荷物を固めて、船頭さんに迎えの時刻と渡船先を伝えましょう。

船頭さんが到着したら、いよいよ船に乗り込みます。
この時、一人の場合は慌てず一つずつ荷物を載せればいいです。ほかにお客さんがいる時は、「荷物渡しましょうか?」と尋ねてみるのもいいでしょう。二人で荷物の受け渡しをすれば楽でスムーズです。

荷物は端の方にひと固まりにして、邪魔にならないようにしましょう。

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荷物を置いたら、船の後方に移動しましょう。前にいると次に乗ってくる人の邪魔ですし、船頭さんの出船準備の邪魔になります。
人がいっぱいで後ろのスペースがない場合は、邪魔にならない所に座っていましょう。

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船が移動を開始したら、内湾にいるうちに渡船代(一文字の場合1000円)を渡して、渡船場所と迎えの時間を伝えましょう。

渡船場所は、一文字であればルアーマンなら
・白灯(新町川側)
・コーナー(L字型の一文字の角の部分)
・赤灯(勝浦川側)
の三か所から選べばいいです。
初めてならとりあえず「コーナー」に行ってみてください。

迎えの時間は、朝方だけの方もいますし12時までの方もいます。その日の潮止まりまでみたいな感じで決めてもいいでしょう。日中であれば、夕方まででも。渡ってから電話で変更することも可能です。

内湾は穏やかでも、湾の外に出ると結構うねりがあることもあります。その時に立っていると危ないですし、船の前の方は波しぶきがかかりますので、おすすめは船頭さん(運転席)の後ろが快適です。

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そうこうしていると、一文字が見えてきました。

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渡船場所に近づいたら、船の前方に移動し準備をします。

ここで注意点ですが、船頭さんは船の先を見ながら運転していますので、先に立つのは船が確実に堤防にピタッと着いてからにしましょう。すべての荷物を渡し終え、自身が渡ったら船頭さんに合図しましょう。



さて到着です。こちらの先に見えるのが「白灯台」
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こちらの先に見えませんが「赤灯台」があります。
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かなり広いので、海をよく観察して自分の思うようにやってみてください。


年間通していろんな魚種が狙えます。普段は基本的にはシーバス狙いで来てます。

今回自分は、ジグ(60g以上)限定という縛りで釣行しました。ジグの使用感とロッドとのバランスの確認を兼ねての釣行です。この時期は太刀魚が狙って釣れそうですね。



まずはいつものゲスト!エソ

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これでボウズ回避、安心です。

せっかくジグを使うのでなるべく深場にいる太刀魚を狙いたいですね。


場所に対してかなりのヘビータックルを使ってますが、そんなことは気にせずジグを動かしているとなかかなのアタリがあります。が乗りません。

アシストフックのサイズを一つ下げて再投入。今度はフッキングしたようです。

あんまり引かないけどすごい引き抵抗がある、あっそうゆうことか!

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お腹にフッキングしてしまったのか。

今度は少しジャークとフォールの間隔を変化させてみる。

よしヒット!

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今度は口にフッキングしましたね。


ジグってほかのルアーとは違う操作して掛けるって感じが強くて奥が深そうです。これから勉強ですね。



⑤迎えの渡船の30分前には片付けに取り掛かりましょう。

津田一文字には二つの渡船屋さんがあります。津田と沖洲から出てますので、アクセスのいい方を選べばいいと思います。
迎えが来た時に自分が初めての時は、船がどっちかわからなくて焦りました。
全然船の形が違いますので、自分が乗ってきた船を忘れないようにしてください。たまに間違えて乗る方がいらっしゃるそうです。

「サンライズ渡船」の場合、帰ってきて船を降りてから料金を払っている方もいらっしゃいますので、払い忘れた方はこのタイミングで渡船代を渡してください。


船頭さんに釣果を伝えると、渡船日記に書いてくれます。

その情報を見てから釣りに来られる方もいらっしゃるみたいですが、実際にはたくさん釣れても、情報を広げたくない方もいらっしゃいます。そういった方の釣果は載せていないこともありますので、釣果上がってないからやめとこかっていうのではなく、実際に足を運んでみるといいと思います。



渡船というと少し敷居が高く感じる方もいるかもしれませんが、初心者のころ何度シーバス釣りに行ってもボウズって時に、よくわからないまま一文字に挑戦してそれでも釣ることができました。

ハイシーズンで数取れることもあれば一匹が遠いこともありますが、ルアーフィッシングの腕を磨くには絶好のポイントです。

自分が2~3匹の釣果の時に、同じようにルアーで10匹釣る人と何が違うんだろうって切磋琢磨するのがいいんじゃないでしょうか。


また、沖堤防に持っていくと便利なものなんかを紹介できればと思います。

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