西表 マングローブジャック

この日は30年弱前に1カ月ほど生活した懐かしの西表島
※釣行日2025年5月14日

日本では西表島のみに生息するテッポオウオが出ればと微かな期待を胸に秘め、西表島のジャングルでカヤックフィッシングをすることに

石垣島のガイドさん情報では、石垣島でもマングローブ河川でガイド時にお客さんが奇跡的に釣れたことがあるとの情報
また、そのガイドさんも西表の仲間川でテッポウウオを狙った際に見たことがあるとの事で仲間川に単独釣行

朝一番のフェリー大原行に乗船し大原へ
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河口で観光用のレンタルカヤックを借りて出発

この日は大潮、15時前に干潮で河川を上るには下げ潮を逆行も、幸い風が南風で流れに逆らって吹いているため、背中を押される方向で1キロ強漕いで目的の支流に向かった
行きはこんなに水がある立派な川
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目的の支流でも流れが少々きつく、一定のところにとどまれないためピンポイントで打つのは至難の業

最初は難儀したが徐々に慣れ、石垣島のガイドさん情報のポイントでフローティングのセミルアー等で粘る

こればっかり狙っているとこのままではここまで来てボーズになってしまうため、狙いを変更しミノーで攻める

こんなジャングルでも擦れているのか見切られてしまう

遠目のマングローブの根元の良いところに入った時に
ようやくこの日、初めて魚からの強い曳きが手元に伝わった
メッキ用のベイライナーが弧を描いて徐々に姿を見せる
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それほど大きくは無いがゴマフエダイ
沖縄では通称カースビー、別名マングローブジャック
27センチ

流れが緩やかになり、カヤックを一定の場所にとどめられるようになってきた
誰もいないマングローブの生い茂る河川
聞こえるのはオールを漕ぐ音と、多数の鳥の声
マングローブから聞こえる「プチッ!」という音
この非日常の空気感を味わえるのも西表の良いところ
時間の流れもゆっくりで癒されました
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干潟をピョンピョン飛び跳ねるミナミトビハゼ
通称トントンミ―

更に追加したいところであったが続かず、風も徐々に強くなり出した

他に誰もいないこの場所で、河口までの15時を過ぎると逆流の中、強い向かい風になってしまう事を考えるとだんだん不安になってきた

この辺で正に潮時、河口へ向かって帰ることに

帰りは行きとは全く違う光景
大潮の引きで陸が広がり、カヤックの航路が制限される程

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干潟ではミナミコメツキガニがあちらこちらの水際に大集団

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珍しいクロツラヘラサギ

日常ではなかなか見られない景色を楽しみながら河口までカヤックを進め13時頃河口へ帰還

やはり西表はまた違うところですね

またこの空気感を味わいに帰ってきたいと強く心に染みわたった時間を過ごしました



 

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