釣ったシーバスを食べてみた

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シーバスを食べてみました。
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ルアーを飲んでエラから血が出てかなりのダメージを受けてしまった40cm程度のものを持ち帰り食してみた。
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残念な事に油臭い、それもケミカルな感じ。
ムニエルにしてもあら煮にしても同じケミカルな味がした。

肉のハナマサに行くと千葉県産スズキは1匹¥1000円程度売っているが
普通のスーパーの鮮魚コーナーではあまりスズキを見かけない。
たぶんそれはこの味…
スズキの独特な油臭さがあるからなんだろうな~と、思っていた。

でも、レストランで頂くスズキのムニエルなどはかなり美味しいので何でだろう?と、思い私なりに調べてみた。

油臭さは個体差があることに間違いないが他に理由がありそうだ。

私はプロの料理人ではないが、普通に魚を捌けるので
三枚に卸したり、普通にはできると思っている。
捌くときに内蔵を傷つけない、滑りは徹底して取り除く、
滑りのついたまな板で続けて魚を切らない、など、当たり前にやっている。

血抜きに関してはカマスは無しでしたが、スズキはエラの奥にナイフを入れ動脈だけを切って血抜きをしました。

スズキは元々新鮮な物は洗いにして刺身で頂くというが
この洗いにスズキの独特な臭みを消す工夫があるので、
この時もその方法を用いた。
けど臭みは消しきれない。

何かが足らないんだな~とか、思い
ネットを探ると、色々な記事が出てきた。

牛乳に浸けるとかお酢を潜らせるとか、捌いて直に食さない、等々。

確かに昔、ブラックバスを試しに食してみた事があるが
これも苦労した記憶がある。

その時も三枚に卸した身を一日半くらいチルドで寝かせてからムニエルにすると匂うが何とか食べられた経験があった。

東京湾奥のスズキもそうしてみた。
でも臭みは消えない。

12月に入ってもまだカマスが釣れた。
8月末に釣ったカマスのように食べようと捌いていたら既に匂う。

そのカマスもムニエルにしてみた。
これが不思議、口に含むと鼻を通って抜ける臭みがスズキのものと一緒だった。

とても食べられる代物ではない。

残念。

私が釣りをしているエリアはいなっこが多い。
時々40cmを超えるボラが入れ食いになることがあるが
その時に上げたボラから出る匂い。
何処かで嗅いだ事のある匂い。
そう、シーバスや最近釣ったカマスもこの匂いがする…
サッパもそうである。

何も証拠もないし、研究したわけではないけど
あくまでも私の推測では東京湾の油臭い海の魚を、
特に汚染に強いボラやサッパをメインディッシュにしているフィッシュイーターは、タンカーが行き交う海で泳ぎ、育まれてしまうと「あの臭い」が身にしみ込んでしまうのかもしれない?と…

最近は地元で釣った魚は持って帰って来ないで!と、
家族からは言われる始末…

伊豆の海で釣れたアジは100匹でも喜ばれたのにな~(泣)

今度、プロの板前さんにスズキの捌き方について、東京湾奥で釣った魚やスズキについて聞いてみようかと思っています。

そういえば、地元でもエサ釣り師さんがルアーを喰わない8月頃、
私のとなりで40〜50cmを5〜6本も上げて、
クーラーをパンパンにして持ち帰っていました。
聞いたところ食べるんだそうです。
この方が食べられると言っていたので私も挑戦したのがそもそもの経緯です…
今度お会いしたら美味しいのか?
どんな調理方法なのかお聞きしてみたいものです…

また、後日談があるときはBlogにてご報告します。

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