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▼ 紅葉の渓谷スズキ
- ジャンル:釣行記
前回のつづき
と、いうことで、寝た。
むっちゃ寝た。
しっかりと11時間。
もともとよく寝るタイプ。
遠征行くと「あんた、全く寝ないね」と、同行者からよく言われるが、実は隙を見てすぐに寝るから釣りが続くのだ。
移動の隙に30分
時合い待ちで15分
友達がコンビに寄ってる間に10分
それをちょこちょこ組み合わせる事で、遠征はシッカリと釣りをすることができる。
だが最近は、そのちょっと・・・が、気が付くと朝になってたり・・・も(汗)
今回の釣りは、実釣時間は長くても3時間しかないし、狙うべき時間も明確になっていることから、恐らく「間が持たない=眠い」なんて言う感覚は全くないと思う。
「ちょっと近所に釣りに行く」とは言えない距離を走り、到着後に即ポイントへ入り、集中状態での3時間を終え、定刻9:30までに埼玉帰着という、まるでトーナメントのようなスケジュール。
珍しく、「何が何でも魚を釣りたい」という楽しさも加わり、その為には第1条件で「寝不足はありえない」と考えた。
それが昨晩の11時間睡眠。
翌朝8:30出社。
仕事を終えて17:30に社を出て帰宅し、さっさと食事をして子供とお風呂に入り、子供より先に寝る。
24時に起床、そして出発。
こういう時はたいてい車をぶっ飛ばして・・・なんて思うだろうが、今回ほど集中した状態になってくると、じつはあまり無理をして急ぐことをしない。
それよりもイレギュラーが発生する確率を減らす事。
全体的な空間をコントロール下に置くイメージで、ゆっくりそれなりの速度で疲れずに、なおかつ休憩を取らずに、目的地に到着することを優先する。
結局、それでも予定時間を少し超えて現着したのは、途中の濃霧の影響で速度を落としたことによる。
でも、疲れていないってことはすごく大事だし、時合いには十分まだ余裕がある。(そういうロスを考慮して計画を立てている)
駐車場にはTAKEさんが、仮眠を取りながら待っててくれた。
彼の方が家から全然近いのに、ココで「待っててくれた」という事が本当に嬉しい。
「先に入ってるね」もできるし、「着いたら行くね」もできるのに・・・だ。
挨拶をしてさっそく準備をし、10分後に水辺に立った。
1ヶ月に、目の前に答えがありながらも、肺炎で諦めたそのフィールドを前にする。
まだ完治したわけでは無いが、ココからの三時間は全力集中して魚を獲りに行く。
さて、この川。
人はあまり来ないし、魚も年がら年中居るわけでは無い。
それでもある一定の条件が揃えば、かなり良い釣りが出来る事が、この3年で見えてきた。
もちろんそれは私ではなく、TAKEさんが時間と労力を使って導き出したものだ。
たまたま通りがかった時に目を付けて、最初に手を出すときから相談し、その後も色々と話をしながらやってはきたが、埼玉からそう高い頻度で通うわけにはいかない距離にある。
今ではすっかり「TAKEさんの所へ遊びに行くね」的なノリになったが、正直、この川はその情報が無ければ、かなり難しいかもしれない・・・と思う。
一般的なシーバスが狙える川の中では、例が無いほど浅いのだ。
しかも、砂利や砂底ではなく、そこはハードボトムと立木が絡む。
もう一つおまけに言うと、立ち位置的にダラッとしたダウンの釣りが成立しない。
ゆえに時合い、そして使えるルアーがかなり限られてくる。
あるレンジ、一定の距離で食わせなくてはならないアクション、そして降雨ですぐに濁りが入る河川。
たぶん、そういう条件が、釣り人の足を遠ざけてきたのかもしれない。
それは自身も3年通ってなんとなくは見えてきている。
TAKEさんから直近の状況を聞いて、あとは自分なりにゲームを作っていく。
何か所かしかない立ち位置(これはウェーディングをしたとしても、地形的に成立するポイントが少ないからこそ)を、水位変動に合わせてアドバイスをもらいながらずらしていく。
ボイルは起きないが、必ず魚は居ると信じてキャストをする。
少し離れた位置で、TAKEさんが一発獲った。
ここ数日は、まとまって釣れる感じではなく、ポツポツと朝まで拾える感じだという。
ただ、やはりキモはある。
ある程度ルアーを絞ってローテーションをすることにした。
ゴッツォ12(F)と15(HIF)、そしてバボラ(F)。
ただ、ルアーサイズにもこの場所はシビアなイメージがあり、去年の釣りでもルアーサイズを落とすと口を使う事が多々あった。
まもなく森の隙間から除く東の空が明るくなりだしたので、ゴッツォ15をローテから外し、12のカラーローテをする。
基本、朝マズメはゴールド系が強いけど、かなり濁りのある川なので抑えでパールホワイト系と回す。
この時点でTAKEさんが魚を獲った。
こういう展開は焦りが顔をだす。
アレかな?コレかな?と、リズムが悪くなっていくのだけど、あとは自分一人の問題なので、とにかく迷わずに自分の釣りを通す。
水位が落ち着いたところで夜が明け、やっと一回目の反応を取れた。
どうも今回は、反対岸のギリギリにルアーを入れ、かなり短い距離で食わせないといけない様子。
明るくなって、そこへルアーを通せるようになってきた。
ゴッツォ12(F)のゴールドに戻し、良い所へ入ったな・・・と思ったときに、痛烈なバイト。
フルキャスト先のフッキングはかなり甘くなるので、寄せの最中で魚が手前を向いている時に追い合わせを一回。
それをきっかけに暴れて下流へ走るが、バットでためて一回魚を浮かせてみる。
朝もやの川面で、派手にテールウォークをするその姿に見惚れる。
まずまずのサイズなので丁寧に寄せて、最後の攻防をしのぎオーシャングリップでキャッチした。
朝日が対岸の紅葉を染め出す。

この写真を撮りたいために、短時間勝負を覚悟してここまで来た。
ヒレを傷つけたくないので、ネットは極力使わない。
スタジオオーシャンマークの、長いフィッシュグリップが活躍。
TAKEさんが満身の笑みで「ホッとしたよ~♪」とこぼす。
ごめん、1ヶ月も掛けちゃった。
その後、まだ反応があるので、思い思いにルアーを入れていく。
バボラ(F)で超絶に良いサイズを掛けて、最後の最後、ランディングの浮かせで無理をしてしまいフックが折れた。

フックが折れるには色々と理由があるだろうが、まずは自分の技術不足のせいにしておきたい。
その上で、もう一度システム全体を考え直すと思う。
なんせ、スタッカート89で新品フック折れは初めてなので。
もちろん獲れれば良かっただろうけど、それ(その釣り)はまたの機会という事で。
今回は何よりも、TAKEさんの誘いが無ければ、恐らく1年は念が残る事になったであろう釣りがクローズできたこと。それを喜んで終わりにしたい。
たとえ、翌日にランカーラッシュが来たと聞いても(笑)
■タックルデータ
ロッド Tulala ハーモニクス スタッカート89
リール シマノ レアニウム4000
ライン PE1号
リーダー ナイロン22lb
ルアー ハルシオンシステム ゴッツォ12(F)
ウェーディングギア アングラーズデザイン
ランディングギア スタジオオーシャンマーク
と、いうことで、寝た。
むっちゃ寝た。
しっかりと11時間。
もともとよく寝るタイプ。
遠征行くと「あんた、全く寝ないね」と、同行者からよく言われるが、実は隙を見てすぐに寝るから釣りが続くのだ。
移動の隙に30分
時合い待ちで15分
友達がコンビに寄ってる間に10分
それをちょこちょこ組み合わせる事で、遠征はシッカリと釣りをすることができる。
だが最近は、そのちょっと・・・が、気が付くと朝になってたり・・・も(汗)
今回の釣りは、実釣時間は長くても3時間しかないし、狙うべき時間も明確になっていることから、恐らく「間が持たない=眠い」なんて言う感覚は全くないと思う。
「ちょっと近所に釣りに行く」とは言えない距離を走り、到着後に即ポイントへ入り、集中状態での3時間を終え、定刻9:30までに埼玉帰着という、まるでトーナメントのようなスケジュール。
珍しく、「何が何でも魚を釣りたい」という楽しさも加わり、その為には第1条件で「寝不足はありえない」と考えた。
それが昨晩の11時間睡眠。
翌朝8:30出社。
仕事を終えて17:30に社を出て帰宅し、さっさと食事をして子供とお風呂に入り、子供より先に寝る。
24時に起床、そして出発。
こういう時はたいてい車をぶっ飛ばして・・・なんて思うだろうが、今回ほど集中した状態になってくると、じつはあまり無理をして急ぐことをしない。
それよりもイレギュラーが発生する確率を減らす事。
全体的な空間をコントロール下に置くイメージで、ゆっくりそれなりの速度で疲れずに、なおかつ休憩を取らずに、目的地に到着することを優先する。
結局、それでも予定時間を少し超えて現着したのは、途中の濃霧の影響で速度を落としたことによる。
でも、疲れていないってことはすごく大事だし、時合いには十分まだ余裕がある。(そういうロスを考慮して計画を立てている)
駐車場にはTAKEさんが、仮眠を取りながら待っててくれた。
彼の方が家から全然近いのに、ココで「待っててくれた」という事が本当に嬉しい。
「先に入ってるね」もできるし、「着いたら行くね」もできるのに・・・だ。
挨拶をしてさっそく準備をし、10分後に水辺に立った。
1ヶ月に、目の前に答えがありながらも、肺炎で諦めたそのフィールドを前にする。
まだ完治したわけでは無いが、ココからの三時間は全力集中して魚を獲りに行く。
さて、この川。
人はあまり来ないし、魚も年がら年中居るわけでは無い。
それでもある一定の条件が揃えば、かなり良い釣りが出来る事が、この3年で見えてきた。
もちろんそれは私ではなく、TAKEさんが時間と労力を使って導き出したものだ。
たまたま通りがかった時に目を付けて、最初に手を出すときから相談し、その後も色々と話をしながらやってはきたが、埼玉からそう高い頻度で通うわけにはいかない距離にある。
今ではすっかり「TAKEさんの所へ遊びに行くね」的なノリになったが、正直、この川はその情報が無ければ、かなり難しいかもしれない・・・と思う。
一般的なシーバスが狙える川の中では、例が無いほど浅いのだ。
しかも、砂利や砂底ではなく、そこはハードボトムと立木が絡む。
もう一つおまけに言うと、立ち位置的にダラッとしたダウンの釣りが成立しない。
ゆえに時合い、そして使えるルアーがかなり限られてくる。
あるレンジ、一定の距離で食わせなくてはならないアクション、そして降雨ですぐに濁りが入る河川。
たぶん、そういう条件が、釣り人の足を遠ざけてきたのかもしれない。
それは自身も3年通ってなんとなくは見えてきている。
TAKEさんから直近の状況を聞いて、あとは自分なりにゲームを作っていく。
何か所かしかない立ち位置(これはウェーディングをしたとしても、地形的に成立するポイントが少ないからこそ)を、水位変動に合わせてアドバイスをもらいながらずらしていく。
ボイルは起きないが、必ず魚は居ると信じてキャストをする。
少し離れた位置で、TAKEさんが一発獲った。
ここ数日は、まとまって釣れる感じではなく、ポツポツと朝まで拾える感じだという。
ただ、やはりキモはある。
ある程度ルアーを絞ってローテーションをすることにした。
ゴッツォ12(F)と15(HIF)、そしてバボラ(F)。
ただ、ルアーサイズにもこの場所はシビアなイメージがあり、去年の釣りでもルアーサイズを落とすと口を使う事が多々あった。
まもなく森の隙間から除く東の空が明るくなりだしたので、ゴッツォ15をローテから外し、12のカラーローテをする。
基本、朝マズメはゴールド系が強いけど、かなり濁りのある川なので抑えでパールホワイト系と回す。
この時点でTAKEさんが魚を獲った。
こういう展開は焦りが顔をだす。
アレかな?コレかな?と、リズムが悪くなっていくのだけど、あとは自分一人の問題なので、とにかく迷わずに自分の釣りを通す。
水位が落ち着いたところで夜が明け、やっと一回目の反応を取れた。
どうも今回は、反対岸のギリギリにルアーを入れ、かなり短い距離で食わせないといけない様子。
明るくなって、そこへルアーを通せるようになってきた。
ゴッツォ12(F)のゴールドに戻し、良い所へ入ったな・・・と思ったときに、痛烈なバイト。
フルキャスト先のフッキングはかなり甘くなるので、寄せの最中で魚が手前を向いている時に追い合わせを一回。
それをきっかけに暴れて下流へ走るが、バットでためて一回魚を浮かせてみる。
朝もやの川面で、派手にテールウォークをするその姿に見惚れる。
まずまずのサイズなので丁寧に寄せて、最後の攻防をしのぎオーシャングリップでキャッチした。
朝日が対岸の紅葉を染め出す。

この写真を撮りたいために、短時間勝負を覚悟してここまで来た。
ヒレを傷つけたくないので、ネットは極力使わない。
スタジオオーシャンマークの、長いフィッシュグリップが活躍。
TAKEさんが満身の笑みで「ホッとしたよ~♪」とこぼす。
ごめん、1ヶ月も掛けちゃった。
その後、まだ反応があるので、思い思いにルアーを入れていく。
バボラ(F)で超絶に良いサイズを掛けて、最後の最後、ランディングの浮かせで無理をしてしまいフックが折れた。

フックが折れるには色々と理由があるだろうが、まずは自分の技術不足のせいにしておきたい。
その上で、もう一度システム全体を考え直すと思う。
なんせ、スタッカート89で新品フック折れは初めてなので。
もちろん獲れれば良かっただろうけど、それ(その釣り)はまたの機会という事で。
今回は何よりも、TAKEさんの誘いが無ければ、恐らく1年は念が残る事になったであろう釣りがクローズできたこと。それを喜んで終わりにしたい。
たとえ、翌日にランカーラッシュが来たと聞いても(笑)
■タックルデータ
ロッド Tulala ハーモニクス スタッカート89
リール シマノ レアニウム4000
ライン PE1号
リーダー ナイロン22lb
ルアー ハルシオンシステム ゴッツォ12(F)
ウェーディングギア アングラーズデザイン
ランディングギア スタジオオーシャンマーク
- 2018年11月20日
- コメント(1)
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fimoニュース
登録ライター
- たけのこのこのこ2025 #7
- 21 時間前
- はしおさん
- 今年もカタクチ調査開始
- 1 日前
- BlueTrainさん
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- 2 日前
- ichi-goさん
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- 3 日前
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- 5 日前
- 濵田就也さん
本日のGoodGame
シーバス
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- 春の一応バチ探訪
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- 月日の流れに早さを感じた久々のサーフ…
- Mitto
釣った魚のうつくしさに注力するのはカッコイイです。
長いフィッシュグリップとはOG3000のことでしょうか?
魚が暴れた時に回転しないグリップでも魚への影響は大したことがないのでしょうか?暴れない?
渓流での釣りで、ルアーマンが釣った魚は汚いのですぐに分かると言われたことがあります。
うつくしい釣りが紹介されて、それを目指す人が増えるとステキだなぁ。
『2018年 もっとも感銘を受けた釣り人ランキング』に勝手にノミネートさせて頂きます(笑)。
アベシゲル
神奈川県