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▼ ムダにルアーを買わない・・・
- ジャンル:style-攻略法
う~ん
なんか最近、と言うか、5~6年前からなのですが・・・
ルアーの売り方って微妙だよね(笑)
正確に言うと、買い方も微妙になったよね。。。
例えば「そのルアーのレンジを、売り手もユーザーもしっかりと理解しているか?」とか。
初心者ほど、それを理解してルアーを集めたほうが良いと思いますよ。
まずはフィールドありきで、次に魚の居る位置。
それに対して、「適切なアプローチが出来るルアー」を基準にして選ぶべきなんだけど、最近はそういう「~~な特性なので、~~な場所で使いやすい」をすっ飛ばして、「アクションが~~で釣れる」とか、「~%飛ぶ」とか、なんかそんなのバッカりなんだよね・・・と。
まぁ売り文句としては作りやすいが。
例えば東京湾の河川で、オカッパリをやるとした場合。
解りやすく、人気の旧江戸河口付近を例えにしてみる。
まず、どう考えても5m以上の釣りは無い。
葛西側から舞浜下でウェーディングすると、ウェットスーツなら3/4までピョンピョンやって行けます。
航路も、良いとこ4mまで。
ただし、部分的な浚渫が入った場所だけ、もっと深い。
昔は舞浜下から歩いて中央牡蠣瀬に行けたけど、7年前に掘られて行けなくなった。
(知らずに行って、ヒドイ目に会った人が多数w)
あの川は、起伏の在るシャローと、千葉側に近い部分の航路で出来ています。
それを大前提で言うなら、深い側に投げて浅い側に引いてくるオカッパリの釣りでは、2m以上潜るレンジのルアーは使い物にならない。
例外的に、ボトムにハイフロートミノーのロングリップをコンタクトさせて・・・なんてのも在るが、そういうマニアックなのは別で、巻くと浮く物を早く使う程度の釣りになえる。(だったらデイは成立するよね)
そこで流行の鉄板。
どこでもカンでも「オカッパリポジション」からぶっ放してりゃ、そりゃぁバンバン根掛かるのは当たり前なのだ。
旧江戸河口の牡蠣瀬、凄い数の鉄板が突き刺さってるぞ。
飛ぶ、絡まない、レンジキープだのなんだのは売り文句でどうでも良いのだが・・・その前に「ちゃんとアクションする速度で、なんメーターのレンジを引いてこれるのか」が、いまいち売り手からも伝わらない。
まぁそれでも釣れりゃぁまだ良いのだが、それをドシャローの牡蠣瀬が在るエリアでやりゃぁ、それなりの速度で引かなきゃ即牡蠣ヒット。
だけどリフト&フォールが釣れるんだと、メディアアングラーが言ってます!と・・・
根掛りとバイトの差も解らない状態で、とりあえず違和感で全部ロッドを急にひったくる(「あわせる」とは、お世辞でも言わん)から、魚か地球かをバクチでやっちゃう。
そりゃぁアンタ、いくらルアー在っても足りませんよ。
まして「いくらでも物をもらえる」なんていう立場の人と同じ事やってちゃ、あっという間に小遣いなんて消えてしまいます。
まぁ唯一の救いは、鉄は錆びるから・・・なんて?
バカ言うなよ。
夜中にそれ踏むの、俺らなんだってば(涙)
アサリ獲りのおっちゃんも怒ってるぞ。
まずはルアーを買う前に「このルアー、どのレンジを泳ぐのかな?」を考えてみてほしい。
当然、
・巻くと潜って、在るレンジで止まる(リップがあろうが無かろうが、ミノーはこの類い)
・巻くと浮いてくるけど、速度を遅くすると上がりきらない(バイブやシンペン等)
ただし、フローティング、シンキング、それぞれに違いが在る。
何でもいいから、初心者ほど幾つかの「一定のリトリーブでレンジが異なるルアー」をそろえて欲しい。
そしてフィールドでは、できるだけ根掛りしないように、ストレス無く巻いてこれるルアーから始める。
もしも魚がボトムなんじゃないか?と思ってしまったなら、ソコから少しずつ手持ちのルアーでレンジを下げていく。
上手な人は刻みが細かいが、最初から5cm刻みでやる必要なんか無い。
30cmでも良い。
なんとなく中間が引きたいなら、早く引くと浮く物でもいいし、遅く引くと下がるものでも良いから、速度を変えて探ってみる。
そうすると、自然に引き抵抗に神経が行くから、「あれ?なんかこの辺りは流れが違う?」なんて事につながるはず。
そこでもしバイトなんか出ちゃったら、高確率で1つ釣りが上手くなったと思って良い。
たまにぶつかるボトムに気が付いたなら、それ以上レンジを下げることをしない。
出来れば、15cmくらいレンジを上げる気持ち。
そうすると、勝手にロッドが立つ事になる。
ラインのメンディングも気にするようになる。
かっこだけで立てても、バラシが増えるだけだ。
そのうち、「こりゃぁボトムじゃない」っていうバイトが出るから、そこでまた1つ釣りがうまくなるはず。
その数をこなすと、意外と簡単に「ボトムとバイトの違い」なんてのは覚えられる。
そして知る。
軽いルアーをボトムに送り込むことのメリットや、そのために必要な道具のバランスのことなど。
ロッドの感度の恩恵が出るのは、この辺りからの話し。
個人的には、このボトムタッチ意外の釣りでは、もう十分すぎるほどロッドの感度が在ると思ってる。
アクションがロールだのウォブルだの強いだの弱いだのはもう少し後にして、レンジを刻むルアーをそろえていく事を大前提に、幾つかのルアーをそろえたほうが上達も明らかに早くなる。
でも、最近はルアーの売り文句でその辺りを明確にしたメーカーが減った。
何でかな?
当然ユーザーは、様々な情報を基にルアーを「釣れるのではないか?」と思って買う。
その「釣れるのではないか?」を創出する商業アングラーは、釣果を出すことが売るのに手っ取り早いという事を知っている。
まぁね、釣果は大事だよ。
私もなんだかんだと、たまに釣果を全面に出す事もあります。
でも、なんか違うと思うんだよね。
初心者にドンだけお金を使わせるのか・・・
餌釣りをやったことの在る人は、棚取りの重要性を知っていると思う。
ルアーはエサよりもアバウトでは在るが、移動して面で使うことになるのでレンジと言う概念になる。
上手な人ほど3次元で釣りを組み立てるのは、どの釣りも一緒。
「ルアーって消費戦でお金掛かるよね」と思い込む前に、使い手次第でも変わることを知って欲しいなと最近思う。
あ、買うのが趣味なら別の話しで(爆)
あ、買うのが趣味なら別の話しで(爆)
- 2013年7月18日
- コメント(5)
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シーバスはホントお金掛からない釣りだよね。
それに比べてバスは釣れても釣れなくてもチョイチョイお金が出てく(笑)
ゆなじろう
東京都